これが私の仕事 |
関西の食卓に養殖鰤(ぶり)を届ける市場の営業 鮮魚部門で養殖鰤の仕入れと市場内仲卸や量販店への営業をしています。仕入先は四国、九州の養殖業者からですね。仕入量は多いときで、1日5トン位です。仕入れた養殖鰤を市場で商談しながら仲卸業者に納品します。あと、量販店にも納品しています。近所のスーパーに行った時、「おっ、これ俺の売った鰤だな」って思うのは、嬉しいですね。自分の商品並んでいるの見た営業なら皆、そう思うんじゃないですか。営業あるあるかな。
売れない日も勿論、あります。天然鰤の入荷が市場で多い日なんか売れないです。どうするか?仲卸さんに頭下げて、買ってもらいます。そこは今まで積み上げてきた信頼関係があるので、買ってくれますね。買い叩かれますけど。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
生産者から言われた「ありがとう」 養殖鰤の担当者になり、生産者(養殖業者)に会いに出張行った時の事です。生産者の方から開口一番「いつも売ってくれてありがとう」って言われた事がありました。すごく印象に残っています。
それまでは、意識していなかったのですが、僕が関西で鰤を売ることで、生産者の生活が良くなる。逆に言えば、僕が頑張って必要な数量を売らないと生活出来なくなるかもしれない。
僕は養殖鰤を仕入れる産地が多く、鰤を消費する人口も多い大阪を担当しているので、色々な方の生活が自分の売る値段に左右される。そう思うと自分の仕事は、人の生活を支える役目を担っているんだなと感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
デスクワークだけじゃない仕事 大水を選んだ理由、その質問は一番難しいかもしれないですね。直接の理由は内定を最初にもらった会社だから。受けようと思ったのは、ペットショップでバイトしていた時、魚を扱うのもいいかなって思ったから。死んでても生きてても一緒だろうと(笑)。深夜の仕事だというのはわかっていたので、早く帰れるなとも思いました。実際は、そうでもないですけど。
さらに陸上部(主将)だったので、デスクワークばっかりでなく、体力も使う仕事がいいとも思っていました。市場に届いた商品を配達する事も多いので、自分には市場で働く事も大水での仕事も合ってると思います。 |
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これまでのキャリア |
留年半年(「就職浪人」・本人談)→内定後、ペットショップでのアルバイト→鮮魚サバ担当補佐(サバの神様見習い・2年間)→大阪本場支社鮮魚養殖鰤担当(現職・5年目) |