株式会社光学技研は、半導体製造装置や光学顕微鏡などに使われている、「光学結晶」を手掛けている会社です。開発から製造までを一貫して担っており、当社の高い技術力は国内外のメーカー、研究機関、宇宙開発機関から高く評価されています。主に、波長板、偏光子、非線形光学結晶、エタロン、光アイソレータなどを手掛けており、ニッチな分野で世界の光学技術をサポートしています。
光学技研は、半導体製造装置や医療、宇宙開発などに欠かせない、「結晶加工技術」に強みを持つ会社です。半導体の高精度な検査装置は希少なものであり、当社の手作業による加工技術がなければ完成しません。また、納品後の装置のメンテナンスとして結晶の交換も必要です。半導体の検査装置のニーズが高まるとともに、当社の製品ニーズも急増しており、増産体制の整備が急務となっています。今後は、高精度な製品づくりを追求すると同時に、加工スピードの向上を実現し、当社の技術を生かせる分野にさらに貢献していけるよう、力を尽くしていきます。
加工技術者は、当社の高精度な光学製品づくりを担う「匠」の技術を持っています。研磨加工や接合など、高い技術力を要する仕事です。評価・検査技術者は、分光光度計や干渉計などを用いて光学製品の評価を担当。開発・設計技術者は、新製品開発や光学設計、シミュレーションなどを担います。これらの緻密な技術が世界の宇宙開発、レーザ、半導体技術の発展に貢献しています。
当社は、誰もが働きやすい環境を整えることを重視してきました。社員における女性の比率は43%と高い水準となっており、産休・育休の取得実績も多数。、スーパーフレックスに近い制度を導入し、遅出、早帰り、中抜け、半日休暇取得が可能なので、育児や介護、私用などさまざまな事情があっても安心して休めます。有給休暇の取得もしやすく、平均有給取得率は62%で12日(2021年度)。全社の平均残業時間も20時間以内となっており、仕事もプライベートも充実した働き方ができます。住居の状況を問わず、一律で住宅手当を支給するなど、手厚い福利厚生も魅力です。
事業内容 | 光学製品の設計・開発および製造
光学結晶およびガラス部品の試作加工 |
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設立 | 1978年6月1日 |
資本金 | 7,500万円 |
従業員数 | 78名(2023年6月時点)
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売上高 | 非公開 |
代表者 | 代表取締役 岡田 幸勝 |
事業所 | ■本社
〒243-0033 神奈川県厚木市温水135 TEL:046-224-2555 ■長谷事業所、長谷研究開発センター】 〒243-0036 神奈川県厚木市長谷260-28 |
沿革 | 1977年10月 各研究機関の試作加工業として町田市にて創業
1978年 6月 株式会社光学技研を設立 1985年 7月 本社・工場を神奈川県厚木市(現在地)に移転 1996年 3月 新技術事業団より「CLBO」通常実施権を許諾 1997年 8月 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの研究委託を受け、「フォトン計測・加工技術」プロジェクトに参画 JST(科学技術振興事業団)より新産業創出の委託を受ける 1999年 1月 神奈川県より、「平成10年度神奈川県優良工場」の表彰を受ける 2000年 9月 本社・工場の増築竣工 2001年 5月 神奈川県厚木市長谷に長谷事業所を開設 2001年 6月 神奈川県より、「かながわ中小企業モデル工場」の指定を受ける 2002年 3月 ISO 9001 2000年版 認証取得 2003年 3月 「低温特エタロン」の開発により、中小企業創造的活動促進法による認定を受ける 2004年 7月 ISO 14001 1996年版 認証取得 2005年 3月 「深紫外対応グラントムソン偏光制御素子」の開発により、中小企業創造的活動促進法による認定を受ける 2006年 2月 「固体レーザー用波長変換素子」で“かながわスタンダード”に認定 2006年 4月 経済産業省による「元気なモノ作り中小企業300社」に選定 2007年 2月 「高出力レーザー対応光アイソレータ」の商品化により、経営革新計画の承認を受ける 2009年11月 “インベストかながわ”の認定を受けた長谷研究開発センター竣工(長谷事業所に増築) 2010年 3月 ものづくり補助金による「深紫外域広帯域位相子」の試作開発 2013年 5月 ものづくり補助金による「高フィネスエタロン」の開発 2013年 9月 先端設備等投資促進事業費補助金により、最新鋭の成膜装置等を導入 2014年 6月 新ものづくり補助金による「高精度大型波長板」の試作開発 2019年 2月 経済産業省により「健康経営優良法人2019」に認定 2019年10月 株式会社ニレコのグループ会社となる |
ホームページ | https://www.kogakugiken.co.jp/ |