これが私の仕事 |
融資案件の審査、貸出手続と貸出金の管理業務全般(返済・保全等) 融資の相談・受付から始まり、審査して最終的な貸出手続をするまでを担当しています。「融資」して終わりではなく「返済」で初めて完結するため、貸出後の管理業務全般(返済、保全等)が私の仕事の中心です。また、当庫が保有する貸出金について、営業店での一次資産査定業務も行っています。
この業務は法務、税務、財務等の幅広い知識と、「どれだけ場数を踏んだか」という経験が非常に重要です。お客様の人生は勿論、当庫全体の業績にも大きく影響します。責任が大きく一つのミスも許されませんが、希望者が多い中で当庫の「資産」を取扱う融資業務を任せて頂いている事に、喜びとやりがいを感じています。「融資の基軸」を逸脱しないように各種規定を熟読して正確な事務手続を心掛けています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「貸すも親切、貸さぬも親切」~貸出だけが融資の仕事ではないと感じた瞬間 融資役席となって数ヶ月後、ある企業の代表者から「運転資金を借入したい」と相談を受けました。しかし、業績良好とは言えず、早期の対応が難しい事を説明すると、「担保もあるのに、何故貸さないのか。商売する気があるのか」と叱責を受けました。「その場しのぎ」の借入ではなく、根本的な原因の解決が最優先である事を何度も説明しました。最初は納得頂けず、ご理解を頂くまでに何ヶ月もかかりましたが、問題点と解決策を代表者と共に検討し、後々の新規融資に繋げる準備をする事ができました。私の異動の際に「あの時、最初に断ってくれたから自分達の問題点が把握できた。あのタイミングですぐに借入しなくて本当によかった」と言って頂き、「貸すも親切・貸さぬも親切」という言葉を実感し、私の金融機関人としての基軸となっています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
最終面接における役員からの一言~「金融機関」に対するイメージの変化~ 私は理系大学の文系学部に在籍し、プログラミングや情報処理・システムデザイン等を専攻していました。従って、会計や経済の知識は皆無で、就職先に金融機関を選ぶ事には迷いもありました。実際、当庫の最終面接で、役員の方から「学校で学んでいる事とは全く別の分野だけど、大丈夫?」という話もあり非常に悩みました。ただ、当時の役員からは「体力はある?体力があれば大抵の事は乗り越えられる」と言われました。先入観ですが、私は金融機関は堅苦しい印象で、始めから専門知識が必要だと思っていましたので、その一言で「そこまで気張らなくていいのかな」と、良い意味で吹っ切れました。体力に自信はありませんでしたが、「新しい事に挑戦できる環境は用意されている」と感じ、入庫しました。 |
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これまでのキャリア |
宮川支店(営業課:渉外担当3年間)→下諏訪支店(営業課:渉外担当3年間)→茅野本町支店(融資課:融資担当3年間)→本店営業部(融資課:融資担当1年間・融資役席1年間)→下諏訪支店(融資課:融資役席現職) |