これが私の仕事 |
何千トンもの木材チップを燃料として利用していく。 地球温暖化防止策の一環として、生物資源と言われるバイオマスを有効利用していく当社。私は主にバイオマス燃料の仕入・販売を担当しています。木材チップの工場をまわり、そこで原料を仕入れ、それを日本製紙グループのボイラーや、各地のバイオマス発電所に販売するという仕事の流れになっています。
特に日本製紙グループのボイラーは、毎月数千トンもの原料を必要とします。そのため、数量の管理がとても大切。データを細かくチェックしながら、適切な量を考えて燃料を供給するようにしています。自分自身の提案でお客様に喜んでもらえることがうれしいですし、木材が利用されて世の中の役に立っているのもうれしいですね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
学生時代に描いていた林業のイメージが覆された。 「木の種類がどんなものであるか」、「山からどれくらいチップが出てくるか」などを調べるため、この仕事では実際に山に入ることが多々あります。私ははじめて山という現場を自分の目で見たとき、林業というものを間違って捉えていたことに気づきました。学生時代、私が本やインターネットで学んできた林業は表面上のものだけだったのです。
例えば、木を一本切るのにも大きな苦労があることなど、正直きちんと理解できていませんでした。山には傾斜があるので、一本一本しっかりと見極めて切らなければならないのです。初めて山に入ったあの日。自分の目でしっかり見ることの大切さを、改めて学ぶことができましたね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
1本の木を丸ごと利用するため、幅広い木材製品を扱えるのが魅力。 学生時代にはサクラなどの樹木の研究を通して、生物多様性を保全する方法について研究していました。その中で、「林業を活性化したい」という想いが芽生えるように。民間の企業に入り、自由競争社会の中で林業の価値を上げていく仕事に携わっていきたいと思い、就職活動を始めました。当社を選んだ理由は、製紙会社だからと言ってチップだけを扱うわけではないところ。木を一本余すところなく使い、様々な木材製品を扱えるのがいちばんの決め手になりましたね。
また、国内に約9万ヘクタールという広大な社有林を持っている日本製紙グループだからこそ、実現できることもあるのではないかと思ったのも入社の決め手のひとつです。 |
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これまでのキャリア |
2013年4月入社
東北支店 原材料部(2年間)
→岩国営業所(3年間)
→新規事業部(5年間)
→NPL Resources Asia(現職・1年目/2024年1月現在) |