「早くリーダー経験が詰みたい」という声を聴くこともあります。
そこで今回は自分の経験を振り返ってみようかなと思います!
私が初めて経験したリーダーは家電量販店の携帯コーナーの責任者という立場でした。
任命された時期は新卒入社後1年10カ月くらいのタイミングでした。
上司から挑戦してみないかと声掛けがあり、正直不安ばかりでしたがせっかくのチャンスなのでとりあえずやってみようという想いで承諾した覚えがあります。
リーダーをやって大きな失敗から学んだことがあります。
私がした失敗は数字のことしか見なかったことです。
自分の店舗の数字の責任がすべて私になり、数字を上げないといけないという気持ちが空回りしてしまい自店舗のスタッフに対して無茶な指示出しをしていました。もちろんそんなマネジメントではスタッフ自身のモチベーションも上がりませんので、店舗の数字も伸びません。数字が伸びないと焦りが出て伸びない分は自分でカバーしなきゃとなりどんどん疲弊していきました。結果上司に相談して一旦リーダーを降りることになりました。
その間は、優秀なリーダーの元で店舗の副リーダーのポジションでリーダーの動き方を学びました。
そこで自分との決定的な違いに気づきました。それは一人一人と向き合っている事です。
具体的にいうと本人の性格や気落ちに合わせた役割の与え方や指示の出し方をしていたり、業務外のコミュニケーションも多く取っていたことです。お店の数字も良くてエリアで1位や2位をキープしていました。
この経験から、マネジメントの難しさや数字だけを考えた行動は成果に繋がりにくいことを学びました。マネジメントに関してはまず相手のことを知ることが大事で、知るためには何気ないコミュニケーションにも意味があることに気づきました。
相手を知ることができれば適切な指示出しができたり、少しの様子の変化からモチベーションの上がり下がりにも気づくことができ、そこに合わせて関わり方を変えることでMAXのパフォーマンスを発揮させてあげることができます。
こうしたプロセスを積み上げることで初めて数字という成果に繋がるので、変に近道をしようとせず着実な前進をより大事にするようになりました。
余談ですが、一度リーダーを降りて半年くらいしたのちに復帰のチャンスをもらい、以降は学んだことを活かし店舗数字を上げてエリアに貢献することができました。
リーダーというものに挑戦することで見えてくることもあります。
早く経験積みことで切り開ける視座もあります。
社会人になってからもチャレンジ精神をもって挑戦していくことは自分の成長につながっていくのではないかなと経験を振り返り感じています・・・・
みなさんもぜひその気持ちをもって挑戦していってほしいです!