| 社名 | AIG損害保険株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区麻布台1-3-1 |
| ホームページ | https://www.aig.co.jp/sonpo |
詳細はリンク先外部サイトをご確認ください。 2026年5月11日時点情報
初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
54件の情報源AIがWeb上の情報を収集・分析しました。
会社の「もしも」を、事故・賠償・情報漏えい・自動車まで場面ごとに引き受ける損害保険会社。
法人向けでは、経営者・役員、従業員、財物、利益減少、賠償・危機管理、海外投資、自動車の7つに分けて保険を並べている。
『ALL STARs』は、国内賠償・海外賠償・生産物品質補償を1回の手続きでまとめられる。
事故受付センターに社員が24時間365日常駐し、深夜や休日でも初期対応をすぐ始める。
1946年から日本で損害保険を続け、AIGグループの200以上の国や地域の知見を使ってきた。
Cyber Edgeを2012年に日本で出し、会社役員賠償責任保険やサイバー保険のような、会社の守りに近い商品を持つ。
日本の上場企業の約20%が会社役員賠償責任保険に加入している。
サイバー保険:サイバー攻撃や情報漏えいで起きる損害に備える保険。
創業
土台は2本あります。ひとつは1918年、富士火災の前身である日本簡易火災保険株式会社が、関西の有力財界人によって「一般家庭への簡易火災保険普及」を目的に設立された流れです。家の火事に備える保険を、まず家庭に広げることから始まりました。もうひとつは1946年、AIUコーポレーションが日本支店を開き、AIGの歴史ページでは外資系損害保険会社としては戦後初めて日本で営業を始めたとされています。戦後まもない日本で外資系損保として入っていき、その後1977年に日本で損害保険事業免許を取り、1978年にはAIU保険会社日本支店として営業を始めました。今のAIG損保は、この「家庭の火災に備える流れ」と「戦後の日本で外資として営業を始めた流れ」が重なってできた会社です。
転換点
大きな転換点は2018年1月1日の合併です。AIU損害保険株式会社と富士火災海上保険株式会社を一つにまとめ、AIG損害保険株式会社が誕生しました。名前を変えただけではなく、AIUが積み上げてきた外資系の知見と、富士火災が日本で長く続けてきた事業の土台を合わせ直す動きでした。合併後の会社は、個人、中小企業、大企業・中堅企業の各お客さまに向けて、グローバルな知見、プロ代理店のネットワーク、損害サービス、保険ソリューションを使い分ける体制を示しています。ここで変わったのは社名ではなく、顧客の切り方と商品やサービスの出し方です。
現在
いまは、個人向けでは自動車保険、火災保険/地震保険、医療保険、傷害保険、旅行保険を並べ、法人向けでは業務災害総合保険、事業賠償・費用総合保険、企業財産保険(ニュープロパティーガード)、個人情報漏洩保険を扱っています。保険証券や約款のデジタル化も進めており、Webで確認できるデジタル保険証券や、Webで完結する保険金請求の仕組みを用意しています。事故の前だけでなく、事故の後の手続きまで含めて設計している会社です。
損害保険:火事、事故、災害、病気などで出た損害を、お金で補うための保険。
損害保険事業免許:保険会社として、その保険を日本で扱うために必要な許可。
理念/ミッション
複雑化する世界の課題に共に向き合い、 ゆるぎない明日への自信を
価値観/行動指針
自分ごととしてとらえよう/模範となろう/共に成功を収めよう/よきアライ(理解者)となろう/常に正しい行いを心がけよう
個人向けから大規模な法人案件まで、同じ会社で見る
AIG損保は、個人のお客さまから中小企業、更には大規模かつ複雑なリスクを抱える企業のお客さままで、幅広いニーズに応える体制を整えている。日本損害保険協会は、企業向け保険を事業中断や取引先倒産などのリスクに備えるものとして案内しており、AIG損保は個人と法人の両方を一つの会社で扱う点がはっきりしている。
海外200以上の国・地域を前提に設計する
AIGグループは200以上の国や地域で保険ソリューションを提供し、AIG損保も海外拠点や子会社が現地の保険を使える体制や、国・地域ごとに異なる法規制や事業環境に合わせたグローバル保険プログラムを案内している。国をまたぐ案件を、最初からその前提で組み立てるところが特徴。
代理店・ブローカーと組んで、補償を一緒に設計する
トップメッセージでは、専門性の高い代理店およびブローカーと緊密に連携し、リスク・マネジメント、アドバイザリー・サービス、専門性の高いソリューションを提供するとしている。商品を並べるだけではなく、相手の状況を聞きながら必要な補償の形を組み立てる仕事が前に出る。
生命保険業界は、病気やケガ、死亡といった「もしも」の事態に備える保険商品を企画・販売し、人々の生活に安心を提供する業界です。契約者から集めた保険料を運用し、万一の際に保険金を支払うことで、経済的な不安を軽減し、安心して暮らせる社会を支えています。単に金銭的な保障だけでなく、将来への備えや家族への思いといった情緒的な価値も提供しています。
業界でやっていること
『商品開発』が社会の変化やリスクを分析し、新しい保険商品を企画します。その商品を『営業職』が顧客一人ひとりのライフスタイルに合わせて提案し、契約へとつなげます。契約者から集められた保険料は、『資産運用』部門が株式や債券などで運用し、将来の保険金支払いに備えて増やします。そして、『アクチュアリー』と呼ばれる専門家が、統計学に基づいて保険料の算出やリスク管理を行い、会社全体の健全な運営を支えています。これらの職種が連携し、顧客に安心を届けるバリューチェーンを形成しています。
この業界を見るポイント
「誰に、どのような安心を届けたいか」という視点で見ると、各社の個性がわかります。例えば、営業職員が直接顧客と向き合い、きめ細やかなコンサルティングで信頼関係を築くことに強みを持つ会社もあれば、インターネットを通じて手軽に加入できる商品を展開し、若年層のニーズに応える会社もあります。また、健康増進型の保険のように、病気予防に力を入れることで、顧客の健康をサポートする新しい価値提供の形に注力しているかどうかも、企業を比較する上でのポイントになります。
知っておくとよい基礎知識
国内では少子高齢化が進み、保険金の支払いが増える一方で、新規加入者が減少するという課題に直面しています。このため、各社は従来の「もしも」に備える保険だけでなく、健康状態に応じて保険料が安くなる「健康増進型保険」の開発に力を入れています。これは、スマートウォッチなどで日々の運動量を記録し、健康的な生活を送ることで保険料が割引されるなど、顧客の健康維持をサポートする新しい動きです。また、AIを活用して契約手続きを効率化したり、顧客への提案を高度化したりするなど、テクノロジーを取り入れて変化に対応しようとしています。
この会社を比べるときは、①大手3社の中にいる会社か、②その外側で企業向けの難しいリスクを取る会社か、で見るとわかりやすいです。AIG損保は、3メガ損保が市場の大半を押さえる損害保険業界の中で、外資系の専門会社として見ると立ち位置が見えます。
市場規模
日本の損害保険市場はおよそ10兆円規模です。日本損害保険協会の会員会社ベースでは2024年度の正味収入保険料が9兆5,782億円で、金融庁資料では2024年4月〜2025年3月の正味収入保険料計が9兆9,178億円でした。しかも3メガ損保が77.7%を占めるので、この業界は『どれだけ広く売るか』だけでなく、『大きな事故に耐える力』と『必要な会社に深く入る力』が重要です。販売形態も代理店90%、直扱6%、仲立人4%で、今も代理店の力が強い業界です。直近では火災保険や自動車保険の料率改定で保険料が増えた一方、自然災害の支払いは高止まりし、再保険市場も変動しやすい状況です。
業界内ポジション
AIG損保は、東京海上HD、MS&AD、SOMPOのように国内の自動車保険や火災保険を大きな代理店網で広く売る会社とは少し違い、会社役員賠償責任保険、サイバー、企業財産、海外取引、労災補償など、企業が個別に抱えるリスクを深く拾う会社です。AIGは、日本の上場企業の約20%が会社役員賠償責任保険に加入しているとし、日経225企業の23%にも保険ソリューションを提供していると公表しています。事故の初期対応から保険金支払いまで1事故1担当者で追う点も、商品を広く並べるより、難しい案件を最後まで見る色が強い立ち位置です。
上場企業の役員賠償やサイバーなど、会社の責任が重い案件に触れやすいです。普通の自動車保険では出会いにくい論点を見られます。
海外取引や海外での事故をまとめて扱う商品があり、日本の会社が外に出る場面に近い仕事があります。
事故の初期対応から保険金支払いまで1事故1担当者で進めるので、机上ではなく実務の流れを追いやすいです。
AIGグループのグローバルな知見を日本で使えるので、国内だけで閉じない案件に触れやすいです。
少子高齢化と人口減少で、保険の総量は伸びにくいです。
自然災害が増えると、火災保険や自動車保険の支払いが重くなりやすいです。
再保険市場が変わると、補償を出す条件やコストがぶれやすいです。
保険料率の上昇や補償条件の縮小は、買う側の不満につながりやすいです。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
「商談相手が経営者で、AIGから独立した代理店経営者の話も聞けるので、毎日が刺激的です。話していると、人の接し方や時間の使い方まで見えてきて、自分の考え方も変わりました。今は『人を雇って、自分がいなくても回る会社をつくりたい』と思うようになっています。相手の話をじっくり聞いて、将来は自分で事業を回したい人に向いている仕事だと思います。」
2021年入社
「時間の使い方からアポの取り方まで自分次第で、最初は『正解がない』ことに戸惑いました。電話をかけても断られることが多くて、正直つらかったです。でも、育成担当がすぐに来て、電話以外の動き方まで一緒に考えてくれたので持ち直せました。自分の年齢や性別、これまでの経験を強みに変えたい人には、すごく面白い環境だと思います。」
2022年入社
「事故の電話を受けたら、まず契約者に連絡してお見舞いを伝え、けがの有無や状況を確認します。示談交渉も担当するので、相手の言い分と専門的な賠償ルールの間を埋めるのが大事です。10年やってもまだ難しい案件はあるけれど、お客さまの不安が少しずつほどけていく瞬間に手応えがあります。人の話を丁寧に聞きながら、地道に詰めていく仕事が好きな人に向いています。」
2001年入社
ICA社員:AIGの社員として働きながら、損害保険を扱うプロ代理店への独立を目指す人のことです。最長5年の研修期間があります。
プロエージェント:AIGから独立した損害保険の代理店です。ICA社員制度では、この形での独立を目指します。
リスクコンサルタント:お客さまの会社や仕事にあるリスクを見つけ、事故や損害が起きる前の備えも含めて提案する社員です。
ディストリビューション部門
代理店営業担当
代理店の営業を整え、契約づくりを前に進める
代理店の課題整理:担当代理店を訪ね、営業数字や売り方の進み具合を聞き取りながら、経営課題、募集体制、顧客サービスの弱い点を整理する。会議資料や次の打ち手に落として、引受照会や社内確認へつなぐ。
販売戦略のすり合わせ:本社や支店で商品知識をそろえ、代理店向けの研修や説明内容を作る。開発した商品をどう売るかを代理店と一緒に詰め、販売戦略を整える。
提案後のフォロー:代理店から出た質問に答え、引受照会を処理し、必要に応じて販売の進め方や顧客対応のやり方を見直す。契約を増やすだけでなく、代理店の業務の流れを整える。
相手は保険を売る会社そのものなので、提案は『いい話』だけでは通らない。営業数字、募集体制、顧客サービス、商品知識をつないで、代理店が動ける形に直す必要がある。
アンダーライティング:保険を引き受けるか、どんな条件や保険料で引き受けるかを決める業務。
AIG損保は、「こども総合保険」に向けて2027年4月より3つの新特約を発売すると発表した。保育園、幼稚園、学校の管理下などで起きる子どもの事故やトラブルへの補償を強化し、業界初の補償も含む。
2026年06月29日
AIG損保は、2026年3月期の業績概要を公表した。
2026年06月25日
AIG損保は、日本におけるAIGグループの組織再編を発表した。2027年1月1日付で、AIGジャパン・ホールディングス、アメリカンホーム医療・損害保険、AIGビジネス・パートナーズがAIG損保に合併し、AIG損保を中心としたグループ体制に変える予定としている。
2026年06月19日
AIG損保は、2026年7月1日より、中小企業向け火災保険「企業財産保険(ニュープロパティーガード)」で、地震単独補償プランと「事業継続サポート補償上乗せ特約N」の提供を始めると発表した。
2026年06月18日
AIG損保は、2026年6月1日に海外旅行保険加入者向けのLINE公式アカウントを開設すると発表した。LINEのトーク画面から、24時間365日、日本語でアシスタンスセンターへ音声通話できるようにする。
2026年05月28日
AIG損保は、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会に、ワクチン約25,000人分に相当する寄付を行ったと発表した。
2026年02月05日
2026年8月26日更新
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