こんにちは!
近畿金属株式会社の採用担当です。
今回からしばらくに渡り、
当社の製品が活躍するフィールドをご紹介させて頂こうと思います。
当社はディーゼルエンジンのポンプを主に開発するメーカーという事は
何度かお伝えさせて頂きました。
ではディーゼルエンジンがどのような場面で使用されているのでしょうか。
今週ご紹介するのは【農業】で活躍するディーゼルエンジン。
農業の基本的な作業は、
「耕す」
「植える」
「収穫する」
と大まかに分類できます。
人類は太古から全ての農作業を人や家畜の力のみで行ってきましたが、蒸気機関や内燃機関の発明により、今では様々な農業機械が、農作業の省力化・効率化に貢献しています。
耕し、種を播き、収穫する
トラクター
田植えを迅速かつ正確に行う
田植え機
収穫・脱穀・選別を一手に引き受ける
コンバイン
様々な機械が人間や家畜の力にとってかわり、
省力化、効率化が図られています。
そんな農業機械用エンジンがまさに
「ディーゼルエンジン」なのです。
農業機械用エンジンは激しい負荷変動のもとで運転されます。
高負荷での連続運転
エンジン回転数が低い状態かつ高トルクで使用
機械全体が大きな揺動振動
衝撃、炎天下、降雨、泥水のなかやホコリの多い場所での運転
が求められます。
さらに屋外に放置され、
特別な保護シートもかけずに使用されることも多く、
作業は年間を通じて一定せず、使用期間も一定しません。
そういった点から、
耐久性
防水
防塵
が必要であり、
傾斜運転が可能であり、始動性が良く、整備、保守が容易であること。
これらの条件を満たすために、ガソリンエンジンではなくディーゼルエンジンの活用が求められるようになったのです。
EV化の波が押し寄せようとも、
上記の点からEVにとってかわることはなく
実は世界中で広く使用されています。