「履歴書」「ES」「面接」。就活の中で避けては通れない重要な道。
でも、実は履歴書よりも先に見るべきものがあるんです。
それが、“〇〇感”。
え?履歴書より先に?それって何のこと?と思いましたか?
気になるのは「その人らしさ」なんです。
1. 〇〇感ってなんだ?
まず、“〇〇感”とは、その人が持っている「人間的な雰囲気」や「オーラ」のこと。
これを採用担当目線で言うと、「この人と一緒に働きたいかも」って感じさせるもの。
例えば、面接で最初に入ってきたときに自然に明るいオーラが出ている人や、
逆に自分が緊張していても、しっかりと落ち着いて話をしてくれる人には、何となく「この人と一緒に働きたい」と思ってしまうんですよね。
2. じゃあ、どうやってその“〇〇感”を見てるの?
1 挨拶や自己紹介の時の雰囲気
ちょっとした言葉や、声のトーン、身だしなみが大事!
2 受け答えの素直さ
自分の経験や考えを語る時、素直に自分を出しているかどうかが見えます。
頑張って「良いこと」を言おうとしていないかがポイント。
3 話している内容が共感できるか
内容そのものより、その話し方や伝え方にどれだけ「素直さ」や「本音」が感じられるか。
例えば、できなかった言い訳や自慢ばかりでなく、少しでも「自分なりに頑張ったこと」「学んだこと」を語る姿に、人としての深さが出ると感じています。
3. 履歴書やESだけでは伝わらない「その人らしさ」
たとえば、どんなに履歴書が完璧でも、自己PRがすごく上手くても、
履歴書には書かれていないこと、面接では言葉にできない部分、そこを「その人らしさ」として感じ取る瞬間があるんです。
だからこそ、採用担当としては、ただスキルや学歴だけでなく、あなたがどんな人かを見たいと思っているんです。
例えば、面接の受け答えのとき、頑張って考えた文章を一生懸命暗記するよりも、
多少詰まってしまっても、あなたなりの言葉で話してくれた方が実は嬉しいんです。
面接官としては、あなたがどうやって自分の考えを整理して、伝えようとしているのかを見ているので、
“自分らしい言葉”で話してくれる方が、もっとその人の本音や熱意が感じられるんですよね。
もちろん、準備は大切だけど、あまりにも言葉を詰め込みすぎてしまうと、逆に「本当は何を伝えたいのか」が伝わりにくくなっちゃいます。
だから、「一生懸命、自分なりに頑張って考えて話してるんだな」って感じられる瞬間が、意外と大事なんです。
4. “〇〇感”を引き出す方法
じゃあ、“〇〇感”を引き出すにはどうしたらいいのか?
1 自分を素直に表現すること
見栄を張ったり、無理に自分を良く見せようとしなくて大丈夫。
自分をそのまま表現することが一番大切です!
2 自分の思いや価値観を伝える
自分のやりたいことや大切にしている価値観、考え方をしっかり言葉にする。
それがきっと、あなたらしい“〇〇感”を作り出してくれるはず。
■まとめ
履歴書やESに目を通しているとき、その人の「〇〇感」って本当に大切だなって思います。
完璧な履歴書や面接よりも、あなたらしさがにじみ出る瞬間が、結局一番心に残るんです。
だから、自分を大切にして、素直な自分をアピールしてみてくださいね。
株式会社アイコン 採用担当 宮崎 沙来