突然ですが、生協をご存知ですか?
きっと、ご存知でしょうね。
しかし、本当の生協を知っている方がどれだけいるか…。
私たち日本生協連は、約300の生協が参加する全国連合会。生協の運営を支えるサポート役であり、各生協が同じ未来を目指すための旗振り役でもあります。また、事業や活動のPRをするのも、私たちの役割です。
知ってるようで知らない、生協のこと。この場を借りて、ちょっと紹介させていただけませんか。
コープの愛称で親しまれる生協。正式には、生活協同組合といいます。「協同組合」とは、同じ目的を持つ人々の結びつきによって生まれた、非営利組織のこと。私たち“生活”協同組合は、「暮らしを豊かにしたい」と願う人々が、自発的に手を結んだ組織と言い換えることができるでしょう。ですから、今や約3041万人にのぼる組合員は、ただのお客様ではありません。生協に出資をする共同所有者であり、よりよい暮らしを実現するという目的を持った、一員なのです。トップダウンでも一方的でもなく、一人ひとりが参加できる組織。そんな生協の、事業や商品一つひとつが、組合員が持つ想いや願いから生まれています。
COOPのスーパーや、自宅までトラックで配達する。これが、多くの人がイメージする生協ではないでしょうか。ここで取り扱うオリジナルブランド商品は、日本生協連が企画・開発し、全国の生協へ供給しています。食品を中心に、日用雑貨や化粧品まで、その種類は4000以上もあります。また最近では、IT技術を活用した配送・注文システムの改革を進めるなど、より便利で高機能なサービスの展開に力を入れています。一方で失くしてはならないのが、人のぬくもり。例えば地域担当は、地域の見守り役として防犯活動に貢献したり、一人暮らしの高齢者のSOSをキャッチすることも。…と、ここまで話すと「知らない生協」が少し、顔を出してきませんか?
助け合いの組織として、誰もが笑顔で暮らせる、持続可能な社会の実現を目指す日本生協連。そんな私たちが2020年に創刊した新媒体「つ・な・ご」は、社会課題の「認知」と、そこで紹介する商品の「購入」により課題解決の一助となることを目的にしています。たとえば地域の伝統技術の継承、障がい者の自立支援、国内外の環境保護などにつながる商品を扱っています。
事業・活動内容 | ■コープ商品(PB)の開発・改善、会員生協への商品供給事業
■通販カタログ事業、インターネット事業、家庭用品チラシ事業、ギフト事業 ■商品検査センターでの商品検査(理化学・生化学)、工場点検、品質基準策定 ■食品の安全・環境・福祉・消費者問題など社会的テーマへの取り組み、意見発信 ■国内外の協同組合・諸団体・行政などとの連絡・調整 ■会員生協間の連絡・調整、全国生協の事業・活動方針の策定 |
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設立 | 1951年3月 |
出資金 | 91億9,000万円 (2022年度末) |
正職員数 | 1,447名 (2022年度末) |
供給高 | 4,356億円(2022年度末) |
代表者 | 代表理事会長 土屋 敏夫 |
事業所 | 本部/東京都渋谷区
事業所/北海道札幌市、宮城県仙台市、埼玉県さいたま市・蕨市、東京都新宿区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、岡山県岡山市、広島県広島市、福岡県福岡市・糟屋郡 |