株式会社東機貿

当社の創業者の佐多保之は医師であり、「一人でも多くの人を救いたい」という想いから、1955年に当社を設立し、当時、医学が進んでいたアメリカの医療機器の輸入をはじめました。1973年にアメリカ・ロサンゼルスで設立したTKB International,Inc.を皮切りに、海外にもグループ会社を設けて、先端技術による医療機器の輸入を行うなど、事業成長を続けてきました。当社では医療現場の声に耳を傾け、安全で安心できる医療機器を提供することを重視。そんな当社には、医療機関との長年の信頼関係による安定した経営基盤があります。

当社が輸入を手掛ける医療機器は多岐にわたります。たとえば、人工呼吸器や超音波画像診断装置などのクリティカルケア関連製品、手術台や手術用無影灯、ICUベッドなどの病院設備関連製品、ポータブル人工呼吸器などのホームケア関連製品。このほかには外科関連製品や産婦人科関連製品なども取り扱っています。また、グループ会社では医療機器の開発・製造も手掛け、フランスのSOPHYSA S.A.の水頭症治療用シャント、イタリアのOPT SURGISYSTEMS S.R.Lの手術台は、日本をはじめとする世界各国で販売されています。

当社では品質管理を重視していることから、1998年にかつての品質保証モデルの「ISO9002」の認証を取得し、2002年には品質マネジメントシステム「ISO9001：2000」の認証を取得しました。また、当社のほか、グループ会社で輸入業務を担う株式会社TKB、メーカーのフランスのSOPHYSA S.A.やイタリアのOPT SURGISYSTEMS S.R.Lのみならず、取引先の海外メーカーもすべて、医療機器産業に特化した品質マネジメントシステム「ISO13485」の認証を取得しています。これにより、製造から輸入業務、販売業務、レンタル、修理・保守に至るまで、一定の品質管理のもとで提供する体制を構築しました。今後も当社では医療機器の品質管理の向上に努めていきます。