【大自然の中、のびのびとした介護を実践しています】
自治体からの誘致を受け「わらしべ園」を開園して20年余り。
身体障がい者福祉施設(大滝・浦河・札幌)の運営を行っています。
ハンガリーで考案されたペトゥ体系をベースにした療育を展開することで、利用者一人ひとりのパーソナリティーを尊重しながら、
重度障害者の生活援助、並びに、自立支援を目指しています。
「わらしべ会」という名前は、肢体の不自由な方々が座ることや立つこと、歩くことを日常生活の学習の中で体得していく様をわらしべ長者になぞらえ、自立への願いを込めて命名されました。当園の特徴は、ハンガリーのペトゥ法(conductive education)という療育手法や、乗馬など、他ではあまり見ない支援を実施していることです。これらは、利用者さんが本来持っている「力」を十分に発揮できるようになるために有効な方法です。「利用者が障がいを持ちながらどう生きるか」を本人や家族と共に考え、その人らしい豊かな生活を営んでほしい―そんな想いで日々お手伝いを行っています。
わらしべ会では、今、取り組もうとしていることがあります。それは一見、社会福祉法人の取り組みとはかけ離れているように思えるかもしれません。ただ、目の前のお手伝いだけではなく、利用者さんが活躍できるフィールドを用意することも大切な仕事です。例えば、豊かな自然を生かして農業を営み、利用者さんと一緒に作物を育て、加工し、販売する。または、乗馬クラブを開き、地域の方との交流の場を作る。他にも、カフェを併設した図書館を作り、利用者さんが作ったお菓子を提供するなど、アイデアはたくさんあります。―「やってみたい!」を自由に想像し、新しい支援の形を創造していくことが、利用者の皆様の豊かな生活にもつながるのです。
当法人では入職時の資格の有無は一切問いません。実際に全く関係ない分野から入職している先輩もたくさんいます。現場で少しずつ覚えていけば、スキルや資格は後からついてきます。この仕事は、目の前だけを切り取るといわゆる介護職です。だけど、その視界の先には「社会福祉」がある。法人だけで完結できることは少なく、結果として地域に関わっていくし、それを更に広げると社会の課題を解決できる存在になれます。そして、法人のこの先を考える上で極めて重要な視点なのです。繰り返しになりますが、今のスキルや資格は問いません。一緒に目線を上げて、「社会福祉」について考えられる仲間を求めています。
【北海道地震への対応について】 | この度の北海道胆振東部地震で被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
今後の安全確保を懸念し、9月10日~12日にて開催予定のインターンシップについては、 実施を見合わせることを決定いたしました。 別日程での開催など今後の予定につきましては、決まり次第改めて更新させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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事業内容 | ◆身体障がい者福祉施設(大滝・浦河・札幌)の運営
※利用者一人ひとりのパーソナリティを尊重しながら、障がいを持つ方の生活援助、ならびに自立支援を目指しています。 |
設立 | 1987年7月 |
従業員数 | 96名(パートも含む)
・札幌(男性10名、女性13名) ・大滝(男性12名、女性13名) ・浦河(男性19名、女性29名) |
代表者 | 川本 明良 |
事業所 | 大滝わらしべ園(北海道伊達市大滝区大成町10番地)
浦河わらしべ園(北海道浦河郡浦河町西舎124-1) 札幌わらしべ園東区事業所(札幌市東区本町2条6丁目4番地1号) 札幌わらしべ園厚別事業所(北海道札幌市厚別区厚別西2条2丁目1番地23号) |
事業所紹介 | ≪大滝わらしべ園≫
・スタッフ25名 ・利用者40名 ※全介助が1/3 一部介助が2/3 ・約1/3は重複障がい(知的やその他の障がい)もあり ・職員1人あたり入所者約2人弱 ・利用者は若い方も多く自立支援が中心 ≪浦河わらしべ園≫ ・スタッフ48名 ・利用者は50名 ※全介助が1/2 一部介助が1/2 ・うち約1/5は重複障がい(知的やその他の障がい)もあり ・職員1人あたり入所者約1.5人弱 ≪札幌わらしべ園 東区事業所・厚別事業所≫ ・スタッフ23名 ・利用者30名 ・約1/2は重複障がい(知的やその他の障がい)もあり ・職員1人あたり入所者約2人弱 |