これが私の仕事 |
オーダーメイドの機械設計を担当。 当社はさまざまな機械をオーダーメイドで設計・開発していますが、その中でも私は主に飲食チェーン店の厨房で使われる装置の設計を担当しています。お味噌汁を自動で抽出するディスペンサーが代表的な製品ですが、それ以外にもさまざまな作業を自動化する装置を生み出しています。
オーダーメイドの機械は、まずは打ち合わせでお客様のご要望を聞いてから、試作機を作ります。設計の仕事は図面作成や受発注の進捗チェック、部品メーカーとの打ち合わせなどです。簡単な試験に使う機械を自作することもありますよ。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
先輩に支えられながら、自分の力で壁を乗り越えられたとき。 設計には試行錯誤が必要ですが、その分解決できたときの喜びは大きいです。現在ある料理に使うソースを自動で抽出する装置を担当していて、最初のころは粘度の高いソースの扱いに苦労しました。抽出の量を安定させるために、まずはソースの特徴を研究しました。そこから手探りで何度も試験を繰り返して、1ヶ月くらいかけて抽出量を安定させることができました。
このとき嬉しかったのが、先輩が自分の成長のためにあえて任せてくれたことです。もちろん質問すれば丁寧に対応してくれましたが、先輩は1から10まで教えるのではなく、考え方の方向性やヒントを示してくれました。おかげでやり遂げることができましたし、技術者としての成長にも繋がったと感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
音楽から機械へ。作るものは変わっても、引き継がれる想いがあります。 学生時代にバンド活動をしていた関係で、最初は楽器メーカーなどを見ていました。しかし就活を進めていっても、自分が本当に何をしたいのかいまいちピンと来なくて、悩んでいたときに紹介されたのがKLASSです。入社の決め手になったのは、会社のHPにあった「真似はされても真似するな!」という言葉。ここにバンドで曲作りをしているときの精神と通じるものを感じて、全く違う業界の仕事だけど、やってみようと決心しました。実際に機械設計をやってみると、何時間もPCに向き合って図面を書くなど、想像していたより地道な作業だな……と思いました。しかしコツコツ粘り強く取り組んで、最後までやり遂げることの大切さはバンド活動と変わりません。それに自分の思い描いたイメージを形にするという点も同じなので、やはり通じるところはありますね。 |
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これまでのキャリア |
2019年4月新卒入社。同月、研究開発本部配属。入社後はインテリア機器の機械設計を担当。
現在は食品機器の機械設計を担当。 |