これが私の仕事 |
全工程を回り、幅広い技術を身につけた技術者へ 当社には糸の準備→織→検査という複数の工程があります。私は初年度は織る工場に配属されて現場を学び、次年度は1つの部署に所属せず1年かけて生産部門全体の作業や流れを学ぶルートを用意して頂き、勉強するだけではなく現場を見ながら生産性向上や作業改善も行っていました。
現在は生産技術課に配属となり、1,000台を超える織機の稼働状況というビッグデータを用いて生産や業務を改善する、大きなプロジェクトの担当を任されました。データを深堀りし、現場の方に意見を聞き、BIツールの活用でスピーディーに問題を解決しています。
大学で機械を学んでいたので工場内の仕組みは理解しやすいですし、更に若手ならではの視点で改善点を見つけ、解決に取り組んでいます。上司の方からは「自由にどんどんやってくれ」と言ってもらっています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
製品が形になるまでの背景が分かる 元々洋服は好きでしたが、この洋服が糸から始まり、様々な工程を経て生機(きばた)という織物になり、染め加工を経て縫製して…という流れを意識したことはほとんどありませんでした。
ところが、テキスタイルメーカーに就職してから店頭に行くと、この洋服ができるまでの背景を想像することができるようになりました。中でも、自分が実際に携わった織物が製品として完成しているのを目にした瞬間は本当に嬉しかったです。
初めて店頭に見に行った製品は日常生活に溶け込んでいる超有名ブランドのものでしたが、実は工場での作業に苦戦した思い出がありました。生地の品番によって糸の特性が異なるのでコツを掴むまでが難しかったのです。何度も工夫しながら繰り返すうちにできるようになった品番だったため、報われたときの喜びもひとしおでした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
学べる範囲の広さ 機械に関する学科で学んでいたのと卒業研究がプログラミング関連だったことで、メーカーやIT系の会社を視野に入れて就職活動をしていました。
そんな中で繊維業界を選んだ理由は、高校生の頃からずっと洋服が好きで、特に生地が一番好きだったので、どうしてもその世界に携わってみたい!という想いでした。
工場も機械台数も桁違いで「すごく大きなメーカーなんだ!」というのが初めて当社を訪れた時の感想です。糸から生地になるまでのほとんどの工程を担っていると知り、ここで学ぶことができたら自分の力になりそうだと感じたのを覚えています。
知識の幅を広げ、多くの知識や技術を身につけていきたいです。 |
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これまでのキャリア |
第1織布課(1年)→生産部門長付(1年)→生産技術課(現職・1年目) |