| 社名 | クオール株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー37階 |
| ホームページ | https://www.qol-net.co.jp/ |
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初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
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病院の近くで薬を渡すだけでなく、在宅訪問やスマホ予約、オンライン服薬指導までつなげる地域密着の調剤薬局会社。
医師の処方箋を受けて薬を用意し、患者さんに渡す調剤薬局事業が中心。薬を出す前後の説明や確認まで含めて、薬局を日常の相談口にしている。
病院の近くに置く「マンツーマン薬局」を基本に、街ナカ・駅チカ・駅ナカにも広げている。通院の帰りや買い物のついでに寄りやすい場所を選んでいる。
家に訪ねる在宅医療を持ち、お薬・健康・介護をまとめて支える。通院しにくい高齢の人や、家で療養する人との接点がある。
処方箋を写真で送り、LINEで予約し、オンライン服薬指導にもつなげる。薬局で待つ前後の手間を減らす動きがはっきりしている。
社名の由来はQOLで、創業時から「地域医療への貢献」と「安心を届ける薬局」を掲げてきた。薬局を、生活の質を上げる場所として考えている。
薬局の中では、待ち時間の案内、ジェネリックの説明、調剤過誤対策、医療安全対策まで案内している。薬を受け取る場を、病気や薬を身近に相談する場へ寄せている。
調剤薬局:医師の処方箋をもとに薬を用意して、患者さんに渡す薬局。
マンツーマン薬局:特定の医療機関の近くに出す薬局。病院からの処方箋を受け取りやすい。
服薬指導:薬の飲み方、飲む時間、注意点を説明すること。
在宅医療:通院が難しい人の家に訪ねて、薬や健康の支援をすること。
創業
1992年10月に創業。社名はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)に由来し、最初から「地域医療への貢献」と「安心を届ける薬局」を掲げた。創業当時から教育・研修を大切にし、医療機関と連携しながら患者さまを支える薬局づくりを土台にした。
転換点
2009年の薬事法改正で、ドラッグストアやコンビニなどの参入が増える中、クオールはローソンと組み、コンビニの利便性と薬局の専門性を合わせた店舗を共同開発した。1号店は本社ビル1階の『ナチュラルローソンクオール薬局城山トラストタワー店』で、2011年には『クオール薬局ビックカメラ有楽町店』も開業した。薬局を病院の近くに置くだけでなく、街ナカ・駅チカ・駅ナカへ広げる転換点になった。
現在
いまの中心は調剤薬局事業で、2026年8月1日現在、クオールグループの店舗数は952店。ローソン併設薬局40店、駅構内薬局2店、ビックカメラ内店舗4店など、生活の動線に近い場所へ広く置いている。グループ全体では薬局事業に加えて製薬事業、BPO事業も持つ。
オンライン服薬指導:ビデオ通話などを使って、薬の説明を受けること。
理念/ミッション
わたしたちは、すべての人の、クオリティ オブ ライフに向き合います。いつでも、どこでも、あなたに。
価値観/行動指針
「新しい医療への挑戦」「選ばれつづける薬局への挑戦」「限りなき成長への挑戦」
駅や街の中に薬局を置く
創業時から「地域医療への貢献」と「安心を届ける薬局」を掲げ、マンツーマン薬局を基本にしながら、「街ナカ」「駅チカ」「駅ナカ」などの新業態を広げてきた。薬を受け取る場所を、病院の近くだけでなく、通勤や買い物の動線にも置いている。
薬局だけでなく、製薬とBPOも持つ
クオールグループは薬局事業、製薬事業、BPO事業の3本柱で動いている。薬の販売だけで終わらず、開発・製造から患者さまへの提供までをグループ内でつなぎ、医療従事者の紹介・派遣や治験支援まで手がける。
薬局を相談の窓口にしている
処方箋事前送信サービスやICT活用、健康サポート薬局、医療機関との連携、在宅医療をまとめて出している。来店して薬を渡すだけでなく、薬や市販薬、食事や栄養まで相談できる場所として薬局を作っている。
専門性を育てる仕組みを前に出している
「教育のクオール」と書き、医療人としての倫理、知識、技能をそろえて育てる方針をはっきり出している。薬剤師はWeb学習、段階別研修、認定制度、外部学会発表指導まで用意されていて、店頭対応だけでなく専門職として伸ばす作りになっている。
BPO:会社の一部の業務を外から受ける形の事業。クオールでは、医療従事者の紹介・派遣、出版制作、医療機関向け経営コンサルティングなどを指す。
ICT:情報通信技術のこと。クオールはオンライン服薬指導や処方箋事前送信などで活用している。
私たちの健康と美容を支える商品やサービスを提供する業界です。風邪薬や化粧品を販売するドラッグストア、医師の処方箋に基づいて薬を調剤する薬局、そしてそれらの商品を開発・製造するメーカーが連携し、日々の生活に欠かせない「健康」と「美」を届けています。単に商品を売るだけでなく、専門知識を持った薬剤師やビューティーアドバイザーが、お客様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適な解決策を提案することで価値を生み出しています。
業界でやっていること
この業界では、大きく分けて「医薬品・化粧品の開発・製造」「商品の流通・卸」「店舗での販売・調剤」という流れで価値が届けられます。まず、研究者が新しい薬や化粧品を開発し、工場で大量生産されます。次に、専門の商社がそれらをドラッグストアや調剤薬局に届けます。そして、ドラッグストアでは登録販売者や薬剤師が一般用医薬品や化粧品を販売し、調剤薬局では薬剤師が医師の処方箋に基づいて薬を調剤し、患者さんに説明します。このように、研究からお客様の手元に届くまで、多くの専門職が連携して私たちの健康と美を支えています。
この業界を見るポイント
企業を比較する際は、「何を主軸にしているか」を見ると個性がわかります。例えば、ドラッグストアは「日用品や食品も扱うコンビニ型」か「医薬品や化粧品に特化した専門型」かで、店舗の雰囲気や客層が大きく異なります。また、医薬品メーカーであれば「医療用医薬品(病院で処方される薬)」と「一般用医薬品(ドラッグストアで買える薬)」のどちらに強みがあるかで、研究開発の方向性や営業のスタイルが変わってきます。普段利用するお店や商品が、どのタイプに当てはまるかを考えてみると、企業ごとの戦略が見えてくるでしょう。
知っておくとよい基礎知識
近年、この業界では「セルフメディケーション」という考え方が広まっています。これは、軽い体調不良は自分で市販薬を使ってケアしようという動きで、国もこれを後押ししています。そのため、以前は病院でしか処方されなかった薬が、ドラッグストアでも買えるようになる「スイッチOTC」が増えています。また、高齢化社会の進展に伴い、地域住民の健康をサポートする「かかりつけ薬局」の役割も重要視されており、薬の相談だけでなく、健康全般の相談に乗る薬剤師の存在感が増しています。
クオールは、薬局を中心にしながら、薬の製造や医療周辺の受託業務まで持っている会社です。業界で見ると、「薬局だけで勝負する会社」「食品や日用品も売るドラッグストア」「医療の前後までつなぐ会社」のどこにいるかで比べると、立ち位置がつかみやすいです。
業界内ポジション
クオールは、売上規模だけで見るとコスモス薬品やスギ、アインのような大きなドラッグストア・薬局チェーンより小さいですが、薬局に加えて製薬事業とBPO事業を持つ点が違います。コスモス薬品は食品と日用品の比率が高い低価格型、スギは調剤併設型ドラッグストア、アインは薬局とリテールの二本柱、日本調剤は調剤中心に薬剤師派遣や医療モール、承継支援まで広げる形です。クオールは、薬を売る店というより、処方箋を受ける現場と医療の周辺業務をまとめて持つ会社として見ると違いがわかります。
薬局・製薬・BPOの3本柱があり、患者に薬を渡す前後の流れをまとめて見やすいです。薬局だけの仕事より、医療の流れ全体を考える仕事に近いです。
マンツーマン出店を基本に、街ナカ・駅チカ・駅ナカなど立地を変えています。病院の近くと生活の中の両方で、薬局の役割を比べながら見られます。
在宅医療、健康相談、予防医療、高度専門医療など、薬を渡すだけでは終わらない仕事が多いです。患者との会話や医療機関との連携が仕事の中心になりやすいです。
コンビニとの協業やオンライン薬局など、既存の形を変える試みがあります。新しいやり方を試す会社として見やすいです。
調剤医療費は診療報酬や薬価の影響を強く受けるため、国の改定で収益の出方が変わります。
薬局の役割を広げる議論が進み、調剤業務の一部外部委託や配置基準の見直しまで検討されています。業界全体が、従来のやり方を変える必要に向かっています。
調剤併設型ドラッグストア:日用品や食品を売る店に、処方箋を受ける調剤機能を付けた店です。
マンツーマン出店:1つの医療機関の近くに薬局を置く出店のやり方です。
BPO:事務や受託業務を、外部の会社が代わりに行うことです。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
OJL:仕事をしながら、先輩のそばで実務を覚える研修です。OJTと同じように使われます。
ファーマシーマネージャー:クオールでの店舗責任者の呼び名です。労務管理、店舗運営・経営管理、人財育成を担います。
クオール薬局
薬剤師
処方薬と生活の薬をまとめて見守る薬の窓口
服薬状況の確認と残薬整理:同じ薬剤師がかかりつけとして患者を受け、処方薬だけでなく市販薬・サプリ・健康食品の飲み合わせを確認する。家に残った薬は種類ごとにまとめ、期限を見て整理し、必要なら次回の処方数を減らすよう医師に連絡する。
在宅訪問での服薬確認:在宅医療の患者宅に処方箋薬を持って訪問し、飲み方を説明する。副作用の有無を確認し、必要に応じて医師へ連絡する。ケアマネジャーやヘルパーとも連携して、生活上の注意も伝える。
在宅訪問の予定が入る週は、患者宅に持って行く薬と、医師・看護師・ケアマネジャーへの連絡を先にそろえる。
確認する項目が多く、薬の内容だけでなく家に残った薬や市販薬まで見る必要がある。反対に、医師・看護師・ケアマネジャーまでつなげると、患者の生活に沿った調整までできるのがこの仕事の手応え。
かかりつけ薬剤師:患者が指名し、毎回同じ薬剤師が飲み合わせや残薬、健康相談を続けて見る仕組み。
ファーマシーマネージャー:クオールでの医療事務職の店舗責任者の呼び名。労務管理、店舗運営・経営管理、人財育成を担う。
2026年8月26日更新
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| 社名 | クオール株式会社 |
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