| 社名 | 瀧定株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市中区錦2-13-19 |
| ホームページ | https://www.takisada-nagoya.jp/ |
詳細はリンク先外部サイトをご確認ください。 2026年9月15日時点情報
初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
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服地だけで終わらず、原料・生地・服・海外販売までつなぐ繊維専門商社。
繊維製品を広く扱う会社で、服地、アパレル、寝装、ベビー・子供服、原料・原糸まで見ている。
企画開発から仕入れ、生産、販売までを一つの流れで動かす。生地を選ぶだけでなく、その先の売り方まで考える仕事が中心。
昔は呉服や太物の卸売から始まり、時代ごとに扱うものを広げてきた。今の事業の広さは、この積み重ねから来ている。
今の柱は紳士服地、婦人服地、製品部。スーツ地だけでなく、服そのものまで一緒に扱うのが特徴。
海外はヨーロッパ、中国、東南アジア、韓国、台湾、アメリカまで広がり、現地法人も置いている。日本の店頭だけを見ない商売がある。
サステナブル素材や機能素材を前に出し、37.5シリーズやNAIA糸のような素材も扱う。見た目だけでなく、着心地や素材の背景まで提案する。
創業
1864年、初代瀧定助は尾張国丹羽郡東野村から名古屋東万町に移り住み、絹屋定助ののれんを継いで呉服太物卸売商を始めた。出発点は、得意先の御用を聞き、京都で仕入れた太物を尾張で売る取次だった。明治初期には、資産を呉服卸業務・金融業務・不動産投資の3つに分けて運用しており、布を回すだけでなく、お金の流れも見ながら商売を広げていった。
転換点
大きな転換点は2001年の会社分割だった。瀧定株式会社を瀧定名古屋株式会社と瀧定大阪株式会社に分け、名古屋と大阪がそれぞれ独立して動く形に変えた。背景には、社会の変化に合わせて現場主義を徹底し、独自の判断とスピードを上げるねらいがあった。その後、海外取引や採用では地名が足かせになる場面も出てきて、2026年8月1日に社名を瀧定株式会社へ戻している。今の『課ごとの独立採算』や、課長が一つの会社を動かすように働く組織の作り方は、この転換の延長線上にある。
現在
いまは繊維専門商社として、婦人服地、紳士服地、紳士服・婦人服・製品を中心に、企画・生産・販売まで一貫して手がけている。営業は婦人服地部、ニット服地部、原料素材部、紳士服地部、ユニフォーム・機能繊維部、製品部、グローバル事業部などに分かれ、社内には30近いセクションがある。海外拠点は上海、カンボジア、ベトナム、欧州、韓国に広がり、2025年度の売上は645億8,100万円、従業員は521名。
これから
これからも、国内外のパートナーや自家生産、自社工場を組み合わせながら、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの市場開拓を進める方針が示されている。事業部紹介では、受注を待つのではなく、市場やニーズを先読みして商品を開発し、企画・生産・販売を三位一体で動かす考え方が書かれている。企業理念は『変化と挑戦を続けていく』で、ビジョンは『繊維を通して、より豊かで多様な未来の実現』としている。
理念/ミッション
唯一無二の価値創造
価値観/行動指針
新たな可能性を求め、変化と挑戦を続けていく
市場より先に、商品を作る
経済産業省は繊維商社の役割を、発注整理・在庫管理・販路拡大などと整理している。瀧定名古屋はトップページで「市場やニーズを先読みして商品を開発し、自らトレンドを仕掛けていく」「企画・生産・販売の三位一体」と打ち出している。売り先の注文を待つだけでなく、企画の段階から商品づくりを前に進める色が強い。
海外は輸出先ではなく、現地で動かす
会社概要では海外取引先にヨーロッパ、中国、東南アジア、韓国、台湾、アメリカなどが並び、製品部は上海・香港・カンボジアなどを含むグループで海外オペレーションに対応している。さらに、海外生産拠点から直接納品できる仕組みもある。日本から売るだけでなく、現地法人を使って調達・生産・納品までつなぐ形になっている。
ファッション・服飾雑貨・繊維業界は、衣料品や服飾品、宝飾品などの企画・製造から販売までを手がける業界です。人々の生活に彩りや個性を与えるだけでなく、機能性や快適さを追求した製品を通じて、日々の暮らしを豊かにする価値を提供しています。トレンドを追いながらも、素材開発から生産、流通、そして顧客の手元に届くまでの多様なプロセスが連携し、社会に貢献しています。
業界でやっていること
この業界では、まず『アパレルメーカー』が市場のトレンドを読み解き、商品の企画やデザインを行います。次に、そのデザインに必要な素材を『専門商社』を通じて『素材メーカー』から調達し、染色や生地の製造が行われます。その後、アパレルメーカーで縫製され商品が完成。完成した商品は、『百貨店』や『小売店』、あるいは『通販会社』を通じて消費者の元へ届けられます。企画から販売までを自社で一貫して行う『SPA(製造小売り)』というビジネスモデルも特徴的で、市場の反応に素早く対応しながら、独自性の高い商品を展開しています。
この業界を見るポイント
この業界の企業を見る際は、『SPA型』で企画から販売まで一貫して手がけているのか、それとも『素材開発』に特化しているのか、『小売』に強みがあるのか、といったビジネスモデルの違いに注目すると、それぞれの企業の個性がよく見えてきます。また、流行を素早く取り入れ低価格で提供する『ファストファッション』を主軸とするのか、あるいは機能性や品質にこだわった『高付加価値商品』で勝負するのか、といった「どんな商品を、どのように顧客に届けているか」という視点も、企業ごとの戦略を理解する上で重要なポイントです。
知っておくとよい基礎知識
国内市場の縮小傾向に対し、この業界では『機能性商品の開発』と『グローバル展開』が重要なキーワードです。例えば、水洗いできるスーツや温度調節機能を持つ下着など、素材メーカーと協力して高付加価値な商品を開発する動きが活発です。また、インターネットを通じて海外の顧客に商品を販売する『越境EC』が成長しており、特にアジア市場への展開が加速しています。さらに、生産拠点を中国からASEAN諸国へ移す『チャイナプラスワン』戦略も進んでおり、国際的なサプライチェーンの構築が進んでいます。
繊維専門商社の中で、瀧定名古屋株式会社は『生地を売る会社』と『完成品を作って売る会社』の両方をまたぐ会社です。売上構成でも製品部44.6%、婦人服地29.6%、紳士服地25%と、素材と製品がほぼ並びます。売上645.8億円は、スタイレム(914億円)やモリリン(874億円)よりは小さい一方、タキヒヨー(639億円)とは近い水準です。業界の中では、婦人服地の企画力と完成品まで踏み込む力を一緒に見ると、この会社の立ち位置がつかみやすいです。
業界内ポジション
瀧定名古屋株式会社は、繊維専門商社の中でも、生地の元卸だけでなく完成品の比率が大きい会社です。売上比率では製品部44.6%が最大で、婦人服地29.6%、紳士服地25%と、素材と製品の両方を持っています。婦人服地では、国内生産や欧州輸入の高感度・高品質素材から、中国生産の値頃感ある素材までを扱い、毎シーズン自社で方向性を出して展示会に出しています。海外でも、アジア中心の生産背景と日本市場向け企画を組み合わせた提案をしており、『つなぐだけの商社』より『企画して形にする商社』に近い立ち位置です。比べると、スタイレムは素材から雑貨までと海外拠点の広さが目立ち、モリリンは原糸から生活資材までSCMの広さが強く、タキヒヨーはアパレル製品の卸売を大きく回す会社です。瀧定名古屋はその中間で、素材と製品をまたぐ仕事が濃いのが特徴です。
素材と完成品をまたいで仕事ができる。売上のほぼ半分が製品部で、生地だけの会社より、企画・仕入れ・生産・納品がつながって見える。
海外向けでは、アジア中心の生産背景と日本市場向け企画を組み合わせるので、国内と海外をつなぐ視点を持ちやすい。
国内人口の減少で、衣料品の総量は増えにくい。
低価格化が進み、定番商品ほど値上げしづらい。
原材料、エネルギー、労務費、物流費が上がりやすい。
製品段階で輸入が多いので、為替や海外の物流の乱れの影響を受けやすい。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
「好きな事を仕事にする」という軸で入社して、今は東京駐在で毎日3社ほど商談しています。生地をアパレル企画の人に提案して買ってもらうのが中心ですが、その前に仕入先へ行って原料や糸の話を詰めるのも大事です。課の全員で成果を出す仕事なので、自分で考えて動くのが好きな人や、結果を出すまで粘れる人に向いていると思います。
2016年入社
春夏、秋冬ごとに素材を企画して、産地を回りながらテキスタイルを作っています。展示会に合わせてMAPも作り、営業と一緒にお客さんへ提案します。3年ほど同じ客先にチェック柄を出し続けて、ある年に『提案をください』と言われ、自分の柄が採用されたときは本当にうれしかったです。街で自分の作った服を見たい人には、すごく合う仕事だと思います。
2017年入社
テキスタイル部門の事務として、国内外のデリバリーと売上計上を担当しています。営業3人を支えながら、出荷オーダーや伝票処理を毎日こなすので、正確さと段取りがかなり大事です。2年目には新システム導入や人員の変化が重なって課の中心に立つことになりましたが、先輩や営業に助けられて乗り越えられました。周りをよく見て、人を支えるのが得意な人に向いている会社だと思います。
2020年入社
テキスタイル:服や製品のもとになる布地のことです。瀧定名古屋では、生地を企画して、作って、売るところまでを一つにつないでいます。
デリバリー:出荷や納期に合わせて、商品を正しく届けるための手配のことです。
インポート素材を扱う課
専門職(テキスタイルデザイナー)
季節ごとの生地を企画し、展示会で提案する
季節素材の企画:春夏と秋冬の区切りで素材を企画し、産地を訪ねてテキスタイルを作る。
展示会用MAPの作成:部門の展示会に合わせて、お客様に見せるMAPを作る。営業と一緒に素材提案をする場面もある。
新色と柄の詰め:名古屋で新色作業や柄作りを進め、試作で出た課題を電話やメールで調整する。
仕入れの時期は、産地への出張がほぼ毎週入り、素材を見ながら次の提案を作る。
展示会前は社内での作業が増え、MAP作成や新色・柄の調整に時間を使う。
産地、営業、仕入れ先をまたいで動くので、1つの素材でも確認先が多い。展示会で見せるMAPや新色がそのまま提案の土台になるため、細部の詰めがそのまま仕事の結果につながる。
MAP:展示会などでお客様に見せる、テキスタイルの見本や提案内容をまとめた資料。
デリバリー:商品を相手先へ届ける手配や進行管理のこと。
2026年8月31日更新
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この機能は、Indeedによって提供されています。
| 社名 | 瀧定株式会社 |
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| 本社所在地 | 愛知県名古屋市中区錦2-13-19 |
| ホームページ | https://www.takisada-nagoya.jp/ |
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