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初回掲載日:2026年5月27日

企業研究

48件の情報源

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企業の特徴

半導体工場のEUV向け検査装置とレーザー顕微鏡を軸に、世界初の機械を次々生む光の装置メーカー。[1][2][3]

  • 半導体向けの欠陥検査・計測装置が中心で、マスクブランクス、フォトマスク、ウェハを見ています。[1][4]

  • EUV向けのマスクブランクス欠陥検査装置が業界標準として使われ、最先端のリソグラフィで存在感があります。[1][5]

  • FPDの高精細フォトマスク検査装置も持ち、半導体だけに寄り切らない事業の柱があります。[1][4]

  • レーザー顕微鏡は、材料、金属部品、樹脂部品、バイオ試料の研究開発や品質確認に使われています。[1][6]

  • 強みの土台は光応用技術で、レーザー、共焦点、DUV/EUV、干渉計を組み合わせて機械を作っています。[1][5]

  • 開発は、企画から保守まで一気通貫です。現場の顧客と毎日話し、Design Reviewに管理職も入って早く決めます。[2][7]

  • 世界初の工業用カラーレーザー顕微鏡や世界初のEUVパターンマスク検査装置を出してきた、前例づくりの会社です。[3][6][8]

理念・大事にしていること

  • 理念/ミッション

    光技術の分野で、どこよりも早くソリューションを提供し、お客さまの問題解決に貢献する[2]

  • 価値観/行動指針

    毎年一つの新製品を開発しよう、それも世界ではじめてのものを[2]

ココが違う

  • 開発から保守まで、技術者が追う

    技術と品質のページでは、技術者が企画、要素技術研究、試作、設計、製造、納入、据え付け、保守まで一連の流れを見ている。顧客に入れたあとも使われ方を見ながら次の製品に反映するつくりで、仕事が分業で切れにくい。[7]

  • 早く決めて、早く出す

    経営戦略では、フラットで柔軟な組織が迅速な意思決定と最速の製品開発を可能にするとしている。顧客の新しいニーズに素早く答えることが前提に置かれていて、開発の進み方が速い。[9]

主力事業/サービス

  • 半導体 マスク関連(EUV)最先端の半導体を作るときに使うEUVマスクや、その元になるマスクブランクスを検査する仕事です。ACTIS A300シリーズやACTIS A200HiTシリーズはEUVマスクの欠陥を見つけ、ABICS E320はEUVマスクブランクスの欠陥を調べます。MZ100のようにマスクの端まで細かく見る装置もあり、微細化の進んだチップづくりを支えています。[10][11][12][13][14][15]
  • 半導体 マスク関連(DUV)EUVより前の波長の光で使う半導体マスクを検査する仕事です。MATRICS X712シリーズやMATRICS X810EXシリーズはマスク工場やウェハ工場での受入検査や出荷前検査に使われ、MAGICS M6750/M6751はマスクブランクスの欠陥検査を担います。ロジック、アナログ、パワーデバイスのように今も広く使われる設計世代を支えているのがこの分野です。[10][16][17][18][19]
  • 半導体 ウェハ関連半導体の土台になるウェハそのものを、傷や欠陥、厚みや深さのばらつきまで調べる仕事です。SICA108はSiCウェハの表面と中の欠陥を同時に見て、CIRIUSシリーズは多層化したICの下の欠陥を調べ、LXシリーズやCIELシリーズは全面や端の状態を高速に確認します。VIANCAシリーズはビアの深さを測るなど、材料と見たい場所ごとに役割が分かれています。[10][20][21][22][23][24][25]
  • マスク関連(FPD)テレビやスマホの画面に使う大きな表示パネル向けのマスクを検査する仕事です。CLIOS G10シリーズ、CLIOS G834Advance、CLIOS G800LITEはFPDフォトマスクの欠陥を見つけ、LBISシリーズ L852/L1052は大きなマスクブランクスを検査します。半導体向けより大きいサイズのマスクを扱うのが特徴で、表示パネルの品質を支えています。[26][27][28][29]
  • リチウムイオン電池関連電池が充電・放電している最中に、中で何が起きているかを見えるようにする仕事です。ECCS B320は、反応分布や膨張・収縮、デンドライトの発生などを観察でき、電池の性能や不具合の原因を探る場面で使われます。完成後の外観を見るのではなく、動いている途中の変化を追うのが特徴です。[30][31][32]
  • 超高温観察レーザー顕微鏡システム材料をすごく高い温度まで上げながら、その場で変化を観察する仕事です。VL3000DX-SVF18SPは、1800℃までの温度制御や急速昇温・急速冷却に対応し、高温時の材料の動きを高倍率で見られます。高温での変形や変化を確かめたい研究で使われます。[30][33]

業界マップ

レーザーテックは、半導体の中でもマスク、マスクブランクス、ウエハを「見て、見つけて、測る」検査・計測装置に絞った会社です。広く何でも作る会社ではなく、EUV世代のような最先端工程で代わりがききにくい装置を深く押さえるタイプなので、同業比較では「装置の数」より「どの工程の欠陥を握っているか」で見ると違いがはっきりします。世界でも一つだけの装置がある、という立ち位置がこの会社の強さです。[9][34]

  • 市場規模

    世界の半導体製造装置市場は、SEMIの予測で2024年に1170億ドル、2025年に1255億ドル、2026年に1381億ドルまで伸びる見通しです。中でもウエハファブ装置は2025年に1108億ドルで、全体の大半を占めます。つまりこの業界は、スマホ需要そのものよりも、AI向けの先端ロジックやHBMに各社がどれだけ設備投資するかで動きやすい市場です。レーザーテックを見るときは、半導体が売れるかではなく、先端工場が「さらに細かく作るために、どれだけ検査を厳しくするか」で伸びる会社として捉えるとわかりやすいです。地域では中国、台湾、韓国への投資が大きく、貿易政策の影響も受けやすいです。[35][36][37]

同じ業界の企業

  • レーザーテック株式会社EUVマスク、マスクブランクス、ウエハの検査・計測に深く特化。少数の装置を高い精度で磨く会社です。[34]
  • Onto Innovation Inc.2025年の売上高は10.05億ドル。検査・計測に強い専門会社で、先端ノードや先進パッケージ向けに事業を広げています。[38][39]

なぜこの会社か

  • 少数の装置に集中するので、1つの開発テーマを深く掘る仕事になりやすいです。会社は約7割がエンジニアで、売上の5〜10%を研究開発に回しています。[9]

  • 製造を外部委託するfab-liteなので、社内の力を開発と顧客対応に寄せやすいです。装置を量産する会社というより、装置の頭脳を作る会社に近いです。[9][34]

  • EUVマスクやマスクブランクスの検査は、先端半導体の中でもかなり狭いけれど重要な場所です。世界で代わりがききにくい装置を扱えるのは、この会社ならではです。[34][40][41]

  • 世界の半導体大手と近い場所で仕事をするので、最先端の工場が何を困っているかを直接聞きながら装置を作れます。技術の変化が速い現場に近いのは、この業界の中でも面白い点です。[34][42]

業界の課題・リスク

  • 半導体製造装置は、顧客の設備投資に強く左右されます。AI向け投資が伸びると市場は大きくなりますが、投資が止まると需要も落ちやすいです。[35][43]

  • 市場成長が中国、台湾、韓国の投資に大きく寄るため、関税や輸出規制などの貿易政策の影響を受けやすいです。[35]

  • 半導体設備は景気や世代交代の波が大きく、売れる地域や用途が変わりやすいです。特定の世代の投資が一段落すると、次の波を待つ時間が生まれます。[35][36]

最近のニュース・トピック

  • マスクショップとウェハファブ向けのマスク欠陥検査装置「MATRICS X712シリーズ」を発表。5/6/7インチマスクに対応し、複数の検査モードを組み合わせて使える。

    2026年03月31日

  • マスクブランクス欠陥検査/レビュー装置「MAGICS M9750/M9751」を発表。前の機種より感度と処理速度を高めた。

    2025年12月08日

  • 超短パルスレーザー励起顕微鏡「OPTELICS UXM」を製品化。

    2025年11月14日

  • 全固体電池の充放電中の反応を見える化するコンフォーカルシステム「ECCS B520」を発表。

    2025年05月09日

  • IR光を使って、非破壊・非接触で高解像度観察と高精度測定ができる「OPTELICS IR」を発表。

    2025年01月20日

用語ミニ辞典

  • EUV

    半導体を細かく描くために使う、13.5nmの極端紫外線です。[1][3]

  • フォトマスク

    半導体の回路模様を写し取るための元になる板です。[1]

  • マスクブランクス

    フォトマスクの元になる材料です。[1]

  • FPD

    液晶や有機ELなどの平らな表示パネルのことです。[1]

  • 光応用技術

    光を使って、ものを見たり、欠陥を見つけたり、長さや厚みを測ったりする技術です。[1][5]

  • fab-lite

    自社で工場をたくさん持たず、製造は外部に任せて、開発や設計に力を集めるやり方です。[9][34]

2026年5月27日更新

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企業概要
社名レーザーテック株式会社
本社所在地神奈川県横浜市港北区新横浜2-10-1
ホームページhttps://www.lasertec.co.jp/