アサヒロジスティクス株式会社

私たちの社名にもある「ロジスティクス」という単語は単なる物流や配送のことではありません。世の中のモノの流れをコントロールし、適切な場所に適切な量が適切なタイミングで届くようマネジメントするプロ集団が私たち。コンビニに行けばおにぎりがありますが、賞味期限切れ間近のものが大量に残っていることはあまりないはず。それはコンビニがその日の予測をリアルタイムに反映し、私たちがその日、その時間に必要な商品量が1個単位で届くよう、緻密な在庫、物流管理を行っているから。多大なオーダーにミスなく対応できるからこそ、24時間いつでもおにぎりが手に入る、世界的に見ても奇跡のような日本の小売サービスが実現しているのです。

今からおよそ100年前、大正初期に誕生した『横塚運送店』。それが当社の原点です。昭和24年には当時業界でも難しいとされた滅菌前の牛乳“原乳”の輸送にも着手。そこで得た温度管理のノウハウと実績を武器に食品物流を追求し、今では自社オペレーションを確立。センター運営から配送まで一括で担い、お客様からの発注、お届けまですべてを自社で完結しています。「現場の声に素早く対応できる」それが当社最大の強み。クライアントはスーパーやコンビニ、レストラン、居酒屋と多岐にわたります。暮らしと切り離せない“食品”の安定感から業績は右肩上がり！売上高は5年で3割増、23年3月期は429億円の売上高となり、初の400億円を突破しました。

「どんなことがあっても物流をとめない」そのために人財育成にも尽力しています。例えば、管理者に必要なスキルとマインドの確立のため階級別教育制度『アサヒ人財育成大学（ALU）』を構築。社員同士が座学や討論、登山、マウンテンバイクによるダウンヒルといった非日常を通しつながりを深め、切磋琢磨できる環境を整備しました。また、ドライバーとして入社した全員が不安なく実務に入れるよう、自動車教習所を買収。プロの教官が指導しています。エリア拡大、増員のきっかけは東日本大震災での被災地支援。東北・北信越も含め、自社で対応できるネットワークを強化し、食材の輸入、流通加工、BtoC向けなど、幅広い事業領域を育てます。