ジェイアール東海フードサービス株式会社

私たちはJR東海グループの一員として、様々な業態の飲食店を運営しています。エキナカ店舗を中心に展開しているため、お客様の来店数が多いことが当社の大きな強み。とはいえ新型コロナで影響を受けたことも事実です。それでも従業員の雇用維持を徹底し、緊急事態宣言中も社員の勤務実績に関わらず固定給を支給。賞与もこれまでと同水準の金額で支給できました。こうした会社の姿勢が「弱音を吐いている場合ではない」という社員やスタッフの結束力や団結力につながり、従業員を勇気づけることになりました。私たちにはJR東海グループという安定した経営基盤があり、エキナカビジネスという強みがあるからこそ、事業継続に強さを発揮するのです。

JR東海グループでは「チャレンジ2033」として、中長期の利益創出に向けたビジョンを掲げています。飲食業である当社も大きな成長のチャンスを秘めたアフターコロナに向け、しばらく控えていた店舗拡大も再開予定です。収益アップにつながるブランディングやマーケティングを駆使して戦略を練り、業態の選別も行っています。そして、全社員にビジョンシートの記載を依頼し、社員の様々なアイデアを反映しながら計画を立案。当事者意識を持って会社経営に取り組んでいるのです。また、近年では名古屋コーチンの卵を使ったひよこ型スイーツ『ぴよりん』が爆発的ヒットを記録。若手の意見を積極的に受け入れ、次なる新商品開発にも力を入れています。

当社の方針はホワイトな労働環境を維持すること。そのために飲食業界では高水準である年間休日110日＋5日間以上の年次有給休暇取得を徹底しています（※宿泊・飲食サービス平均年間休日：97.1日　2018年就労条件総合調査の概況より／厚生労働省）。こうした環境が維持できる背景としては、社員（店舗約120名：本社約30名）に対して、パート・アルバイト約1,200名という人数を確保できていること。週1回の勤務から働けるなど働き方の多様性を重視し、出勤人数が足りないので社員がカバーするということが起きないようにしているのです。働く環境の安定感や安心感はもちろん、飲食業界を守るためにも働きやすいホワイトな環境を徹底していきます。