これが私の仕事 |
車両が安全・快適に走るための、縁の下の力持ち 鉄道を利用する人にとって、車両を支えるレールやまくらぎ、その下の構造物などにはあまり関心がないかもしれません。しかしながら、車両が安全・快適に走るためには、この部分のメンテナンスが非常に重要です。レールの微妙な歪みは、乗り心地の低下や事故の原因となります。私の仕事は、このレールの状態を正しく測り、直していくための技術開発や、騒音問題の原因究明、乗り心地向上の研究などを行っています。新しい車両の開発などに比べて目立つものではありませんが、安全な運行を守るためにはとても重要な分野の研究であり、大きなやりがいがあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客さまや働いている方々の笑顔を見られること 自分の仕事の中には、研究開発だけでなく、新しく出来た線路を検査し、その上を車両が走っても問題ないかを判断する仕事もあります。この仕事では多くの人と打ち合わせを行い、試験項目を決めたり、人員の配置を決めたりする事務作業と、得られたデータを解析する作業が連続します。入社後、この一連の仕事を任され、多数の人に助けられながら無事に試験を終了することができました。そして、新しくできた駅でお客さまと駅係員が笑顔で会話している姿を見て、その笑顔に少しでも自分が貢献できていると実感できたことが、これまで働いてきて一番嬉しかったことです。これからもお客さまや働いている方々を笑顔にできる仕事をしていきたいと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
仕事としての研究・開発 大学の研究室の先輩から紹介されて、鉄道総研を知りました。研究職を希望していましたが、自分の性格上、ゼロから何かを生み出していくよりも、色々な条件から最適な答えを探していくような仕事をしたいと考えていました。説明会で現在の上司から、様々な問題点を一つずつ解決していく仕事が多いことを聞き、自分のやりたいことができると感じられたことが決め手になりました。 |
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これまでのキャリア |
新人研修(5ヶ月間)→軌道管理に関する研究→出向→軌道管理に関する研究(現職) |