これが私の仕事 |
建設機械の開発(主にエンジン搭載設計) 主にエンジン搭載を担当しています。最近では、ミニショベルやキャリア(足回りがクローラのダンプ)の開発に携わりました。近年、環境に関わる規制が益々厳しくなってきており、エンジン排ガスも規制が強化されてきています。この規制をクリアするため、尿素を使って排ガス中のNoxを除去するSCRというシステムが採用されています。これは、エンジンメーカーだけで完結するものではなく、作業機メーカー側の設計もシステムの良否に影響を与えます。 尿素は-11℃で凍結し、温度が上がりすぎると劣化分解してしまう厄介者です。あらゆる環境で作動するよう-20℃の低温から真夏の高温まで対応できるよう、試行錯誤で開発・試験を進めました。騒音、振動、強度、耐久などの全ての試験をパスしたときの喜びは何とも言えないものがあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分が設計した機械を子供に自慢 町中や旅先などで、自分が開発にかかわったミニショベルが作業している現場を見るとうれしくなり、つい子供に自慢してしまいます。更にうれしかったのは、家の新築工事で、会社のミニショベルを使ってもらったことです。もちろん、子供にも自慢しました。家が完成した直後には、工務店の方にミニショベルをお借りして、木や芝を植え、整地し、庭を造りました。自分で自分の会社のミニショベルを使って自分の庭を造るなんて、なかなかできない経験です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
長野県に建機メーカーがあった 竹内製作所への入社は、中途入社でUターン就職でした。学生のときの卒研は航空機のエンジン、卒業後の就職は自動車メーカーだったので、Uターンしても、今までの経験を活かしエンジンに関わる仕事に就きたいと思っていました。
そんな中、地元長野で建機を作っているメーカーを見つけたので、応募しました。当時は現在よりもかなり小さな会社で、そんな会社が自社ブランドで完成機を開発・製造していることに驚きました。小さいがゆえに、様々な部位の設計ができることに魅力を感じました。入社後、様々な業務を通して、技術者として成長できたと思います。その結果、技術士(機械部門)の資格を取ることもできました。 |
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これまでのキャリア |
自動車メーカー(4年)⇒ 建機メーカー(4年) ⇒ 当社(17年) |