これが私の仕事 |
半導体エンジニアとして理論を形に! 私が今従事しているのは、自動車向けパワー半導体の開発プロジェクトです。半導体設計会社を顧客として、その理論を実際の製品として形にすべく、最適な製造方法を開発しています。半導体集積回路はシリコンウェハー上に様々な微細加工(プロセス)を繰り返すことによって形になります。それら様々なプロセスの組み合わせ(インテグレーション)を試作し、要求される電気特性を満たす半導体を作り出すことが主な使命です。プロセスには様々な種類があり、それぞれに専門部署があります。私の所属するプロセスインテグレーション部は、特に電気的な視点を持って各専門部署と連携を取り、試作品の開発を進めています。すべてのプロセスに広く関わることができるというのが、大変でもあり面白い部分でもあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
目標とする特性をスケジュール通りに達成! やはりエンジニアとして一番嬉しいのは目標とする特性を達成できた時です。つい最近、プロジェクトとして最初の試作品が完成しました。ただ、今従事しているプロジェクトは当社として開発経験が少なく、さらにスケジュールもタイトなものでした。そんな中で、いかに最初の試作を目標に近づけられるかが重要でした。文献調査を行い、シミュレーションや他のプロジェクトで培った経験を活かしたりとチーム全体で試行錯誤しました。開発スケジュールを守るため、各プロセス部署にも短納期で対応してもらったりと苦労した時期でした。その努力のおかげで、最初の試作品で目標よりも良い特性を達成することができました!決して私一人では成しえなかったことなので、色々な人とコミュニケーションを取りながら仕事を進める必要性を改めて感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
世の中に必要不可欠な半導体!日本初の本格的ファウンドリ! 2016年、私が就職活動していたとき、「今後世の中で必要不可欠になっていくものはなんだろう」という視点で活動していました。当時、明確な答えを持っていたわけではありませんでしたが、一つの答えとしてスマホが爆発的に普及したということもあってなんとなく半導体に注目しました。その中でUSJC(当時は三重富士通セミコンダクター)を選んだ理由として、当時のホームページにあった「日本初の本格的ファウンドリ」という文言に惹かれたことが挙げられます。ファウンドリは製造に特化しているということで、世界中の半導体設計会社を顧客にできる可能性があります。それにより様々な技術に触れられそうというところに魅力を感じました。あと、個人的に私の地元に近いというのも魅力的でした(笑)。 |
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これまでのキャリア |
第一インテグレーション技術部(4年間) → 第二カスタマエンジンリング部(1年間) → プロセスインテグレーション部(現職・1年間) |