技術者冥利に尽きる仕事との出会い 苦労の先の楽しさがあります。取り扱う業務の特徴として、埋設施設の長期的な影響をありとあらゆる面から想定および評価することが求められています。そのため、一般に土木構造物で求められる耐用年数に比べ、想像も出来ないような長い期間(万年オーダー)を対象とすることになり、標準とされている実務レベルの常識が通用しないことが多々あります。
そうしたなかで、私たちに求められるのはBAT(Best Available Technique)、すなわち「今、実現しうる最良の技術」であり、これを実現するための苦労は尽きませんが、技術者冥利に尽きるとはこのことかと思います。最新の知見に関連する研究に自ら取組む楽しさを感じられることもまた、特徴的な部分であると思います。