| 社名 | 株式会社岩手銀行 |
|---|---|
| 本社所在地 | 盛岡市中央通一丁目2番3号 |
| ホームページ | https://www.iwatebank.co.jp/ |
詳細はリンク先外部サイトをご確認ください。 2026年4月15日時点情報
初回掲載日:2026年6月9日
企業研究
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盛岡に本店を置き、岩手の会社や自治体に、預金や融資だけでなく、商談づくりや事業づくりまで一緒に入る地域密着の銀行グループ。
盛岡に本店を置き、県内外に110ヵ所の店舗がある。 地域の窓口で預金・融資・外国為替をまとめて扱う。
銀行のまわりに、リース、クレジットカード、信用保証、コンサル、地域商社、投資ファンドの子会社が並ぶ。 お金を貸すだけで終わらず、設備導入や販路づくりまでつなぎやすい。
取引先の事業内容や課題、成長の見込みをよく見て支援する事業性理解を重視。 決算の数字だけでなく、現場で何が詰まっているかを聞き取る仕事が中心になる。
自治体との連携協定を軸に、地方創生と震災復興に長く関わってきた。 農地コネクトの支援のように、農家の農地の使い方まで動かす案件もある。
環境や社会の課題を、ローンや預金の商品に変えて出している。 脱炭素応援ローン、サステナ応援ローン、グリーン預金がその例。
1932年の設立後、合併、オンライン化、震災復興、地域商社や投資ファンドの立ち上げへと広げてきた。 いまはお客さまの課題解決と地域社会の持続的成長を同時に進める方針を掲げている。
事業性理解:会社の売上や利益だけでなく、何を作り、どこに売り、どこで困っているかまで見て支援する見方。
SDGs:国連が決めた、貧困、環境、教育などの持続可能な目標。
創業
1930~1931年の昭和恐慌で、岩手県では銀行の破綻が相次ぎ、地域のお金の流れが止まりました。新しい銀行をつくることには既存の銀行が強く反対しましたが、県民の金融機能を戻す必要があり、岩手県当局主導で1932年5月2日に岩手殖産銀行として生まれました。初代頭取の進藤正十はこれを「県民銀行」と位置づけ、創業時から「地域社会の発展に貢献する」「健全経営に徹する」を掲げました。
転換点
大きな転換点は、岩手の銀行から、銀行を中心に周辺機能まで広げた総合金融グループへ変わったことです。2011年の東日本大震災後には震災復興計画を打ち出し、地域の立て直しまで見る役割が前に出ました。その後、2020年にいわぎんリサーチ&コンサルティングとmanordaいわてを設立し、2021年には秋田銀行と包括業務提携を結びました。2023年の中期経営計画では「金融サービス領域の深化」と「金融の枠を超えた新たな事業領域への挑戦」を掲げ、統合報告書では、厚い自己資本を使ってリスクを取りながら、収益構造の改革、新事業領域の拡大、デジタル分野への投資を進め、リース、カード、コンサル、地域商社、キャピタルで構成する体制を築いたと説明しています。
現在
いまの岩手銀行は、岩手県を主な地盤にする地方銀行で、銀行本体のほかにリース、カード、コンサル、地域商社、投資機能を持つ7社のグループです。採用サイトでは、岩手県内の預金シェアは50%、貸出金シェアは46%、指定金融機関は23自治体と案内されています。仕事の中身は、預金や融資だけでなく、事業承継、M&A、デジタル化、脱炭素、起業支援まで広がっています。
これから
2026年4月から2029年3月までの第22次中期経営計画では、事業ポートフォリオの変革、地域の成長力の引上げ、組織の強靭化を進めます。計画では、インフレ時代に合わせて経営を切り替え、前中計で整えた基盤を使って成果を広げる方針です。地域側では、人口減少、後継者不足、事業所数の減少、デジタル化、気候変動への対応を前提に、金融サービスと支援機能を組み合わせる動きが続きます。
事業ポートフォリオ:会社が持つ収益の柱の組み合わせのことです。
理念/ミッション
地域社会の発展に貢献する
価値観/行動指針
活力に満ち、創造力に富み、使命感に燃え
県内の預金と貸出の土台が厚い
岩手県内の預金シェアは50%、貸出金シェアは46%、メインバンクシェアは43%で、指定金融機関は23自治体ある。地域銀行は地域経済を支える役割を担うが、岩手銀行は県内で資金を集める側・回す側の両方で存在感が大きく、地元の企業や自治体との仕事が中心になりやすい。
融資の前後まで地域課題に踏み込む
長期ビジョンで『お客さまの課題解決と地域社会の持続的成長を牽引する価値共創カンパニー』を掲げ、事業承継、利便性向上、デジタル化、脱炭素化への対応まで支援対象にしている。金融庁も地域密着型金融では、企業の課題を見つけた後に外部専門家や外部機関の知見も使いながら解決につなげることを重視しており、岩手銀行は金融だけで終わらない仕事の置き方がはっきりしている。
銀行本体の外に、事業を動かす子会社群がある
グループ会社7社の中に、リース、クレジット、コンサル、地域商社、CVC、VCが入っている。銀行本体の預金・融資だけではなく、地域の調査、商品づくり、事業承継、新規投資までをグループで持てるので、営業や本部の仕事でも『何を一緒にやるか』を組み立てやすい。
経営理念:会社が何を大事にして経営するかを表す基本の考え方。
地域密着型金融:地域の企業や暮らしの事情をよく見ながら、資金の出し入れだけでなく課題解決や地域の活性化まで支える考え方。
金融業界は、私たちのお金に関するあらゆる活動を支える業界です。銀行の預金や融資、証券会社の投資、保険会社の保障など、個人や企業の「お金を増やしたい」「万が一に備えたい」「事業を成長させたい」といった多様なニーズに応え、社会全体のお金の流れをスムーズにすることで経済活動を活性化させています。単にお金を貸し借りするだけでなく、未来への安心や成長の機会を提供する役割を担っています。
業界でやっていること
金融業界では、まず『営業』が個人のお客様には住宅ローンや資産運用、法人のお客様には事業資金の融資やM&Aの相談に乗ります。お客様から預かったお金は、『ファンドマネージャー』が株式や債券に投資して増やしたり、『アクチュアリー』が保険商品の設計に活かしたりします。また、これらの取引を正確に記録し、お客様の問い合わせに対応するのが『金融事務』です。お客様のニーズを起点に、お金を「集める」「貸す・運用する」「守る」という一連のバリューチェーンを、多様な専門職が連携して支えています。
この業界を見るポイント
金融業界の企業を見る際は、「誰に、どんなサービスを提供しているか」という視点が重要です。例えば、個人向けに預金や住宅ローンを提供する『銀行』、企業の資金調達やM&Aを支援する『証券会社』、病気や災害に備える『保険会社』など、それぞれ顧客層や提供価値が異なります。また、同じ銀行でも、全国展開する『メガバンク』と地域密着型の『地方銀行』では、お客様との関係性やビジネスのスケールが大きく変わります。自分がどんなお客様のどんな課題を解決したいのかを考えると、企業選びの軸が見えてくるでしょう。
知っておくとよい基礎知識
近年、金融業界では「フィンテック」と呼ばれるIT技術を活用したサービスが急速に普及しています。スマートフォンで手軽に送金できるアプリや、AIが資産運用をサポートするサービスなどがその例です。これにより、これまで店舗で行っていた手続きがオンラインで完結するようになり、お客様の利便性が向上しています。また、少子高齢化が進む日本では、老後の資産形成や相続に関するニーズが高まっており、各社はよりパーソナルなコンサルティングや、デジタルを活用した新たな金融商品の開発に力を入れています。
※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。
「銀行のビッグデータを用いた広告提案」の企画立案に携わっています。普通の銀行業務だと思っていたので、こういう提案もあるのかと驚きました。自分の読みが当たって効果が出ると達成感がありますし、将来は法人のお客さまに自分で提案してみたいです。企画を考えるのが好きで、数字やデータを人に伝わる形にしたい人に向いていると思います。
2024年入社
入社後は個人向けの融資窓口から始まり、2019年に支店を移って法人渉外の外回りも経験し、今は融資渉外としてお客さまの相談に乗っています。『あの店もあの会社もいわぎんが支えている』と知って入行した人で、コロナ禍には資金面や助成制度、キャッシュレス端末の導入まで一緒に考えた経験が印象に残っているそうです。目の前の相談を聞きながら、事業をどう続けるかを考える仕事がしたい人に合っています。
2017年入社
支店で窓口、融資、資産運用を経験したあと、融資渉外を担当し、2024年に中小企業大学校への派遣を経てM&A支援に進みました。営業店での経験が、今は企業同士をつなぐ仕事につながっています。経営者に業界のことを教わりながら、相手先探しを一つずつ進めるので、すぐ答えを出すより、相手の話を聞き切るのが得意な人に向いています。
2019年入社
OJT:仕事をしながら、先輩がその場で教える育て方です。
融資渉外:会社や個人事業主を訪ねて、資金調達の相談や、融資以外の提案も行う仕事です。
M&A:会社どうしを組み合わせたり、買ったりすることで、事業を続けたり広げたりするための仕事です。
営業店
営業店/融資渉外
企業の資金づくりを、訪問と書類で前に進める
法人訪問で資金相談を受ける:法人や個人事業主のもとを訪ね、業況や資金の悩みを聞き取る。資金調達の支援だけでなく、融資以外のビジネスソリューションも提案し、必要に応じて本部の専担者に同行してもらう。
稟議書と訪問準備を整える:メールで届く他支店の好事例や本部からの事務連絡を確認し、稟議書を作る。次の訪問先の情報や書類もそろえて、面談に持っていく材料を整える。
案件会議で進捗をそろえる:渉外オフィス、融資グループ、支店長を交え、進行中の案件の進捗と対応方針を確認する。営業店の中で、だれが何を進めるかをそろえる場になっている。
週に1回の案件会議で、渉外オフィス、融資グループ、支店長が進捗と方針をそろえる。
相談を受けるだけでなく、説明をわかりやすい言葉に直し、書類の不備も潰す必要がある。提案が新しい店や新規事業につながると、地域の変化に手を入れている感覚がある。
稟議書:社内で提案や判断を進めるための申請書。銀行では、融資や企画の内容を上司や関係部署に回して確認してもらうときに使う。
渉外:お客さまのところへ訪ねていき、相談や提案をする仕事。銀行では営業店の外で動く担当を指す。
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2026年9月4日更新
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