業種 |
総合電機(電気・電子機器)
精密機器/機械/重電・産業用電気機器/半導体・電子部品・その他
|
---|---|
本社 |
滋賀
|
――◆高圧電源で国内シェアNo.1、世界シェアNo.2◆――
超小型高圧電源の開発からスタートした総合電子機器メーカー。
電源事業を核にX線事業、クリーンブース事業、
さらに電子顕微鏡の開発と次々に新規事業を立ち上げ、
グローバルに展開しています。
<働きやすい環境>
★完全週休2日制(土日祝)
★月平均残業時間0.0時間(2023年4月より残業禁止)
★転勤なし
★賞与年2回(6ヵ月分支給)
電源は電力の供給源。そして電源装置とは「電気を自由自在に変換できる装置」です。電気を使ったあらゆる製品は、用途によって必要な電気の量や強さが全く異なります。そのため、電源装置に電気を入力し、電圧や電流、周波数、形(直流or交流)等を変換し、欲しい電気につくり変えることが必要なのです。そんな松定の電源装置は、電子顕微鏡やMRIなどの超精密な機械にも使用されています。それは高性能かつ超小型化も可能で、非常にノイズ(ブレ)の少ない電力を作り出すことができるから。今や複数の事業を展開する松定ですが、やはりコアにあるのはこの電源事業。商品ラインナップは1万種類以上。電源のことなら松定と言われる実力派企業です。
電源事業で培った技術を応用して立ち上げたX線事業、クリーンブース事業も目覚ましい成長を遂げています。さらに2019年には業界初(自社調べ)のDuel Lens構造(特許取得)を採用した電子顕微鏡(SEM)を自社開発。もともとは、電子顕微鏡用の電源装置を提供していたのですが、研究を進めるうちに「自社技術で今までにない鮮明な画像が得られる電子顕微鏡が作れるはず!」と開発をスタートさせました。試作と検証、失敗の連続。それでも試行錯誤を続けて完成した電子顕微鏡は、医学、生物学、金属、半導体など世界中の研究機関や検査機関で使われています。技術の蓄積と研究開発力こそ当社の強み。当社のチャレンジに終わりはありません。
社員数130人と決して大きな組織ではありませんが、累計取引社数は1万社以上。取引国数は35ヵ国。世界の半導体、宇宙、自動車、医療などあらゆる産業界から必要とされている会社です。毎年過去最高の海外売上を更新しています。このように、若いうちから世界を視野に仕事をして、キャリアアップしていけるのが魅力のひとつ。電子顕微鏡開発プロジェクトでも、入社2年目の社員が活躍しました。社歴に関わらずチャレンジしてみたいという気持ちのある社員には全力で応える。若手社員からの提案で累計2億円を投資をした実績もあります。小さな組織だからこそ意見が届きやすく、小回りも効く。自分らしく働きたい方にとって、最高の環境があります。
事業内容 | ――◆国内シェアNo.1、世界シェアNo.2の総合電子機器メーカー◆――
電源事業を核にX線事業、クリーンブース事業、 さらに電子顕微鏡の開発と次々に新規事業を立ち上げ、 グローバルに展開しています。 4,600坪の広大な敷地に研究施設を開設し、 個人デスクには自分専用の高額研究機器を備え付け。 既存技術の研鑽と新技術開発に全力を注ぐ技術企業です。 (1)電源装置(高圧電源、直流電源、交流電源)の開発・製造・販売 超小型高圧電源の開発からスタートした当社のコアとなる事業。 当社の開発する電源装置は、高性能・小型化・軽量化の高い技術で 大手企業や研究所で使用され、圧倒的シェアを誇ります。 エネルギー変換効率が非常に高くCo2削減に有効であり、 あらゆる製品に組み込まれる半導体の製造現場や 今後、さらに大きな飛躍が期待される電気自動車など 環境対応製品の研究開発・生産現場でもニーズがますます高まっています。 (2)X線透過検査装置およびデジタルX線マイクロスコープ、開発および製造、販売 いわば、産業用のレントゲン装置です。 X線を用いることによって非破壊で対象物の内部を検査することが可能になります。 高性能電源技術とのコラボレーションによる当社の新分野であり、 2019年にはIndex Pro社より検査装置部門賞を受賞し、 電子部品、医療機器、化粧品、食品など幅広い分野で活躍しています。 (3)分析装置(電子顕微鏡)の開発・製造・販売 電子顕微鏡とは、対象物に電子をあてることにより 表面を拡大することができる分析装置です。 通常の顕微鏡(光学顕微鏡)の倍率約300倍に対し、 電子顕微鏡は約100,000倍に拡大することができます。 2019年には、当社独自の開発技術により特許を取得しました。 (4)クリーン製品の開発・製造・販売 クリーン製品とは、クリーンな環境を作り出す製品です。 電子機器や医療、化学、半導体、食品など、 クリーンな環境でなければ開発・製造できない製品をつくる場面で必要とされます。 ものづくり環境のクリーン化、品質・生産性向上を ローコストで実現する製品として活躍しています。 |
---|---|
設立 | 1978年(昭和53年)5月 |
資本金 | 4000万円 |
従業員数 | 170名(うち、社員130名) |
売上高 | 77.2億円(2023年3月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 松田定好 |
事業所 | 本社/滋賀県草津市
研究所/滋賀県大津市 営業所/東京、大阪、名古屋、North Carolina |
主要取引先 | <一般企業>
パナソニック(株)、ソニー(株)、(株)ニコン、(株)トヨタ自動車、本田技研工場(株) ほか、大手電機機器・自動車・精密機器メーカー多数 <学校・公的機関> 東京大学、東京工業大学、大阪大学、京都大学、産業技術総合研究所、宇宙航空研究開発機構、理化学研究所、 ほか、大学・公的機関・研究所など多数 |
平均年齢 | 35歳 |
社員構成比 | 新卒入社:中途入社=7:3 |
沿革 | 1978年
松定プレシジョン・ディバイセズ(株)として設立 1981年 東京営業所を開設 1992年 アメリカ・サンフランシスコ営業所を開設 1994年 社名を松定プレシジョン(株)と改称 超小型直流電源の開発開始 1997年 アメリカ、ニューヨーク営業所を開設 電子顕微鏡用高安定度電源の開発着手 1999年 ISO9001取得 本社社屋の増築完成 2001年 マイクロフォーカスX線顕微鏡の開発開始 2002年 テキサス営業所開設 2005年 レーザー応用製品の事業開始 2007年 滋賀県知事より地域貢献で表彰される 2009年 イノベーションセンター(産業技術創造研究所)完成 2016年 プロダクションセンター完成(滋賀県大津市) 名古屋営業所開設 2019年 走査電子顕微鏡(SEM)の発売開始 |