就職活動中の皆様、こんにちは!品質管理課のEです。
今回は私が所属する品質管理課を、化粧品が作られていく流れに沿って
紹介していこうと思います。
1.事前確認検査
弊社はOEMのため、まずお客様との商談から化粧品づくりが始まります。
事前確認検査では、お客様がご希望する資材を用いての検査を行っており、当検査を経て、使用資材や充填量などが確定します。
2.手順書作成
資材等の確定後、お客様の希望通りの商品を作り上げられるよう、適切な作業手順を考慮して手順書の作成が行われ、生産の現場にも共有されます。
3.資材検査
納期や作業日が決定し、作業日程に合わせて資材が入荷されます。
資材検査では、入荷した資材の外観等に問題がないかの検査を行っています。
4.原料検査
資材の他に、化粧品に使用される原料も入荷されます。
原料検査では、入荷した原料や保管されている原料に異常がないかの検査を行っています。
5.バルク検査
原料検査を経た原料を用いて化粧品が製造されます。
製造された化粧品の中身をバルクと言い、バルク検査では、粘度やpHなどの物性の他に、匂いや色などが適正であるかの検査や菌検査などを行っています。
6.成分分析
化粧品において、効果効能が認められた有効成分が一定の濃度で配合された商品を医薬部外品と言います。
成分分析では、製造された医薬部外品に有効成分が規定量含まれているかどうか、分析装置を用いて検査を行っています。
7.製品検査
化粧品の完成後、出来上がった商品に誤りがないか、製品検査室において、梱包状態の確認や菌検査などの出荷前の最終検査を行っています。
8.品質調査
出荷後に生じたクレームや作業時に生じた異常については、品質調査室において、原因調査及び再発防止策の考案を行っています。
以上のように、品質管理課では化粧品が作られる過程に沿って幅広く様々な検査を行っており、安心・安全で高品質な化粧品づくりを支えています。
基本的には裏方としての仕事ですが、このブログを通して少しでも興味を持っていただければ幸いです。
皆様の就職活動が実り多きものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!