| 社名 | 大日本印刷株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 |
| ホームページ | https://www.dnp.co.jp/ |
詳細はリンク先外部サイトをご確認ください。 2026年4月15日時点情報
初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
48件の情報源AIがWeb上の情報を収集・分析しました。
印刷技術を土台に、本・包装・医療・半導体部材まで広げた、暮らしと先端産業をまたぐ会社。
本や包装だけでなく、医薬品の包装、電池の外装材、ディスプレイ用フィルム、半導体製造用の型まで手がける会社。
紙を刷る技術に、薄く均一に材料をのせる技術、細かい形を作る技術、光の反射や屈折を整える技術を重ねて事業を広げてきた。
出発点は1876年の秀英舎と1907年の日清印刷。1935年の合併をへて、印刷のやり方をほかの分野に応用する形で広がってきた。
今の柱は、情報を扱う仕事、暮らしと健康を支える仕事、電子部材をつくる仕事の3つ。出版、認証やデータ管理、医薬品製造、医療パッケージ、PETボトルの無菌充填、ディスプレイ用フィルムが並ぶ。
目を引くのは、半導体をハンコのように作るナノインプリントリソグラフィと、曲げられる5G用フィルム型アンテナ。薄い材料に機能を持たせる発想が強い。
『人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する』ことを理念に、社内外の対話と協働を前に出す。『P&Iイノベーション』や『未来のあたりまえをつくる。』という言葉に、その進め方が表れている。
P&Iイノベーション:Printing & Information の強みを生かし、パートナーと新しい価値をつくる考え方。
ナノインプリントリソグラフィ:型を押し当てて、半導体の細かな模様を作る方法。
創業
1876年、東京・銀座で秀英舎が活版印刷所として始まった。創業に関わったのは佐久間貞一、保田久成、大内青巒、宏仏海の4人で、印刷を通して知識や文化を広め、国家の近代化に役立ちたいという思いが出発点だった。最初の大きな一手は1877年の『改正 西国立志編』。和装本だった本を金属活字で洋装本にして出し、これがベストセラーになって、創業期の経営を支えた。
転換点
戦後の印刷業界が揺れるなか、DNPは一時、経営的にも厳しい状況にあった。そこで1951年に再建5か年計画を掲げ、印刷技術を紙の印刷だけで終わらせず、ほかの分野へ広げる「拡印刷」を進めた。さらに1972年には、文字や画像をコンピューターで処理する電算写植システム(CTS)を実用化し、活字中心の仕事を情報処理を含む仕事へ広げた。この流れが、今の3部門体制と、印刷と情報を掛け合わせる考え方につながっている。
現在
今のDNPは、スマートコミュニケーション、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスの3部門で事業を組んでいる。スマートコミュニケーション部門では、認証・セキュリティや出版、教育などを扱う。ライフ&ヘルスケア部門では、リチウムイオン電池用バッテリーパウチ、医薬品製造や医療パッケージ、包装、住宅の内外装材、飲料事業がある。エレクトロニクス部門では、ディスプレイ用光学フィルム、有機ELディスプレイ製造用のメタルマスク、半導体用フォトマスクなどを扱う。2026年3月期の売上構成は、スマートコミュニケーション49.6%、ライフ&ヘルスケア33.8%、エレクトロニクス16.6%だ。
これから
これからのDNPは、P&Iイノベーションを軸に、「安全・安心かつ健康に心豊かに暮らせる社会」「快適にコミュニケーションができる社会」「人が互いに尊重し合う社会」「経済成長と地球環境が両立する社会」の4つをめざす。事業面では、2025年に海外初の研究開発拠点をオランダのハイテクキャンパス アイントホーフェンに開き、光電融合など次世代半導体の研究開発を進める。2026年にはインドにも研究開発拠点を開設し、研究開発の場を海外へ広げている。
P&I:Printing(印刷)とInformation(情報)のこと。DNPでは、印刷から生み出して発展させた技術や、情報を扱う中で育てた技術・ノウハウ・スキルをまとめた言葉。
拡印刷:印刷の技術を、紙の印刷以外の分野へ広げていく考え方。DNPでは戦後の事業転換を表す言葉として使われている。
CTS:電算写植システムのこと。コンピューターで文字や画像を処理して、印刷用の版下づくりを進める仕組み。
光電融合:光の信号と電気の信号を組み合わせて扱う技術。DNPは次世代半導体の技術の一つとして、この分野の研究開発を進めるとしている。
理念/ミッション
人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する。
価値観/行動指針
対話と協働
印刷技術を、医療や電子材料まで広げている
印刷産業は工程ごとに分かれた専業が多く、需要分野も広い市場です。DNPはそこから一歩広げて、『印刷と情報』を起点に、スマートコミュニケーション、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスの3部門を持っています。写真プリント関連だけでなく、BPO、認証セキュリティ、教育、医療包装、電池用バッテリーパウチ、ディスプレイ材料まで置いている点が特徴です。
依頼を受ける会社から、社会と生活者に直接向き合う会社へ
DNPは、昔の『得意先の課題解決』中心の動きから踏み出し、DNP自身が社会と生活者に直接向き合う『第三の創業』を掲げています。トップメッセージでも、社会課題を見つけて自ら変化を起こし、未来の『あたりまえ』をつくる方針を示しています。
社外の知見を組み合わせる前提で動く
事業ビジョンの『P&Iイノベーション』は、印刷と情報の強みに多くのパートナーの知見を掛け合わせて新しい価値を作る考え方です。行動指針も『対話と協働』で、社内外の多様な人と話し合いながら進めることを前提にしています。P&Iラボも、そのための対話と協働の拠点として置かれています。
P&I:Printing(印刷)と Information(情報)を組み合わせた、DNPの強みの呼び方です。
第三の創業:顧客企業の依頼に応えるだけでなく、DNP自身が社会と生活者に直接向き合って価値をつくる転換を指す言葉です。
メーカー業界は、原材料から最終製品まで「もの」を企画・製造し、世の中に送り出すことで人々の生活や社会の基盤を支える業界です。製品が消費者の手に届くまでの全工程を担うこともあれば、特定の部品や素材に特化して、他のメーカーを支えることもあります。私たちの身の回りにあるあらゆる製品の誕生に深く関わり、日々の暮らしを豊かにする価値を提供しています。
業界でやっていること
メーカー業界では、まず『商品企画』が市場のニーズやトレンドを捉えて新製品のアイデアを生み出します。次に『研究開発』がそのアイデアを実現するための技術や素材を開発し、『生産管理』が効率的な製造ラインを構築。そして『資材調達』が国内外から必要な原材料や部品を確保し、工場で製品が形になります。完成した製品は『品質管理』によって厳しくチェックされ、『営業』が顧客に提案・販売することで、私たちの手元に届けられます。企画から販売まで、各職種が連携して「ものづくり」を推進するバリューチェーンが特徴です。
この業界を見るポイント
メーカー業界の企業を見る際は、「誰に何を売っているか」という視点が重要です。例えば、一般消費者向けの製品(BtoC)を扱うメーカーは、スーパーや家電量販店で目にする機会が多く、流行やブランド戦略が仕事の面白さにつながります。一方、企業向けの部品や素材(BtoB)を扱うメーカーは、普段は目に触れないところで、自動車やスマートフォンといった最終製品を支えています。どちらのビジネスモデルに魅力を感じるかで、企業選びの方向性が見えてくるでしょう。
知っておくとよい基礎知識
メーカー業界では、国内の人口減少や国際競争の激化に対応するため、製品の「高付加価値化」と「グローバル展開」が加速しています。単に安く大量に作るだけでなく、環境に配慮した素材を使ったり、AIを活用して生産効率を上げたりと、より質の高いものづくりを目指しています。また、海外市場での成長を取り込むため、現地のニーズに合わせた製品開発や、海外企業の買収なども積極的に行われています。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
1年目は人財開発部の研修コースで、印刷技術や情報技術、企画、ビジネスの基礎をひと通り学びました。2年目で企画部門に移ると、今度は関係部署の要件やスケジュールをそろえるプロジェクトマネージャー役になります。3年目からは証明写真機「Ki-Re-i」のアプリ開発を担当し、新機能の要件定義やテストまで見るようになりました。学ぶことは多いですが、機能が形になっていく手応えがある仕事です。自分でつくる実感がほしい人や、細かい調整をいとわず進められる人に合いそうです。
2021年入社
1〜2年目は情報イノベーション事業部で、大手国内飲料系メーカーを担当していました。売るだけではなく、相手の状況や課題を聞いて、企画提案につなげる営業です。3年目からは外資系IT企業を担当し、店頭販促の領域をまとめて支援するようになりました。『企画提案型の営業がしたい』『チームで動きたい』という軸で会社を選んだ人らしいキャリアで、相手企業の事情を聞きながら一緒に形にしていく仕事が好きな人に向いていると思います。
2021年入社
入社して7年目までは出版イノベーション事業部の営業本部で、出版社だけでなくいろいろな業界の会社を担当していました。結婚と出産を経験し、育休から戻ったあとに人材公募制度を使って異動し、8年目からは企画部門でアニメの企画プロデュースを担当しています。営業で積んだ経験を土台に、好きだった領域へ社内で道をつないだ形です。『好きな仕事をあきらめたくない』『自分で次の場所を探したい』人には、かなり相性がいい会社です。
2016年入社
OJT:On the Job Training の略です。仕事をしながら先輩が実際のやり方を教える仕組みで、DNPでは配属後に先輩社員が2年間伴走します。
研究開発本社研究所
研究開発
半導体の研究を、実験と調査で事業の形にする。
次世代プロセスの実験計画:先端半導体の次世代プロセス開発で、実験計画を立て、実際に試し、結果をレポートにまとめて報告し、フィードバックを受けて次の条件を直す。
新規事業の手がかり集め:微細加工技術を使った新規事業の案づくりで、文献を調べ、社内外の専門家にヒアリングし、アイデアを出し、実験で事業化の見込みを探る。
約60人のコミュニティ運営:新規ビジネス創造に関わる約60人のコミュニティを回し、集まった知見や疑問を持ち寄って、方向のずれを早めに直す。
文献調査、実験、専門家ヒアリングを往復しながら、事業化の見込みを詰める週が山場になる。
実験→報告→改善の流れ自体は研究室と近いが、事業化では技術以外の条件で止まりやすい。決まった進め方がないので、認識のずれを早めに対話で直す必要がある。
プロジェクションマッピング:映像を壁や物体に重ねて見せる展示の方法。
環境省の「令和8年度 プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業」に、6社共同の実証事業が採択されました。DNPは、建設現場から出る廃プラスチックの循環モデルづくりで、LCAによる環境価値の定量評価を担当します。
2026年08月18日
DNPが、シンガポールで開かれる医療・ヘルスケア展示会「Medical Fair Asia 2026」に出展します。滅菌袋や、単一素材で再資源化しやすい医薬・医療向け包材を紹介します。
2026年08月06日
DNPグループのDNPコアライズが、金融機関向けの金融BPOを開始しました。金融サービス仲介業者としての登録を受け、案内や申込の仲介からバックオフィスまで支援範囲を広げます。
2026年08月03日
DNPが、創業100年以上で売上高100億円以上の企業を対象にした「長寿企業に関する経営意識調査」を実施しました。314社から回答を集めています。
2026年07月28日
DNPが、AIエージェントによる代理購入を支えるデジタルアイデンティティ管理機能の提供を始めました。本人に認可されたAIエージェントだけが取引できる仕組みを、分散型ID管理プラットフォーム「CATRINA」で広げます。
2026年07月24日
DNPが、社会的責任投資の世界的指標「FTSE4Good Index Series」に26年連続で選定されました。サステナブル経営に向けた取り組みと情報開示が評価されています。
2026年07月17日
2026年8月27日更新
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