これが私の仕事 |
僕はこの仕事が天職だと思っています。 アジの開き、開きサンマ、カレイの干物など開干品の仕入、販売が主な仕事です。全国各地の出荷者から商品を仕入れ、中央卸売市場内の仲卸業者に売っています。会社は若い社員にも担当を任せてくれるので、商品を売る面白さを1年目から感じる事ができました。
また、入社当時、人と違う事をしなければいけないと思っていたので、自分の勤務終了後、仲卸業者の仕事を手伝って客の仕事を覚えるなどして、仲卸業者との信頼関係を構築しました。人と喋る事が元々好きですし、自分の裁量で担当商品を売る事が出来る、僕はこの仕事を天職だと思っています。
僕には、一昨年から後輩社員がついているのですが、アドバイスとして「人を知る事」が大切と言います。販売先、仕入先にどんな人がいるかを知る事が商売に繋がるからです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分のオリジナル商品を作っている。 この仕事で一番面白いと思えたことは、自分の商品を作った事です。僕は自身のオリジナル商品を作りたいと思いました。そこで考えた事は、自分は何を食べたいのか。浮かんだのはニシン。ニシンは旨いのに、数の子に比べ、食べられていないから商品になるんじゃないかと考えました。
いざ製品化しようとしましたが、食べるときの問題がありました。ニシンの中骨が食べるときに邪魔になることです。この問題は圧力をかけて中骨まで煮込めば、骨ごと食べることができるので、メーカーに加圧して製造する事で解決しました。ただ、加圧して煮込むとニシンの脂が滲み出てまずくなることもわかっていました。だから味付けには頭を悩ませましたね。メーカーにアイデアを話して、サンプルをだしてもらい、自分で旨いと思ったものを商品として決めました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
親父を超える為に選んだ場所。 父親が仲卸業者で働いていたから、昔から中央卸売市場は知っていました。人が多く、賑やかでワイワイしている市場が好きだったので、そこで働きたいという気持ちがありました。いざ進路を決める際、高卒の求人があったのが、大水。親と相談して大水の選考を受けました。市場で働いて親父を超えたいって気持ちがあったんだと思います。 |
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これまでのキャリア |
入社後10年程大阪本場支社(本社)で開き物の担当。3年前ぐらいから塩サバの担当。 |