これが私の仕事 |
半導体製造装置の改善・設計 私の所属している部署は生産現場から改善依頼を受け、その要求仕様を満足したモノを設計する部署です。要求仕様を満たすためにはどのような機構がよいか、また最適な形状、寸法、材質は何か等、モノを製作する前に構想の検討を行います。改善によって製品の品質に影響がでないか、作業者に危険が及ばないか等も重要な観点です。これだけ多くの内容を検討するため、10人いれば10通りの構想案が立案されます。自身が設計したモノには責任が付き物ですが、アイデア次第でオリジナリティを最大限に発揮できるところは非常にやりがいがあります。
最近ではIoT化によって生産設備の稼働状況や製品の不良率などが「見える化」されています。現場からの要望だけでなく、そういったデータを活用して問題箇所を見つけて改善することもあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
半導体製造ラインの人作業を自動化する装置を設計 入社間もない頃で、学生時代も化学を専攻していたので機械設計の知識がゼロでのスタートでした。そんな中、今私が所属している教育部署が新設され異動することになります。異動先での部署では機械設計に力を入れた教育カリキュラムを受講することができ、装置構想をする上で必要な知識を身に着けることができました。それ以降装置構想を1から検討を行い、上司や同じチームの先輩社員にアドバイスや提案を頂きながらもなんとか完成形へと形にすることができました。装置設計の際何度も問題に直面しましたが、そのたびに一番力になったのは上司やチームの先輩社員のアイデアでした。自分で解決できないことでも他の人がヒントや解決策を持っているかもしれません。今後は自分も他の人が困っていれば解決策を提示できるようになりたいと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
設計経験がなくても意欲があれば一年目から設計ができるところ 選んだ理由は3つあります。1つ目は大学時代は工学部ということもあり、ものづくりに携わって自身で何か形あるものを残したいと考えていたことです。当社の会社説明会に参加した際にも1年目から設計を任せてもらえると言ってもらえ、強く印象に残っています。
2つ目は専攻が機械系でなくても設計ができるようになる環境が整っていることです。配属後の教育環境や新入社員につき1人の先輩社員がつくメンター制度などが充実しているため、設計未経験でも力が付きます。実際に文系出身の方も設計分野で活躍されています。
3つ目は拠点が工場のため、生産設備を間近で確認できることです。設備の改善や設計を行う際に、現場・現物・現実の三現主義で取り組めるところは強みだと思います。 |
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これまでのキャリア |
技術部 設備技術G(半年)→技術部 エンジニア育成プロジェクト(現職:2年目) |