みなさんこんにちは!
今回は弊社船舶の一つを紹介いたします。
船名は
鶴宏丸(つるひろまる)
です。
この船舶は国内で主に、ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料(飛行機用燃料)を運んでいます。
積載量としては、最大約2,100KL程度(タンクローリーで100~150台分)を一度に運ぶことが出来ます。
製油所で当日積載した危険物を、皆さんの寝ている間も24時間体制で船内交代しながら運航し、例えば次の朝に間に合うように油槽所の港へ運んでいます。
話は変わりますが、
この船舶のサイズは本来は90m位にすれば、細長く燃費のよい船型にすることが可能なのですが、実際は75m前後で建造されることが多いです。
全国の港の岸壁の深さや長さがバラバラなので、どこでも着桟(着岸)できるように、短く、浅く建造して欲しい、でも、積載量は出来るだけたくさん積載できるように・・・、と、お客様から様々な(無理難題な?)要求に応えつつ、建造時の造船所さんとの打ち合わせで船舶の形が最終的に出来上がります。
例えば、家を新築される場合に、設計士さんとああでもない、こうでもない・・・・、と入念に打合せをし、最終的に発注されると思いますが、それと似たような打合せを行っていると想像してもらっても良いかもしれません。
ところで、この危険物を運ぶ特殊な船は何名くらいの人に操船頂いていると思いますか?
それについては、次回以降のブログで紹介いたします。