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初回掲載日:2026年6月9日

企業研究

45件の情報源

AIがWeb上の情報を収集・分析しました。

企業の特徴

印刷で育てた情報処理と素材の技術を、包装・医療・空間・半導体まで広げる会社。[1][2]

  • 紙の印刷から始まったが、今は情報、包装、医療、空間、半導体まで事業がつながる。印刷会社というより、文字や画像を扱う技術を別の物づくりへ広げた会社。[1][3]

  • 土台にあるのは、印刷で育った情報処理、微細加工、精密塗工、後加工の技術。材料を広い面に薄く均一にのせる技術も使い、製品の見た目と機能を両方つくっている。[1][4]

  • 出発点は、本を印刷する仕事だった。日本初の国産活版洋装本を作った歴史があり、早い時期から印刷を社会に広がる仕事として育ててきた。[3][5]

  • 今の柱は、企業の事務をまとめるBPO、認証セキュリティ、画像まわり、コンテンツ・XR、出版、教育。情報を作る仕事と守る仕事が同じ部門にある。[1][3]

  • 生活の近くでは、医薬品の包装、PETボトルの無菌充填システム、住宅の内装材、車の内外装の加飾材まで扱う。店頭、工場、家の中に仕事の場面が分かれている。[1][6]

  • 空間づくりは、企画、設計、制作、施工、運営、メンテナンスまで一気に進める。1970年の大阪万博をきっかけに、展示や文化施設、リアルとバーチャルの空間へ広がった。[7][8]

  • 新しい事業は、社外パートナーと組んで形にする考え方が強い。自社の印刷と情報の強みを持ち寄って新しい価値を作るやり方を『P&Iイノベーション』と呼んでいる。[2][3]

主力事業/サービス

  • 認証・セキュリティ本人確認や入退管理、情報の守りをつくる仕事。たとえば工場や建物に入るときの認証、カードやタグを使った本人確認、ネット上の手続きの不正利用対策まで扱います。印刷会社としてお客さま情報を守ってきた経験を土台に、監視カメラや認証技術までまとめて支えるのがDNPらしい点です。[11][12]
  • マーケティング・販促生活者に必要な情報を、ちょうどよい相手・場面で届ける仕事。Web広告、キャンペーン、店頭の案内表示、販促物の制作と流通までそろっていて、商品を知ってもらうところから買ってもらうところまでつなげます。DNPは、データの取得から分析、活用までをまとめて見ているのが特徴です。[13]
  • 印刷・出版本や雑誌、学術書のような出版物を、読み手に届く形でつくる仕事。AIを使った高解像度変換とオンデマンド印刷を組み合わせ、すでに手に入りにくい本も再び読者へ届けます。紙の印刷を続けるだけでなく、古いコンテンツをもう一度使える形にするのがDNPらしい点です。[14]
  • BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業の事務や運用を、設計から実行までまとめて受ける仕事。問い合わせ対応、書類まわり、業務の流れづくりのような、社内だけでは回しにくい作業を引き受けます。DNPはBPO専用会社も立ち上げて、単なる外注ではなく業務の組み直しまで支えるのが特徴です。[15]
  • フォト・イメージング写真を撮る、残す、売るところまで支える仕事。証明写真機「Ki-Re-i」やセルフ式フォトブース「写Goo!」、イベント会場の記念撮影、フォトグッズ販売につながる仕組みがあります。写真をその場で終わらせず、思い出や推し活のグッズに広げるのがDNPらしい点です。[16]
  • コーポレートコミュニケーション会社の歴史や考えを、見える形で伝える仕事。周年事業、社史、企業アーカイブ、空間プロデュース、企業ブランディングなどで、社内外に会社の姿を伝えます。単に広報物を作るだけでなく、歴史資料や展示空間までまとめて設計するのが特徴です。[17]
  • XR現実と仮想を行き来する体験を作る仕事。メタバースやXRコミュニケーションを使って、年齢や国籍が違う人でも同じ場に参加しやすくします。見た目の派手さだけでなく、居場所づくりや学び、企業の発信まで広げているのがDNPらしい点です。[18][19]
  • 決済・カード支払いと本人確認を支える仕事。ICカード、社員証、学生証、入館カード、ネット決済の本人認証サービスなど、日常で使う小さなカードや仕組みを扱います。カードを作るだけでなく、発行や不正利用対策まで一緒に持っているのが特徴です。[12]
  • 教育・文化学びと文化を、見て触れてわかる形にする仕事。学校向けには学びのプラットフォームを、美術館や博物館向けにはデジタル鑑賞システムや文化財の保存・発信を支えます。印刷・出版で培った伝える力を、授業や展示の場に広げているのが特徴です。[20]
  • IT・DX会社の仕事をデジタルで組み直す仕事。AI、Web、データ活用、RFID、工場の見える化、電子契約などを使って、接客・販促・生産の流れを効率よくします。印刷の会社として積んだ現場運用の経験を、仕事のデジタル化に置き換えているのが特徴です。[21]

業界マップ

大日本印刷は、紙を刷る会社という見方だけでは足りない会社です。印刷で磨いた「情報を正確に扱う力」を土台に、スマートコミュニケーション、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスの3部門で売上を作っています。就活で比べるときは、「紙の印刷が強いか」より、「情報系と材料系をどうつないで稼ぐか」を見ると違いがわかります。印刷業界ではTOPPANと並んで見る会社です。[1][22][23]

  • 市場規模

    日本の印刷・同関連業の企業売上高は2023年で7兆5,600億円、製造品出荷額は2022年で5兆462億円です。売上高のほうが大きいのは、印刷会社が紙の印刷だけでなく、Web、動画、AR・VR、BPO、マーケティング、デジタルソリューション、産業資材まで広げているからです。つまりこの業界は、紙を何枚刷るかより、「周辺の仕事をどこまで取り込めるか」で見たほうがわかりやすいです。[24]

  • 業界内ポジション

    DNPは2025年3月期売上高1兆4,576億円で、事業はスマートコミュニケーション、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスの3部門に分かれています。中身を見ると、BPOや認証セキュリティ、包装、医薬・医療パッケージ、バッテリーパウチ、ディスプレイ用光学フィルム、半導体関連部材まであり、紙の印刷だけでなく「情報を安全に流す仕事」と「機能を持たせた材料の仕事」を同じ会社の中でつないでいるのが特徴です。TOPPANも印刷技術を土台に情報管理・包装・性能材料・電子デバイスへ広げていますが、Rengoは包装により寄り、Nisshaは産業資材・デバイス・医療に寄っています。DNPはその中間で、情報と材料の両方を持つ立ち位置として見ると違いがつかみやすいです。[1][22][25][26][27][28]

同じ業界の企業

  • 大日本印刷株式会社印刷由来の技術を核に、情報セキュア、包装、医療・住宅向け材料、電子材料まで展開する総合型です。売上高は2025年3月期で1兆4,576億円です。[1][22]
  • TOPPANホールディングス株式会社DNPと同じく印刷技術を土台にした総合型ですが、4つの成長領域と5つの事業系を掲げ、情報管理、包装・コンバーティング、性能材料、電子デバイスまで広げています。売上高は2025年3月期で1兆7,179億円です。[23][26]
  • NISSHA株式会社印刷技術をもとに、産業資材、デバイス、医療の3事業へ広げる会社です。売上高は2025年12月期で1,949億円で、DNPよりずっと小さい一方、材料・部品寄りの色が強いです。[28][29][30]

なぜこの会社か

  • 印刷の会社なのに、情報セキュアや包装、電子材料まであるので、1社で「情報がどう動き、どう形になるか」を横断して見られます。[1][25]

  • BPOや認証セキュリティがあるため、完成した商品だけでなく、その前後の事務やデータの流れも仕事になります。[1]

  • バッテリーパウチ、医療パッケージ、ディスプレイ用光学フィルムなど、生活の中で役割の違う部材に触れられるので、モノづくりの見え方が広いです。[1]

  • TOPPAN、Rengo、Nisshaと並べると、DNPは「情報×材料」の両方を持つので、同じ印刷系でも見比べる軸が作りやすいです。[1][26][27][28]

業界の課題・リスク

  • 紙の印刷は、デジタル化で使われ方が変わりやすいです。業界全体で、紙だけに頼らない売り方が必要になります。[24]

  • 包装や材料は、環境対応の要求が強いです。紙・プラスチック・リサイクル設計を見直す動きが続きます。[1][31]

  • 印刷の会社どうしで、包装、デジタル、材料に仕事が広がるほど、似た領域での競争が強くなります。[1][26][27][28]

  • 情報を扱う仕事は、セキュリティや管理の基準が上がり続けるため、業界としても運用の重さが増えやすいです。[1][26]

成長・キャリアパス

  • 1年目配属先ごとに少し違うが、DNPでは入社後約2週間の導入教育で、会社の基礎知識や仕事の進め方を学ぶ。その後は先輩が指導員としてつき、OJTで実務を覚える時期。営業なら先輩と一緒に顧客の課題を聞き、提案資料を作る。工場や開発なら、設備の保全や試作、評価の流れをつかむ。経理や知財なら、売掛の管理や出願書類づくりの基本を覚えながら、社内のいろいろな部署とやり取りする。[32][33][34][35][36]
  • 3年目3年目ごろは、担当先や担当テーマを持って動く場面が増える。営業なら、顧客企業と直接話して、店頭販促や提案の進め方を自分で組み立てる。工場や技術の仕事なら、設備の保全だけでなく、AIを使った改善やデータの見方まで任される。DNPは1年目と3年目にフォローアップ研修があり、自分の役割を振り返って次の目標を立てる。社内人材公募制度を使って、別の職種へ移る人も出てくる。[32][33][34][35]
  • 5年目5年目ごろになると、自分の作業だけでなく、案件全体の流れを見る立場が強くなる。営業なら、顧客の販促やマーケティングをまとめて支援する。技術なら、試作、量産の設計、評価までを見ながら、工場や協力先とも詰めていく。経理や知財では、社内の相談に答える側になり、会計や権利の考え方を整理して、事業部門が動きやすいように支える。社内公募や複業を使って、ここで専門を深め直す人もいる。[32][33][35][36][37]
  • 10年目10年目ごろは、現場の担当者というより、自分の専門で判断し、周りを動かす側になりやすい。DNPにはスペシャリスト、ゼネラリスト、マネジメント層などを自分で選べる考え方があり、マネジメント基礎研修や新任管理職向け研修もある。知財なら、特許の出願や他社対応を10年近く積み上げる道がある。技術職でも、長く一つのテーマを追い続けたあとに、知財へ移る人がいる。10年たっても、専門を深めるか、チームをまとめるかを選べる会社。[32][37][38]

※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。

先輩の声

  • 知的財産本部で10年近く、特許権と意匠権の出願、特許庁や他社への対応を担当している。開発担当者に何度も質問しながら技術の違いをほどき、出願書類に落とし込むのが仕事で、3年にわたる交渉の末に権利を守り切れた時は、ほっとしたし、開発の人から感謝されたのがうれしかったという。派手さはないが、会社の技術を守る裏方の仕事で、細かい違いを見つけて言葉にするのが得意な人に向いていそうだ。[37]

    2015年入社

最近のニュース・トピック

  • DNPとDNPアイディーシステムは、「ID確認システムPRO」の本人確認機能を拡充し、後継製品を2026年10月に提供開始すると発表しました。2027年4月1日施行予定の犯収法改正を見据え、ICチップを使った本人確認への対応を強化します。

    2026年05月29日

  • DNPは、CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価のA評価を獲得し、「リーダー・ボード」に7年連続で選定されたと発表しました。

    2026年05月25日

  • DNPは、「日比谷音楽祭2026」に協賛すると発表しました。創業150周年の特別企画として、音楽と文化の150年をたどる企画を実施します。

    2026年05月22日

  • DNPは、UNHCRと「中長期的な難民支援」をテーマに意見交換会を実施したと発表しました。

    2026年05月22日

  • DNPは、半導体パッケージング分野の国際学会・展示会「ECTC 2026」に出展すると発表しました。次世代半導体パッケージ向けのガラスコア基板や光電融合技術などを紹介します。

    2026年05月20日

  • DNPは神戸松蔭大学と、IP(知的財産)事業の人材育成に向けた連携協定を締結したと発表しました。マンガやアニメなどのIP領域で、創作からビジネス構築まで担う人材の育成を進めます。

    2026年05月15日

  • DNPは、世界的なESG投資インデックス「DJ BIC World」の2026年構成銘柄に2年連続で選定されたと発表しました。

    2026年05月13日

用語ミニ辞典

  • P&I

    Printing & Information の略。印刷で育った技術と、情報を扱う技術を掛け合わせる考え方。[2][3]

  • BPO

    企業から、事務作業や手続きの仕事をまとめて受けること。[1]

  • XR

    現実の世界と仮想の世界を組み合わせた体験のこと。[1]

  • 印刷・同関連業

    印刷だけでなく、製版・製本・加工など、印刷に近い仕事も含めた業界分類です。[24]

  • OJT

    On the Job Training の略。職場で先輩に教わりながら、実際の仕事を通して覚えていくやり方。[32]

  • 社内人材公募制度

    社内で、空いている別の仕事に社員が応募して動けるしくみ。DNPでは、同じ会社の中で別の職種や部門に挑戦しやすい。[32]

2026年6月9日更新

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企業概要
社名大日本印刷株式会社
本社所在地東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
ホームページhttps://www.dnp.co.jp/