みなさんこんにちは!
最近の円安について内航船に与える影響について思うことを述べてみたいと思います。
思い返すと、少し前まで1米ドル100円前後でした。
それが、日本が金利を上げられなくなって久しくなり、今年度より、とうとう円安が止まらなくなってきています。
内航船も円安の影響は受けており、備品や修理代、船体価格の相当な値上がりが続いています。
日本全体が社会保険料や税金もじわじわと上がり続けており、給料を上がていかないとみんなの手取りがじわじわと減っていく状況です。
手取りがどんどん減っていく、物価はどんどん高くなっていく、世界から見て日本はどんどん安くなっています。
よく言えば、顧客を大事に考える日本人がもしかして安くて品質の高い労働力として世界から重宝されてくる時代がこれからやって来るのかもしれません。
日本の人口減少ももはや止められなくなっていますので、円安もそれに釣られて進んでいくことは想像できます。ですのでこれから、いろんなものがだんだんと値上がっていくだろうと想像できます。
船員は海上大量輸送を可能にする唯一の職業です。
また、内航船員は国土全てが海に囲まれている日本沿岸より20海里(37km)内を航行し大量輸送を続け、日本人の生活を永遠に支えていかなければなりません。
これから残ると予想される職業はどの職業も貴重ですので、その給料は自然に上昇してくると思います。
この業界に関わってみて分かるのですが、内航船員の職業は永久的に残っていく職業なんだろうと実感できます。
内航船も自動運航の技術が今後少しづつ取り入れられると思いますが、陸上道路と海上は違いますので、陸上道路のように目指す無人化は無理でも省人化はある程度可能なのではないかと想像します。
そうすると、内航船員が減少しても少人数でより多くの船舶を動かすことができる日が来るのではないかと弊社では前向きに捉えています。
そうなると、内航船員一人当たりの単価は更に上昇に転じると予想しています。
それに加えて、これから円安もじわじわと進む事を予想しつつ、弊社では現在じわじわと貴重な職業である内航船員の人件費を上昇させていくべく目下計画中です。
このお話に興味のある方々へ、内航業界に携わってみませんか?
WEB会社説明会では内航船員の仕事以外の内航業界全体のお話も予定しています。