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初回掲載日:2026年5月27日

企業研究

47件の情報源

AIがWeb上の情報を収集・分析しました。

企業の特徴

富山の共同計算センターから始まり、開発・ネットワーク・運用・データセンターまで一続きで担うITサービス会社。

  • 相談からソフト開発、システム連携、ネットワーク、運用代行までをまとめて持つ。作るところと動かし続けるところを切り分けずに扱う。

  • 出発点は、富山で複数社が共同で使う計算センター。最初から『みんなで使うIT』の発想がある。

  • 運用は30年以上の実績があり、問い合わせ、進捗、手順書、過去の対応を集めて回す。担当者だけの記憶に頼らない形を作っている。

  • 品質の共通理念は OUR Quality。相手をよく理解し、よいサービスを出し、長く信頼される関係をつくる考え方をそろえている。

用語ミニ辞典

  • OUR Quality:グループでそろえた品質の考え方。相手をよく理解し、よいサービスを出し、信頼される関係を目指す。

創業ストーリー

  1. 創業

    1964年、インテックの前身は「富山計算センター」として始まりました。当時のコンピュータは非常に高価で、1社や1自治体だけで持つには重すぎたため、企業や地方自治体が共同で使う計算センターという形が出発点でした。創業者の金岡幸二は、コンピュータを電気や水道のように、だれでも必要なときに使えるものにしたいという「コンピュータ・ユーティリティ」の考え方を掲げました。そこから新潟、東京、名古屋、仙台、大阪へ拠点を広げ、1973年には特定回線によるTSSサービス、1975年には銀行の総合オンラインを始め、ただ計算を受ける会社から、通信と業務をつなぐ会社へ変わっていきました。

  2. 転換点

    大きな転換点は、2000年代後半から2010年代前半にかけてのデータセンター戦略です。インテックは東京だけでなく、富山や大阪にもデータセンターを増やし、それらを高速ネットワークでつないで、仮想的に「ひとつの大きなデータセンター」として動かす発想を作りました。当時の日本では、災害時にも止まりにくいITという考え方はまだ広く知られておらず、東日本大震災のあとにBCP対策の需要が強まったことで、この構想の意味がはっきりしました。ここから生まれた「EINS WAVE」は、広域仮想クラウドサービスとして始まり、今ではデータセンター、クラウド、ネットワークをまとめて扱う土台になっています。

  3. 現在

    今のインテックは、データセンター、ネットワーク、クラウドをまとめて持つITプラットフォームと、業種ごとの業務システムが柱です。会社案内では、ICTコンサルティング、ソフトウェア開発、システム・インテグレーション、ネットワークサービス、アウトソーシングサービスを事業領域に置いています。現在の公式サイトでも、ITプラットフォーム、社会基盤、医療・製薬・ヘルスケア、ロボティクス・IoTなどの領域を案内しています。金融向けには「fcube」のような業務支援もあり、単発のシステム開発だけでなく、業務の土台ごとまとめて支える形が見えます。

  4. これから

    これからは、2024〜2026年度の中期経営計画で人への投資を進め、コンサルタント、ITアーキテクト、高度営業人材を増やす方針です。インフラ面では、全国のネットワーク基盤や富山・高岡のデータセンターをIOWN構想に合わせて光化し、電力消費の増加とCO2の増加を抑える方向を打ち出しています。AIでは、閉域ネットワーク内で使えるローカルLLMや、金融機関向けの業務特化型AIの製品化を進めています。

用語ミニ辞典

  • BCP:災害や障害が起きても、仕事を止めにくくするための考え方です。

  • IOWN:光を使って、通信と計算の仕組みを作り直そうとする次世代の構想です。

理念・大事にしていること

  • 理念/ミッション

    ムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りを

  • 価値観/行動指針

    オネストというスタイル。メンバーシップとは、TISインテックグループ構成員の行動指針です。

ココが違う

  • メーカーに縛られず、最適な組み合わせを選ぶ

    システムインテグレーションでは、メーカーやブランドにこだわらず、最適なハードウェアとソフトウェアを組み合わせると明記している。自社製品を押し出すより、顧客条件に合わせて構成を組む仕事が中心になる。

  • 提案だけで終わらず、運用・保守まで抱える

    事業はコンサルティング、システム開発、アウトソーシング、クラウドサービスまで並び、設計から構築、運用、保守までトータル提供する。国内最大級のデータセンター網も持ち、作って終わりではなく、止めずに回し続ける仕事が大きい。

  • 社会課題を、事業テーマとして束ねる

    金融包摂、スマートシティ、エネルギー、ヘルスケアの4つを、事業を通じて解決する社会課題として特定している。単発の案件ではなく、社会課題ごとに事業を積み上げる発想がはっきりしている。

用語ミニ辞典

  • ムーバー:世の中を新しい世界へと動かしていくモノやコト、システムを生み出す人のこと。

  • オネスト:正直で、誠実であること。

  • メンバーシップ:TISインテックグループ構成員の行動指針。良き社会のメンバーとして、意思と意見を表し、進化を担い、互いを尊重する振る舞いを指す。

業界全体を理解する

「情報処理業界」とは?

情報処理業界は、IT(Information Technology)を駆使して、企業や社会のさまざまな課題を解決するシステムを構築・運用する業界です。インターネット通販の決済システムや電車の運行情報表示など、私たちの暮らしのあらゆる場面でITシステムが活用されており、この業界は社会のデジタル基盤を支える重要な役割を担っています。単にシステムを作るだけでなく、顧客企業の業務を円滑にし、新たな価値を生み出すための「情報」というインフラを提供しています。

  • 業界でやっていること

    この業界では、まず『システムインテグレータ(SIer)』が顧客企業の「こんなシステムが欲しい」という要望をヒアリングし、IT戦略の立案からシステムの全体設計を行います。次に、その設計に基づいて『システム開発会社』がソフトウェアを開発し、『ハードウェア会社』が機器を調達、『通信会社』がネットワークを構築するなど、多くの専門家が連携して一つのシステムを作り上げます。完成したシステムは『保守運用』の担当者が安定稼働を支え、トラブル時には迅速に対応します。企画から開発、運用まで、職種間のバトンリレーによって、企業活動を支えるITシステムが社会に届けられています。

  • この業界を見るポイント

    情報処理業界の企業を見る際は、「誰のどんな課題を解決しているか」という視点が重要です。例えば、金融機関の複雑なシステムを専門に手掛けるのか、製造業の生産管理システムに強みがあるのか、あるいは一般消費者が使うWebサービス開発が中心なのか。顧客の業界や、提供するシステムの規模・種類によって、求められる技術や仕事の進め方が大きく異なります。また、自社で一貫してシステムを開発・提供するのか、他社のシステム開発を支援するのかといったビジネスモデルの違いも、企業ごとの個性を理解する上で役立ちます。

  • 知っておくとよい基礎知識

    近年、情報処理業界では「IoT(モノのインターネット化)」や「ビッグデータ活用」、「RPA(業務自動化)」といった技術が急速に進展しています。例えば、工場内の機械がインターネットでつながり、稼働状況をリアルタイムでデータ化して生産効率を上げる、あるいは膨大な顧客データから新たなビジネスチャンスを見出す、といった動きが活発です。また、自動運転車の開発のように、自動車メーカーと情報処理企業が連携して高度なシステムを構築するなど、他業界との協業を通じて、私たちの生活をより便利で安全にするための技術革新が進んでいます。

業界ナビでもっと詳しく見る情報処理業界の構造・トレンドを深掘りできます

業界マップ

富山発のITサービス会社で、金融・公共・製造などの業務システムに加え、EDI、クラウド、データセンター運用まで持つ会社です。比較するときは、『大きい総合SIerか』『現場の業務と止められない基盤に深く入る会社か』を軸に見ると違いが分かりやすいです。

  • 市場規模

    総務省の統計では、2024年の情報通信業の1か月当たり平均売上高は5兆4,901億円で、サービス産業の中で最も大きい規模です。2024年は情報通信業が毎月前年超えで、サービス産業全体の増加にも継続して寄与しました。IPAの調査では、日本企業のDX推進人材は8割超が不足しており、クラウド移行、運用代行、データ連携、セキュリティのような仕事が増えやすい市場です。

  • 業界内ポジション

    インテックは、巨大な総合SIerのように全国・海外で何でも広く売る会社というより、金融・公共・製造・医療・流通のような業務ルールが細かい領域で、システム開発から運用、データセンター、EDIまでをまとめて持つのが特徴です。親会社TISの100%子会社としてグループの一部を担いながら、自社では『止められない業務基盤』に近い領域を厚くしてきました。収益の作り方も、単発の開発だけでなく、運用・連携・基盤サービスを長く積み上げる形に寄りやすい会社です。

同じ業界の企業

  • 株式会社インテック富山発のSIer。金融・製造・公共などの業務に深く入り、EDI、ネットワーク、データセンター運用まで持ちます。売上高は124,765百万円、従業員は3,915名です(2025年9月時点)。
  • NTT DATA Group Corporation売上収益4兆6,387億円の巨大なITサービス会社です。コンサル、業界向けソリューション、BPS、モダナイゼーション、マネージドサービスまでを世界70カ国以上で展開しており、規模と海外比率で見たときに別格の競合です。
  • 富士通株式会社売上高3兆5,029億円で、日本のIT services revenueはNo.1です。ハードからデジタルサービス寄りへ重心を移しながら、国内外で大規模なITサービスを展開しています。
  • TIS株式会社売上高5,964億円の大手SIerです。金融IT、産業IT、広域ITソリューションなど、業界ごとに事業を分けて広く案件を持つ会社で、インテックと近い領域を多く持ちながら、より大きい規模で動いています。
  • SCSK株式会社売上高5,960億円の大手ITサービス会社です。インテックと同じく企業システムの構築・運用に強い比較対象で、売上規模も近いため、『どの業界に深く入るか』『運用まで持つか』の違いが見やすい相手です。

なぜこの会社か

  • 金融・公共・製造のような、止まると困る領域の案件が多いので、業務の中身を深く覚えながら働きやすいです。仕様を作るだけでなく、現場の運用や例外処理まで見て進める仕事が多いのが特徴です。

  • データセンターと広域仮想クラウド、ネットワーク運用を持っているので、作るだけで終わらず、動かし続けるところまで見やすいです。SIの納品だけでなく、運用と改善が続く仕事を経験しやすい会社です。

  • 自社サービスを長く育てる仕事があるので、単発の受託だけではない働き方ができます。EDI、金融EDI、医療、自治体、クラウド基盤など、業務に近いサービスを積み上げる形が見えやすいです。

業界の課題・リスク

  • 日本企業ではDX推進人材の不足が8割を超えており、IT会社側にも人を集めて育てる力が強く求められます。人材不足は、案件の受け方や進め方にそのまま影響しやすい業界です。

  • サイバー攻撃の中心は、ランサム攻撃、脆弱性の悪用、ビジネスメール詐欺です。システムを作る会社ほど、守る仕組みと復旧の手順まで持たないといけません。

  • 生成AIは広がっていますが、効果の理解や利用ルール作りが難しく、業務に埋め込むところで止まりやすいです。AIを入れるだけでなく、どこまで使うか、どう管理するかまで決める必要があります。

用語ミニ辞典

  • SIer:顧客の業務に合わせて、システムの設計・開発・つなぎ込み・運用をまとめて担う会社のことです。インテックの事業には、ICTコンサルティング、ソフトウェア開発、システム・インテグレーション、ネットワークサービス、アウトソーシングサービスが並んでいます。

  • EDI:企業どうしが受発注などのデータを電子的にやり取りする仕組みです。インテックは『企業間のデータ交換をワンストップで実現する』EDIプラットフォームサービスを出しています。

  • DX:デジタル技術を使って、会社の仕事のやり方や事業の形を変えることです。IPAの調査では、DX推進人材の不足が日本企業の大きな課題になっています。

成長・キャリアパス

  • 1年目新入社員研修で土台を作ったあと、まずは保守作業や小規模な開発案件から入る流れが見えます。クレジットカードやEDIのような業務知識を、先輩や営業担当、お客さま担当者と会話しながら覚えていく段階です。会社としても新入社員研修を置き、入社10年目までに3つ以上の業務を経験できるようにしています。
  • 3年目3年目ごろには、作業担当から一歩進んで、提案や調整に入る人が増えます。たとえば営業で3年経験した社員が社内公募でコンサル部門へ移り、経営に近い課題を扱い始めた例や、エンジニアが提案PMやPLを任される例があります。担当先の目標を聞くだけでなく、どう進めるかを自分で組み立てる段階です。
  • 5年目5年目ごろには、20名以上のチームを率いるTLや、大きめの案件のPLとして動く姿が見えます。お客さまとの協議や合意形成も任され、数人月の仕事から数百人月の仕事へ広がっていきます。単に手を動かすだけでなく、案件の形を作る側に回る時期です。
  • 10年目10年目になるころには、1つの案件だけでなく、仕事の種類そのものを広げる人が増えます。会社は半期ごとの公募や相互出向、コンサル人材・ITアーキテクト育成を用意し、入社10年目までに3つ以上の業務を経験できるようにしています。開発リーダーやアーキテクトリーダーを経て、技術組織のマネジメントへ進む人もいます。

※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。

先輩の声

  • 「最初はクレジットカード会社向けWeb周辺システムの保守作業や小規模案件から始まりました。入社後に研修を受けて知識を身につけ、2023年には提案PM、2025年には20名以上のチームをまとめるTLまで任されるようになりました。自分が考えた方針や仕様がそのままシステムに反映されて世に出るのがうれしい、という言葉が印象的で、お客さまと直接話しながら仕事を広げたい人に合いそうです。」

    2019年入社

  • 「入社後はEDIの開発・導入で、インフラ構築からアプリ開発まで幅広く担当していました。10数年の経験を積んだあと、社内公募でAI&ロボティクスサービス部に移り、今は営業と一緒にお客さまの目標を聞き、データ分析やPoC、AIモデル開発まで担っています。『新しい技術を学んで習得することに喜びを感じていた』という流れから、同じ会社で専門を変えながら深めたい人に向いています。」

    2007年入社

  • 「DXR&D部で、自治体や地元の決済事業者、交通事業者をまとめながら地域課題の解決に取り組んでいます。北海道日本ハムファイターズとのタイアップでは、健康アプリを使って来場者の歩数を計測し、寄付につなげました。住民へのヒアリングやワークショップも含めて、現地で人と会いながら新しい仕組みを形にする仕事が多く、机の上だけで考えるより動きながら進めたい人に向いています。」

    2020年入社

用語ミニ辞典

  • PoC:本当に使えるかを、小さく試して確かめることです。

  • PM:プロジェクト全体の進み方や結果に責任を持つ役割です。

  • PL:開発の現場で、作業の進め方をまとめる役割です。

  • TL:チームをまとめる役割です。

職種別の働くイメージ

産業公共事業本部 産業ビジネス第2事業部 産業ビジネス第2企画営業部

営業

大口顧客の課題を、社内を巻き込んで形にする仕事

この職種の業務シーン

  • 経営層との仮説型提案:経営層や組織長と協議して経営課題を確認し、課題解決に向けた仮説型の提案を組み立てる。カーボンニュートラルや人権問題のようなテーマも扱う。

1週間の山場

  • 経営層との協議で、常時10件ほどの案件の打ち手を見直す週。

用語ミニ辞典

  • DX:仕事のやり方やサービスを、デジタルを使って変えていくこと。

最近のニュース・トピック

  • TISとインテックが、電話番号を用いた本人認証サービス「電話認証サービス」にトランザクション認証機能を追加し、提供を始めた。

    2026年06月01日

  • インテックが、「預り物件管理サービス」のスマートフォン版を提供開始し、最初の導入先として中国銀行を発表した。

    2026年05月22日

  • インテックが、統合ログ管理ソフトウェア「LogRevi」にAIログ定義自動化機能を追加し、提供を始めた。

    2026年05月12日

  • インテックが、ソフトバンクとAI搭載ホログラフィック通信プラットフォーム「PROTO」の販売協力契約を結んだ。

    2026年04月23日

  • インテックが、情報システム部門向けの「共創型システム運用サービス」を提供開始した。

    2026年03月27日

  • インテックが、全国のデータセンター運用拠点を仮想的に統合した「Virtual Operation Control Center」を開設した。

    2026年03月18日

  • インテックとカターレ富山が、DXの活用を通じた地域の新しい価値創造を目指して協業を始めた。

    2026年03月13日

2026年8月27日更新

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企業概要
社名株式会社インテック
本社所在地富山県富山市牛島新町5番5号
ホームページhttps://www.intec.co.jp/