面接では、自分の経験を語る場面が多くあります。
むしろ面接では経験を語る時間がメインと言っても過言ではありません。
面接官にどんな経験を聞かれるんだろう-
何を深掘りされるんだろう-
と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
では、なぜ企業は学生のみなさんに経験を聞くのでしょうか。
まず前提、私たち人事は(少なくとも私たちの会社では)「学生時代にしたすごい経験」を求めているわけではありません。
日々の仕事ってすごくすごく地味じゃないですか。
仕事で成果を出すためには、小さなアクションの繰り返しが大事です。
思考を巡らせてとにかく行動を起こし、周りの協力も得ながら目標に向かっていくわけです。
だからこそ、選考時に話してほしい経験は「周りと比べて輝かしい経験」ではなく、「成果を出すために自分なりに行動してきたことや積み重ねてきたこと」です。
なぜ「あなたの経験」を聞くのか、という問いに対しての答えは、「入社後どのように物事に取り組み成果を出していくのか」をイメージするためだと私は考えています。
その中で、大切にしている価値観や思考や行動の特性・周りとの関係性など複合的に理解し、自社とマッチするかどうかを見ています。
アルバイト、ゼミ、サークル活動、SNS運用などなど・・・
本当にどんなことでも良いので、自分がやってきたことを振り返ってみてください。
そして積み重ねてきた行動を言語化してみてください。
それをそのまま選考時に伝えてもらえたら良いのです。
「振り返っても自分には話せることがない!」という方は、今やっていることに対しての意識を変えてみてください。日々の行動・仮説・検証を繰り返して成果に繋げられるよう意識して取り組んでみてください。
それこそが社会人になるための土台になる大切な大切な経験です。
ぜひ面接であなたの経験を聞かせていただくことを楽しみにしています★
最後まで読んでいただきありがとうございました!