これが私の仕事 |
自動生産設備(自動機)の機械設計。 私の所属部署では、自社製品を使用した社内向け自動機を開発しています。自動機とは、自動で製品を組み立てる生産設備のことです。弊社の自動機の開発は「機械・電気・ソフト」の3チームに分かれて行います。それぞれの役割を簡単に説明すると、「機械」は自動機の全体デザインから機能を実現するため機構部分の構築を行い、「電気」は電気的な制御、操作基板等の構築を行います。「ソフト」は自動機に組み込まれる各種制御プログラムの構築を行います。自動機の開発において最も大切なことは、機械・電気・ソフトの3つのチームの協力です。自分の担当部分だけをしっかり手掛けるのは当たり前、別のチームと情報交換を行いお互いの設計要望を取り入れていくことが、自動機を設計通りの動作と精度で稼働させるポイントです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の思い描いた装置が形になって動くこと。 自動機を設計する場合、どういう機構を使ってどういう装置を作るのかは、電気担当者・ソフト担当者と相談はしますが、基本的には機械担当者が主となって行います。求められている仕様に対し、真っ白なところから装置の設計をすることになります。購入部品の選定、加工部品の図面作成を行い、それらの部品を手配し、自らの手で組み立てます。さらに、電気担当者・ソフト担当者と協力して装置の立上げを行います。時には想定していなかったトラブルが発生することもありますが、それを乗り越え、最終的に装置が自分の思い描いた姿となって稼動する姿を見る、この達成感はなかなか味わえません。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
製品や設備の開発に深く関われると考えたから。 『規模の大きくない会社』『ロボット』をキーワードとして就職活動を行っていました。『規模の大きくない会社』は私の勝手な思い込みかもしれませんが、大きな会社に入ると製品や設備の要素を任される事になり、1つの製品に対しての構想検討から設計、試作、評価と全体を通して関わる事が難しいと思っていました。そこで、製品の開発に幅広く関わりたいという思いから、キーワードの1つにしていました。現在は、製品ではなく社内設備の開発となりましたが、構想検討から設備導入に至るまでその設備の開発に深く関われる事になり、就職活動中に思い描いていた業務が出来ています。ちなみに『ロボット』は親がアトム好きで「自分ではアトムを作れないが、子どもにアトムを作らせる」という思想の下、そのように洗脳されて育ったからです(笑) |
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これまでのキャリア |
機械設計(半年間)→自動機開発(現職・今年で15年目) |