阪本薬品工業株式会社

グリセリン／脂肪酸エステル／化粧品／食品／医薬品／研究開発

業種	化学食品／化粧品
本社	大阪

インターンシップ＆キャリアの評価（-件）

総合評価
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評価が高い項目
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研究所　粧材グループ
Ｈ．Ｎ（29歳）

【出身】岡山大学大学院自然科学研究科　分子科学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	化粧品用途でのポリグリセリン脂肪酸エステルの乳化機構の解明処方に組み込むことで、肌触りがなめらかでべたつきがないクリームが調製できるといった利点から、サンケア化粧料やリキッドファンデーションに採用頂いている製品があります。しかし、化粧料には様々な成分が含まれ、複雑であることから、肌触りのよさには何が寄与しているのか？複雑な化粧料の系中で自社の乳化剤がどのような構造を形成しているのか？といったことが詳しく分かっていません。そこで、現在、大学や企業と共同研究をしながら、これらの要因を解明しようと取り組んでいます。研究所の中でも基礎検討を担当することが多いので、細かく丁寧にデータをとること、分析や解析についてきちんと理解することを意識して検討を進めています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	工場への設備導入私は入社1～5年目の途中まで製造プロセスに関する研究業務に就いていました。2～3年目の期間に工場への反応缶新設のプロジェクトが発足し、研究として参加しました。そこでの私の役割は新規設備導入の可能性を探ることでした。工場への導入を目指した検討でしたが、実際は1Lのラボスケールから検討を開始しました。ラボでの結果を工場に報告したところ、導入する設備の一案に加えて頂けることになりました。そこで、スケールアップ試験が必要となり、私の主導で30L、50Lの装置を動かすことになりました。自身の主導ということもあり、スケールアップ試験は非常に緊張しましたが、これも成功し、現在建設中の反応缶に組み込んで貰えることになりました。自分の検討が工場に本当に導入されるとのことで、驚きとともに達成感があったのを覚えています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	和やかな面接就職活動をしていた頃、関西圏で勤務できる化粧品メーカーもしくは化粧品原料を扱う化学メーカーで研究開発職に就くことを目標に企業を探していました。就職活動を通し、自分の中で職種と勤務地以外に面接官や先輩社員としてお話下さる方の人柄が企業を選ぶ重要なポイントになっていったのを覚えています。阪本薬品工業は化粧品、食品、工業材料、樹脂といった様々な製品を扱っており、種々の分野に携われるのが魅力的だと感じました。また、説明会でお話下さった研究職の社員さんが穏やかな雰囲気で、こんな先輩方が教えて下さるなら働き易そうだと思いました。また、個人面接での面接官の方々も面接というよりお話しているような雰囲気でとても楽しかったのが印象的でした。仕事内容だけでなく、面接での和やかな雰囲気が気に入り、入社を決めました。

これまでのキャリア	研究 (現職・今年で5年目)

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	臨機応変な対応力が必要とされる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動では、たくさんの人とお話するよい機会だったなあと記憶しています。企業の方や他の大学、全く異なる分野を専攻する方など、立場が異なる方の話を聞けるのは面白く、気づきも与えてくれました。また、身近な人とも改めて話してみると、思いもよらなかった自分の長所を見つけてくれたりしました。まずは自分の中でこれだけは大事だ！と思えるものを見つけるようを心掛けてみてはいかがでしょうか。自分に合う会社がきっとあるはずなので根気強く探してみてください。