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初回掲載日:2026年5月27日

企業研究

64件の情報源

AIがWeb上の情報を収集・分析しました。

企業の特徴

東名・新東名・中央道を軸に、道路を作り、守り、サービスエリアまで育てる高速道路会社。

  • 東名・新東名・中央道などを中心に、高速道路の新設と改築を進める会社。

  • 安全を最優先に、24時間365日で道路を回す。事故、渋滞、工事の情報を見ながら、交通を止めずに流す現場の仕事が多い。

  • 日本道路公団の分割民営化を受けて2005年に生まれた会社。公共インフラの仕事を引き継ぎ、道路会社として新設と管理を分けて動かしている。

  • サービスエリアは休憩所で終わらせず、EXPASAやNEOPASAとして目的地にしている。地域の商品、イベント、自治体や大学との連携まで含めてにぎわいを作る。

  • 走りやすさは、スマートIC、4車線化・6車線化、トンネル照明、高機能舗装のような地道な改良で上げている。派手な新商品より、道路の使い勝手を一つずつ変える仕事が多い。

  • 高速道路のまわりも事業にしていて、インターチェンジ周辺開発、不動産、農業、物流、海外事業まで広げている。道路を起点に、まちの動きまで作る会社。

  • 「お客さま起点で考える」「現場に立って考え行動する」を基本姿勢に置く。机の上より道路の現場を見て、必要な手を決める色が強い。

用語ミニ辞典

  • スマートIC:ETC車載器を付けた車だけが出入りできる、ETC専用の簡易インターチェンジ。

  • EXPASA:人気店をまとめ、買う楽しさと休みやすさを高めたサービスエリアの商業施設ブランド。

  • NEOPASA:新東名で展開する、先進的な考え方で一から作ったサービスエリアの商業施設ブランド。

創業ストーリー

  1. 創業

    2005年10月1日、中日本高速道路株式会社は、日本道路公団の分割民営会社として発足しました。高速道路は、つくって終わりではなく、債務を返しながら、建設と運営を続ける必要がありました。そこで会社は、民間の判断で優先順位をつけ、道路建設と利用者サービスの両方をどう回すかを背負って始まりました。2006年度には、経営基盤を固めるための『チャレンジⅤ』をまとめ、維持管理4業務をグループ経営にしていく方針を打ち出しました。

  2. 転換点

    会社の役割を大きく変えたのは、2015年の『高速道路リニューアルプロジェクト』です。NEXCO中日本は、道路構造物の老朽化に対応するため、2015年3月25日に大規模更新・大規模修繕事業の許可を受け、本格着手しました。管内では、開通後30年を超える区間が約6割、50年を超える区間も増える見込みでした。ここで会社は、『新しくつくる』だけでなく、『長く使えるように更新する』仕事へ軸足を移しました。この転換が、今の保全・更新中心の仕事の形につながっています。

  3. 現在

    今のNEXCO中日本は、東名高速道路、中央自動車道など約2,000kmの高速道路を管理しています。事業は『高速道路の建設』『保全・サービス』『サービスエリア』『その他』の4本柱です。道路の点検、補修、更新、災害復旧に加え、料金収受や交通管理も担います。サービスエリアは休憩施設と商業施設の両方として運営し、さらに地域開発、観光振興、海外事業、技術外販にも広がっています。

  4. これから

    これからは、気候変動による災害の激甚化・頻発化、人口減少や担い手不足、社会インフラの老朽化、デジタル技術の進展を前提に、『経営計画チャレンジV 2026-2030』を進めます。重点領域として、地域の魅力向上や賑わいの創出につながる『地域共創事業』と、地域インフラの維持管理課題の解決につながる『インフラソリューション事業』の拡大を掲げています。高速道路の安全確保に加えて、道路の外にも仕事の広がりをつくる方向です。

用語ミニ辞典

  • 大規模更新・大規模修繕:古くなった橋や路面などを、広い範囲で入れ替えたり、まとめて直したりして、長く使えるようにする工事。

  • 地域共創事業:地域の会社や自治体と組み、観光やにぎわいづくりにつながる仕事。

  • インフラソリューション事業:道路や橋の維持管理で出る課題に対して、技術や運営のやり方を使って解決策を広げる仕事。

理念・大事にしていること

  • 理念/ミッション

    安全を何よりも優先し、安心・快適な高速道路空間を24時間365日お届けする

  • 価値観/行動指針

    コミュニケーションを大切に、「6つの基本姿勢」の実践を通じて

ココが違う

  • SAを、休憩所ではなく寄り道の目的地にする

    「より快適、より便利、より楽しいサービスエリア」を掲げ、NEOPASAやEXPASAを展開している。休憩機能に加えて、地域色を出した売り場づくりや、自治体と組んだ情報発信まで仕事に入っている。

  • 日本の真ん中の大動脈を受け持つ

    新東名・伊勢湾岸道・新名神が一体となって東京圏〜名古屋圏〜大阪圏を結ぶ区間を担い、東名と並ぶダブルネットワークも持つ。東側の会社が東日本、西側の会社が西日本を広く受け持つ中で、この会社は日本の中心の流れをさばく役割がはっきりしている。

主力事業/サービス

  • 建設事業高速道路を新しくつくる仕事。たとえば、路線の計画や調査、土地の取得、橋やトンネルの設計・工事を進め、検査に合格したら開通させます。道を広げていく前の段階を担うので、現場だけでなく、用地の交渉や関係機関との手続きも入るのが特徴です。
  • 保全・サービス事業開通した高速道路を24時間365日守る仕事。点検や補修、道路管制センターでの交通監視、渋滞・事故対策、災害時の復旧、料金収受やETC設備の管理まで含まれます。新しく道をつくる建設事業に対し、こちらは走り続けられる状態を保つ役割が中心です。
  • サービスエリア事業サービスエリアやパーキングエリアを企画し、つくって、運営する仕事。EXPASAやNEOPASAのような施設名で、休憩だけでなく食事、買い物、イベントも楽しめる場所にしています。ベビーコーナー、シャワールーム、ドッグラン、一般道から入れる『ぷらっとパーク』など、道路の途中を立ち寄り先に変えるのが特徴です。
  • 新規事業高速道路で培った技術や土地を使って、新しい事業をつくる仕事。『ドライブプラン』のような観光商品、海外の道路建設や点検のコンサルティング、テラスゲート土岐の運営、コネクトエリア浜松のような中継物流拠点の運営があります。道路そのものだけでなく、その周辺や海外にも広げていくのがこの事業の違いです。

業界全体を理解する

物流業界」とは?

物流業界は、生産者から消費者の手元に商品が届くまでの「モノの流れ」全体を支える業界です。トラックや船、飛行機、鉄道といった多様な手段で荷物を運ぶだけでなく、倉庫での保管、仕分け、梱包、さらにはそれらを管理する情報システムまで、多岐にわたるサービスを提供しています。私たちの生活に欠かせない商品が、必要な時に必要な場所へ届くのは、この業界の働きがあるからです。

  • 業界でやっていること

    物流業界では、単に荷物を運ぶだけでなく、さまざまな工程が連携して価値を生み出しています。例えば、『保管』では商品を適切な環境で預かり、『荷役』で倉庫への出し入れや仕分けを行います。『包装(梱包)』で商品を安全に包み、『輸送(配送)』でトラックや船、飛行機などを使い目的地へ届けます。さらに、これらの動きを『情報処理』で管理し、どこに何があるかを常に把握。これらの工程がバケツリレーのように繋がり、私たちがオンラインで注文した商品が翌日に届くといったスムーズな体験を支えています。

  • この業界を見るポイント

    物流業界の企業を見る際は、「何を、どのように運んでいるか」に注目すると、その会社の個性がよく見えてきます。例えば、国内の小包を個人宅へ届ける「宅配便」が中心なのか、それとも工場から工場へ部品を運ぶ「企業間物流」がメインなのか。また、トラック輸送に強いのか、それとも国際的な海上輸送や航空輸送に強みがあるのか。さらに、倉庫での保管や仕分けといった「物流センター機能」に力を入れているのか、といった視点で見ると、各社の「戦い方」や「得意分野」が明確になり、自分に合う会社を見つけやすくなります。

  • 知っておくとよい基礎知識

    近年、物流業界では「2024年問題」と呼ばれるトラックドライバーの労働時間規制強化や、EC市場の拡大による荷物量の増加が大きな課題となっています。これに対応するため、各社はAIを使った配送ルートの最適化や、倉庫でのロボット導入による自動化、ドローンや自動運転トラックといった新しい輸送手段の導入を急いでいます。また、環境負荷を減らすために、トラックから鉄道や船への輸送手段を切り替える「モーダルシフト」も進んでおり、効率化と持続可能性を両立させるための変革期を迎えています。

業界ナビでもっと詳しく見る物流業界の構造・トレンドを深掘りできます

業界マップ

中日本高速道路株式会社は、東名・名神・新東名・新名神で東京圏〜名古屋圏〜大阪圏を結ぶ高速道路会社です。NEXCO三社の営業延長で見ると、中日本は2,208kmで、東日本3,943km、西日本3,625kmより短く、広い地域をまとめる会社というより、東西の太い幹線を深く持つ会社として見ると違いがわかりやすいです。

同じ業界の企業

  • 中日本高速道路株式会社営業延長2,208km。2025年度の営業収益は1兆2,416億円で、そのうち料金収入が7,054億円、関連事業が759億円です。東名・名神・新東名・新名神を軸に、幹線道路の運営とSA、新規事業を組み合わせています。
  • 西日本高速道路株式会社営業路線3,625kmで、関西から中国・四国・九州まで広い範囲を担当します。2025年度の営業収益は1兆2,833億円、料金収入は8,041億円です。広域のネットワーク運営に加えて、SA・PA事業も大きい会社です。

なぜこの会社か

  • 東名・名神・新東名・新名神で東京圏〜名古屋圏〜大阪圏をつなぐ幹線を持つので、日本の人とモノの大きい流れに近い仕事が多いです。

  • 高速道路事業だけでなく、SA・PA事業、その他関連事業、新規事業まで持っています。2025年度の関連事業は759億円で、道路の外でも売上を作る形が見えます。

  • 新規事業の実例として、高速道路会社で初の中継物流拠点『コネクトエリア浜松』をSA隣接地に整備し、遠州トラックと共同運営しています。道路資産をそのまま物流や地域連携に広げる動きがある会社です。

  • SA・PAを休憩場所だけでなく、地域色を出す商業施設として育てる方針が明確です。道路の上だけでなく、利用者が立ち寄る場所づくりまで見えるのが特徴です。

業界の課題・リスク

  • 高度成長期に作られた道路の老朽化が進んでおり、橋やトンネルの点検・補修・更新を長く続ける必要があります。

  • 料金や徴収期間は、会社が自由に決めるのではなく、法律や協定の枠組みの中で運用されます。制度の見直しがあると、業界全体のやり方も変わります。

  • 交通量と料金収入は、景気、観光、物流の動きに左右されます。国土交通省も、休日割引の見直しなどで渋滞を抑え、交通の偏りをならす対応を進めています。

  • ETC専用化や料金所の効率化が進むため、運営の形を変え続ける必要があります。料金所の仕事は、これからも機械化と設計の見直しが前提になります。

用語ミニ辞典

  • 営業延長:会社が運営している高速道路の長さです。長いほど、管理する道路の範囲が広いと見ます。

  • 料金収入:利用者から集める通行料金です。高速道路会社の売上の中心になります。

  • ETC専用化:料金所をETC車だけが使える形にすることです。国交省は、料金所の効率化や渋滞の解消のために進めています。

成長・キャリアパス

  • 1年目本社でOJTを受けながら、会社の考え方と仕事の進め方を覚える時期です。NEXCO中日本は、仕事を通じて育てるOJTを基本にしていて、新入社員研修や担当職2年目研修もあります。先輩の例でも、入社直後は本社の人事部、建設企画部、総務・秘書チーム、サービスエリア事業部などでOJTを受け、その後すぐ支社や保全・サービスセンターへ移っています。最初に関わる相手は、先輩社員、支社の担当者、グループ会社の現場スタッフです。
  • 3年目3年目ごろは、支社や保全・サービスセンターで主担当を持ち、料金所の運営、施設更新、補修計画、建設の法手続きなどを回す時期です。相手はグループ会社だけでなく、国や自治体、警察、施工会社まで広がります。たとえば、料金担当は収受機械の点検・保守をグループ会社の現場スタッフと詰め、建設の担当は自治体などと協定や道路区域の手続きを進め、土木の担当は日々の巡回報告をもとに短期補修と長期補修を組み立てます。ここでの変化は、やり方を覚える側から、調整を前に進める側に変わることです。
  • 5年目5年目ごろになると、配属先をまたいで経験を積み、本社や別支社、出向先まで見ながら仕事をする人が増えます。先輩の例では、建設の担当が本社の建設事業部に移り、保全の担当が本社の料金課や支社の総務課へ移り、土木の担当がグループ会社への出向を挟んでいます。ここでは、目の前の作業だけでなく、新規事業の効果分析、料金の運用、長期の補修計画、建設の手続きなど、『その場を回す』から『事業をどう進めるかを見る』仕事に広がっていきます。
  • 10年目10年目ごろは、会社の研修体系で係長・課長・所長研修が用意されている段階です。ここまで来ると、自分で手を動かすだけでなく、後輩の仕事を整えたり、複数部署の段取りをまとめたりする役割に進む人が出てきます。現場を知ったうえで、どの工事を先にやるか、どの部署と組むかを決める側に近づきます。NEXCO中日本では、OJTと研修、キャリア面談を組み合わせてキャリア形成を支えるので、10年目は『一人で回す人』から『周りを動かす人』へ変わる節目として見やすいです。

※上記はあくまで一例であり、実際とは異なる場合があります。

先輩の声

  • 「入社してすぐは本社のOJTから始まり、その後は保全・サービスセンター、いまは建設事業部で、スマートインターチェンジや車線拡幅に必要な協定の内容や道路区域の手続きを進めています。書類をそろえる仕事でも、自治体や日本高速道路保有・債務返済機構と何度もやり取りをしないと前に進みません。自分が関わった道が開通したときは、本当に地図に残る仕事だと感じました。調整を積み重ねて形にする仕事が好きな人に向いています。」

    2018年入社

  • 「本社の人事OJTのあと岐阜保全・サービスセンターに入り、途中でグループ会社への出向も経験しながら、日々の巡回報告をもとに短期補修と長期補修を組み立てています。現場の声を聞いて、短い期間で工事を組むこともあります。後日、補修した場所を見て『いつもどおり』に通れているのを見ると、道路の日常を守れたと実感します。机の上だけで終わらず、現場と往復しながら考えるのが好きな人に合う仕事です。」

    2021年入社

  • 「本社の建設企画チームから工事事務所の施設工事班、工務課を経て、今は御殿場で東名高速の施設担当をしています。担当しているのは、トンネル換気設備、道路照明、道路監視カメラなどの更新工事です。交通量が多い区間なので、お客さまへの影響を抑えるために、工事計画、施工方法、工程管理、品質管理まで細かく詰めます。工事を止めずに入れ替えていく難しさに手応えを感じる人には、かなり面白い仕事だと思います。」

    2019年入社

用語ミニ辞典

  • OJT:仕事をしながら、先輩の横で覚える育て方です。NEXCO中日本では、OJTを基本にして社員を育てると説明しています。

  • 保全・サービスセンター:高速道路の料金、点検、補修など、現場に近い仕事を進める拠点です。支社の下で、日々の運営を支えます。

  • スマートインターチェンジ:ETCを使って出入りするタイプのインターチェンジです。新しい道路整備の案件でよく出てきます。

  • 協定:国や自治体などの関係先と、工事の内容や費用の分け方を決めて交わす約束です。

職種別の働くイメージ

名古屋支社 建設事業部 企画統括課

事務系

建設や開通の手続きを、関係先と整えて進める

この職種の業務シーン

  • 協定書案の確認:地方自治体と結ぶ協定書案を確認し、工事実施区分や負担区分などの前提をそろえる。社内外の関係部署や機関と調整しながら、建設に必要な約束ごとを固める。

  • 道路区域変更の手続き:道路区域の決定・変更に関する手続きを進める。法律上の道路となる範囲を定める作業として、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構との会議も挟みながら進める。

  • スマートICの工程打合せ:スマートインターチェンジ建設の全体工程を確認し、開通までに必要な手続きや社内説明資料の準備を進める。

1週間の山場

  • 自治体との協定書案確認と、道路区域変更に関する会議が重なる週がある。開通前は供用開始手続きの準備が山場になる。

実務の実際

  • 自治体や機構、社内の複数部署をまたいで協定や道路区域変更の手続きをそろえる必要があり、1つの抜けや遅れが事業の進み方にそのまま響く。一方で、自分が関わった区間の供用開始まで担当すると、書類仕事が開通の場面につながる。

用語ミニ辞典

  • 協定書:工事の分担や費用負担などを、関係する機関どうしで決めた約束の文書。

  • 道路区域:法律上で道路として扱う範囲。これを決めることで、道路事業を進められる。

  • 供用開始:道路や施設を、利用できる状態として正式に使い始めること。

  • 工事発注資料:工事を頼むためにまとめる資料。設計内容や条件を相手に伝える土台になる。

最近のニュース・トピック

  • 甲信・東海・北陸エリアの9県で、ETCまたはETC2.0車載器の新規取付けを対象にした購入助成キャンペーン2026を実施します。助成は1台あたり最大1万円で、助成台数は5万台です。

    2026年06月15日

  • 速旅ドライブプランを使った「松本でもう少し観光して渋滞をさけて帰ろう」キャンペーンを開催します。対象時間に松本周辺の指定ICから流入した利用者を対象に、抽選で賞品を用意します。

    2026年04月23日

  • NEXCO東日本、信州キャンペーン実行委員会と連携し、「信州めぐりフリーパス」を2026年4月1日から発売します。長野県内の高速道路が定額で乗り降り自由になるETC車限定の企画割引です。

    2026年03月26日

2026年8月26日更新

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企業概要
社名中日本高速道路株式会社
本社所在地名古屋市中区錦2-18-19 三井住友銀行名古屋ビル
ホームページhttps://www.c-nexco.co.jp/corporate/