業種 |
ソフトウェア
情報処理
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本社 |
東京
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(2024.6.3更新)
NECの防衛・航空、宇宙分野の専門会社として誕生以来、
海から宇宙までの幅広い最先端分野において、技術開発に挑戦を続けてきました。
また、これらの分野で培ってきた専門技術を核として、総合的なシステム技術力を駆使し、
社会インフラ構築に関連する新分野へも創造性のある挑戦を続けています。
技術で未来を拓く---それがわたしたちNEC航空宇宙システムの使命です。
NECグループ唯一の防衛・航空、宇宙分野のシステム、ソフトウエア開発の専門会社として主に3つの事業分野に関わっています。国の安全保障に深く寄与するシステムの開発を担う防衛事業。社会の基本的なインフラとして、航空機の安全・安心を支える高精度・高信頼度なシステムを作る航空事業。宇宙分野では「はやぶさ2」をはじめとする各衛星の運用システムや、膨大な地球観測の情報を処理するリモートセンシングシステムを開発しています。品質と技術への情熱を持ち続け、宇宙への挑戦と社会の安心・安全をソフトウェアで支えるオンリーワンカンパニー。 (イラスト:「はやぶさ2」タッチダウン 池下章裕)
日本の防衛における新たな課題の解決には、高度でかつ信頼のできるソフトウェア技術の応用が求められています。当社の防衛関連事業では、センサー・通信ネットワーク・ITに関連した専門ソフトウェア技術を長期的な戦略に基づいて培ってきました。これらの蓄積された技術を駆使して、NECグループの一員として高度なミッションクリティカルシステム構築に取り組んでおり、「国家の安全保障」と「国民の安全・安心」に貢献しています。
役職、年齢、入社年度に関係なく、新人であっても自分の意見を自由に述べることができます。指示された作業をただこなしていればよいという受身の姿勢ではなく、常に自分で考えて行動していく社員の集まりです。社内は“みんなファミリー”という雰囲気もあり、自由な服装で業務に取り組むことができるため、和やかな雰囲気です。ここぞ!という時には、バシッとスーツで決めて、場を締める、そんなメリハリのある職場。
事業内容 | 防衛・航空、宇宙分野等におけるシステム開発、ソフトウェア開発 |
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設立 | 1981年(昭和56)年10月29日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 766名(2024年4月現在) |
売上高 | 184億円(2024年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 杉岡 聖治 |
事業所 | 本社/東京都府中市
事業所/北海道札幌市、宮城県仙台市、福岡県福岡市 |
沿革 | <当社のあゆみ> |
1981年 | NECの100%出資会社として資本金5000万円で東京都港区に設立 |
1984年 | 「ひまわり3号」ミッションサポートソフトウェア完成
アラブサット地上局出荷(NECグループ初の海外向け衛星運用システム) |
1985年 | 「さきがけ/すいせい」探査用ロケット・人工衛星の軌道・姿勢制御ソフトウェアの開発 |
1987年 | 本社を新横浜に移転
海洋観測衛星MOS-I「もも-1号」運用ならびにMESSR画像処理ソフトウェア完成 |
1988年 | 資本金を1億円に増資 |
1989年 | 科学実験衛星MUSES-A「ひてん」用局運用ソフトウェア完成 |
1990年 | 売上50億円達成
放送衛星BS-3aの追跡管制システムのソフトウェア開発 |
1991年 | 創立10周年 |
1995年 | 平成7年度防衛装備協会賞受賞 |
1997年 | 土砂災害予警報システムの開発 |
1999年 | QMS(ISO9001)認証取得 |
2000年 | 売上100億円達成 |
2001年 | 創立20周年 |
2002年 | 本社を池辺町(横浜市都筑区)に移転 |
2003年 | 防衛航空システム事業部がCMMレベル2達成 |
2004年 | 神奈川労働局長賞受賞(ファミリーフレンドリー企業表彰)
宇宙システム事業部がCMMレベル2達成 |
2005年 | EMS(ISO14001)認証取得(本社)
「すざく」「きらり」「あかり」連続打上げ成功に貢献 小惑星探査機「はやぶさ」、世界初の小惑星タッチダウン成功に貢献(NEC CS社長賞受賞) |
2006年 | 国内最大の地球観測衛星「だいち」打上げ成功に貢献(国内外の防災観測に活躍) |
2007年 | 本社をNEC府中事業場(東京都府中市日新町)内に移転
ISMS(ISO27001)認証取得(防衛航空部門) アポロ計画以来最大規模の月周回衛星「かぐや」月軌道投入成功に貢献(月探査に新たなページを開く) |
2008年 | EMS(ISO14001)認証取得(全社)
ISMS(ISO27001)認証取得(全社) |
2009年 | 第一防衛航空システム事業部第一技術部がCMMIレベル3達成
宇宙・情報システム事業部(地上ソフトウェア)がCMMIレベル3達成 |
2010年 | 小惑星探査機「はやぶさ」、世界初の小惑星由来の物質を回収、地球帰還成功に貢献
(文部科学大臣、宇宙開発担当大臣から感謝状の贈呈を受ける) |
2011年 | 創立30周年 |
2012年 | 宇宙・情報システム事業部がCMMIレベル3達成
防衛航空システム事業部がCMMIレベル3達成 宇宙防衛ソリューション事業部がCMMIレベル3達成 |
2013年 | 陸上自衛隊殿向け野外通信システムの完成 |
2014年 | 惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)の開発に貢献 |
2015年 | 本社をNEC中河原技術センター(東京都府中市住吉町)内に移転 |
2018年 | QZSSサービスインに貢献 |
2020年 | 準天頂衛星を利用した航空用の衛星航法システム(SBAS)のサービス開始に貢献
小惑星探査機「はやぶさ2」カプセル、地球への帰還に貢献 (2021年に「NEC Value AWARD」を受賞) |
2021年 | 創立40周年 |
2023年 | 当社独自のパッケージソフト「NEC起動決定プログラム」の開発/販売 |