社会福祉法人淳風会は、情に厚く、素直で飾り気がない「淳」という気風を大切に、お互いの異なる生き方と価値観を認め合える安心、安全な社会づくりに貢献しています。子育て支援11事業、高齢者支援29事業、職員数約570名が一丸となって、地域に根差した質の高いサービスを追求し、ご利用者やご家族の心豊かな生活を支援していきます。
誰かのために働くというのは、身近なことでありながら、責任の大きいこと。淳風会はこうした仕事をしていく上で相手の気持ちを「おもんばかる心」を大切にしています。また人を相手にする私たちの仕事は、決まっているものを割り当てられてそれをこなしていけばいいというものではありません。「志」をもって、一歩先ゆく言動をすべきだと考えます。だからこそ自主性や積極性がないと、仕事にやりがいも感じなくなってしまうかもしれません。逆に自分の意思を持ってなんでも前向きに行動できる人なら、きっと充実した人生を送れるはずです。それを自己実現できるかは自分次第。当法人では充実したサポートで、その「志事」を応援していきます。
私たちのモットーは「常に挑戦し続ける」こと。1990年に法人を設立し、次の年にはケアハウスを開設。その後も次々と介護事業所をオープン。2021年に合併により子育て支援事業が新たに加わり、現在は子育て支援11事業、高齢者支援29事業、職員数約570名、年商約30億円と大規模法人の仲間入りを果たしました。ルーティン化された業務をおこなうことを否定し、常に前向きに、創造的・革新的な取り組みをすることを「挑戦」と位置づけてきました。組織というのは、現状維持だと衰退する。守ってばかりだと、いずれ守れなくなる。だからこそ私たちは、これからも挑戦を続け、先を目指し歩みを進め、未来への可能性を広げていきます。
特別養護老人ホームやケアハウス、デイサービスなどの施設系から、訪問介護や居宅介護支援といった在宅系まで、大阪市内を中心に多彩な介護事業を展開しています。また診療所、認定こども園、保育園、学童保育など、医療・子育て支援もおこない、包括的なサービスで地域福祉に貢献。特に特別養護老人ホームでは医師が常勤していて、ご利用者の安心はもちろん、働くスタッフの学びにもつながっています。またスタッフ個々に合わせた人材育成計画や研修を実施し、より良いサービス提供も追求。若手社員のみの委員会設置といった活発的な組織づくりのもと、スタッフそれぞれが地域に根差す一員として、地域のお役に立てる仕事に従事しています。
事業内容 | ◆介護事業所の運営
特別養護老人ホーム、地域密着型特別養護老人ホーム、ケアハウス、ショートステイ、デイサービス、小規模多機能型居宅介護、地域包括支援センター、地域総合相談窓口(ブランチ)、訪問介護、居宅介護支援、福祉用具貸与・販売 ◆児童施設の運営 認定こども園、保育園(保育所)、病児・病後児保育、地域子育て支援拠点事業、大阪市留守家庭児童対策事業、吹田市放課後児童健全育成事業 ◆診療所の運営 |
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設立 | 1990年5月1日 |
資本金 | 社会福祉法人につき資本金はなし |
従業員数 | 約570名(2022年度) |
売上高 | 約30億円(2022年3月時点) |
代表者 | 理事長 西村 良廣 |
事業所 | ◆社会福祉法人淳風会
大阪府大阪市北区大淀南2-5-20 TEL:06-6450-1121 ◆事業所 大阪府内に約40カ所 |
「高齢者支援事業部」の介護職員の先輩にインタビューしました。 | 前職とび職という
異色な経歴をもつ岸本くん、23歳。 高校を卒業して2年、とび職を経験。 もう一度、学校へと福祉の専門学校に入学。 専門学校を選択したのは、 役立つスキルを身に付けたかったから。 淳風会に入職した決め手はなんですか?と 質問すると「わたしの日」と即答。 「わたしの日」は、淳風会の取り組みの一つで、 利用者さんの「やりたい」をかたちにする日のこと。 「じつは学校でも『夢プロ』っていう 同じようなプロジェクトがあったんですが、 コロナ禍でやってあげられませんでした。 だから、やり残したという思いも強くて。 それで、『わたしの日』というのがあると知って、 興味をもったんです」。 「おいしいものを食べたい」 「山登りがしたい」 「花火がみたい」と様々。 「これ一つとってみても、淳風会の利用者さんへの 思いがわかっていただけると思うんです。 また、職種のカベを越えた一体感もあって」と岸本くん。 たしかに、上司との距離はもちろん、 看護師さんと介護士の距離もちかい、ちかい。 「文字ベースで残した記録を渡すだけではありません。 それだけではどうしても言いたらないことがあり、 不安が残ります。ただ、それ以外の方法だと 手間がかかるのも事実です。 ところが、うちの看護師さんは、 『そうなんだ。じゃぁ、いっしょに 〇〇さんの様子をみにいこうか』って とても気さくに言ってくれるんです」。 この人間関係も、岸本くんオススメの理由。 それ以外にも「幅広く事業を行っているため、 キャリアパス一つとっても様々な選択肢あること。 また、上司や看護師さんともちかく、 心理的な安全性が高いこと。 それに、思い出をつくってあげられる仕事であること」を オススメの理由に挙げてくれました。 ちなみに、岸本くんが企画した「わたしの日」は、 「お寿司を食べたい」という利用者さんの思いへの解答。 その日は本物の寿司職人が登場し、 利用者さんの前で、寿司をにぎってくれました。 「シャリをお粥にしたり、ネタをゼリー状にしたり、と。 だから、本物とは少し違いますが、それでも、 利用者さんがおいしい、おいしいと言ってくれて。 普段はそんなに召し上がらない方なんですが、 その日はいつも以上に召し上がれ じつは、それ以降、食べる量が増えたんです」。 とび職時代にはたぶん隠されていた、 もう一つの表情で、今日も岸本くんは 利用者さんに向き合っています。 「興味がある人は、ぜひ、一度、いらしてください。 みんなでお迎えしますね」。 みなさんにもあたたかいメッセージを送ってくれました。 |
2人の保育士(先生)に話を聞いてみました。 | 先生に会いたいからって、
園に駆けてくる子もいるんだろうなと、 2人の保育士さんと話しをしていて、そう思いました。 子育て支援事業部の 澤田さんと森さん、上、写真の2人です。 澤田さんは、 大阪キリスト教短期大学 幼児教育学科 幼児保育卒、 淳風会に入職して2年目。 森さんは、 大阪城南女子短期大学 幼児教育、4年目の先生。 入職の決め手は?と伺うと 2人とも、「お休み」と、今ドキの先生らしい回答。 「行事とかもあって、土曜日が出勤になることも あるんですが、うちでは、そのぶん、 別日にお休みが取れるようになっています。 これは、ほかの園に勤めているお友達が うらやむところですね」とのこと。 たしかに、お休みは充実していて、 ほかにも、リフレッシュ休暇などが用意されています。 「ただ、入職してみてはじめてわかるんですが、 お休み以上に保育士同士の関係とか、 こちらに入職できてよかった点はたくさんあります」 「人間関係はたしかに自慢したいことの一つですね。 たとえば、行事前になれば、 保育士は図工の職人になったり、 看板の職人になったりするんですが、 困っているとみんなが寄ってきてサポートしてくれます。」 「代わりに子どもたちをみてくれたりするから、 自宅に仕事を持ち帰ることもありません。 私でいえば、自宅でするのはピアノの練習くらいかな(笑)」 2人もそうですが、彼女たちによれば、 園長先生はもちろん保育士がみんな 相手のことを思いやる心を持っているそうです。 もちろん、子どもたちへの視線もあたたか。 お話を伺っている時も、 なんどかお子さんがいらっしゃいましたが、 そのたびに2人の表情が緩みます。 いい先生になれたのも、いい環境があったから。 仕事として、保育士を楽しむ。 そして、保育士として、子どもたちの成長を喜ぶ。 「いろんな園があると思いますが、 ぜひ、うちにも1度、いらしてくださいね。」 こちらは、2人の先輩、保育士さんからのメッセージです。 |
法人本部の山崎さんにもお話を伺いました。 | 淳風会が4社目の山崎さん。
キャリアのなかでいろんな会社をご経験。 最初は、介護の現場でご活躍。 その後も相談員やケアマネージャーなど、 いろんな経験をされて、 いまは採用担当など、 法人本部で淳風会全体を支えるお仕事をされています。 そんな山崎さんに 法人全体で大事にされていることはなんですか?と 質問してみました。 「基本理念にもなっている、おもんばかる心は 全員で大切にしています。 相手のことを思う、と言葉でいうと簡単そうですが、 実践するのはすごく難しい。 だからこそ、一人ひとりお互いの異なる生き方や 価値観を認め合おう。というメッセージは 重点的に伝えるようにしています。 実際に、毎月実施している新入職員向けの研修では 理事長自ら、この理念について語っています。 事業が幅広く、拠点も多いからこそ、 皆が同じ目線を持つことは難しいですが、 この理念はずっと大切にしていきたいと思っています。」 そんな理念を掲げている淳風会ならではの特徴が、 各拠点で話し合いの上、福利厚生制度などを アップデートされている点。 たとえばある施設では、ヨガやカラオケなど 2人以上の職員が集まった場合、 それらをサークル活動として認定をし、 活動の補助金のようなものを出すそうです。 他にも診療所が併設している施設では、 職員の診療費を事業所で負担をし、 職員の医療費負担を減らしているとのこと。 「働きやすさ」も淳風会の1つの特徴なのかもしれません。 最後に、キャリアアップのしやすさについても 教えてくださいました。 「私自身、介護現場からキャリアをスタートしましたが、 働いていると、こういう職種にうつりたい!といった、 気持ちが出てくることがすごくあります。 そんな時、自分がなりたいポジションが埋まっていたり、 自社にはない、という理由で転職をした経験が 私にもありました。 淳風会は社会福祉法人のなかでもかなり大きな規模。 だからこそ、関われる事業やなれる職種の幅が広く、 ジョブチェンジ、キャリアアップがしやすいことは かなり特徴だと思っています。 実際に内部公募を行うことも多いため、 拠点を移動して、ジョブチェンジされる方もいらっしゃいます。 極端に言えば、 高齢者支援事業部から子育て支援事業部に うつることもできてしまいます。 この選択肢の多さは、キャリアを築くうえで メリットに感じてもらえるのではないでしょうか。」 「いろんな選択肢がありますが、 少しでも興味を持っていただけたら、 まずはお気軽に、 説明会や施設見学にお越しください!」と 皆さんへのメッセージをいただきました。 |