丸菱油化工業株式会社マルビシユカコウギョウ

丸菱油化工業株式会社

メーカー/研究/開発/界面活性剤/難燃剤/樹脂添加剤
業種 化学
建材・エクステリア/繊維/自動車
本社 大阪
インターンシップ&キャリアの評価(-件)
  • 総合評価
  • -
  • 評価が高い項目
  • -

先輩社員にインタビュー

研究本部
T.T(27歳)
【出身】大阪工業大学大学院  工学研究科 化学・環境・生命工学専攻 卒
【年収】非公開
これが私の仕事 新規難燃剤の開発
難燃剤とは、樹脂や布などの燃えやすい物質を燃えにくくする薬剤のことです。車や電車のシートなどに使用され、もしもの火事から人の命を守る安全装置の一つです。難燃剤が入った製品は、身近なものとして使われることが多いため、難燃性が高いだけでは駄目です。例えば、衣服用の難燃剤を開発すると、難燃性だけでなく、肌への安全性や生地の風合い、耐洗濯性など様々な要件を満たす必要があります。そこで、難燃剤の設計、合成、合成品から加工剤への調整、生地への加工、燃焼試験、洗濯耐久性試験など行い、試行錯誤を繰り返しながら研究を行っています。難燃剤分野以外にも有機合成や加工法など幅広い知識や技術が必要となり、難しいことも多いですが、想定していたものが想定以上の結果になることもあり、日々、予想できない面白さを感じています。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
一仕事終えたときの達成感
入社一年目から産学官による共同研究グループの一人として、新規難燃剤開発の合成部分を担当しました。初めは、難燃剤や本件で行った合成に関する知識は全くなく、戸惑うことばかりでした。そこで、先輩方や上司に相談するだけでなく、外部の研究機関にも赴き、試行錯誤を繰り返しました。その結果、満足する成果を出すことができ、最終的に、200ページを超える報告書を作り上げた時は、大きな達成感を得ることができました。新規開発という仕事は、成果がすぐに出るものでもなければ、出るかさえわからないことを研究していることもあります。その一方で、成果が出たときはリターンも大きく、やりがいのある仕事であると感じています。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き 身近にあるものづくりが行える
就職活動では、ものづくりがしたいこと、大学で行っていた有機合成の知識が役に立つことの二点を重点に置いていました。会社説明会に参加させて頂いた際に、当社では車や電車のシート等の内装材から包装用ラップの防曇剤、テレビなどの電子部品に使われる粘着テープまで様々な分野の製品を手がけており、様々な分野の知識や経験が得られると聞き、興味を持ちました。また、分析機器も充実しており、合成についても行っているとのことで、これまで培って生きた知識が活かせる会社であると感じ、当社への就職を決意しました。当社は様々な分野の研究を行っていることから、様々な視点や経験を持つ人が在籍しています。このことは、研究開発を行う上で、とても良い環境にあると感じています。
 
これまでのキャリア 研究本部 (3年目)

この仕事のポイント

職種系統 応用研究・技術開発
仕事の中身 日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
仕事のスタイル 臨機応変な対応力が必要とされる仕事
仕事で身につくもの 臨機応変な対応力が身につく仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

まずは、いろんな分野のいろんな会社に足を運んでみてください。今ほど多種多様な会社を訪れ、そこで働く人のお話を聞くことができる機会は多くないと思います。専門と違うからと躊躇する必要はありません。自分が働きたいと思える会社を存分に探して見てください。

丸菱油化工業株式会社の先輩社員

樹脂用難燃剤の開発

研究本部 研究第2グループ
S.T
大阪工業大学 工学部 応用化学科

車両用難燃剤の開発

研究本部 研究第1グループ
H.D
鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科 工学専攻

車両用難燃剤の開発

研究本部 難燃加工グループ
K.M
大阪大学大学院 理学研究科生物科学専攻

機能性樹脂添加剤の開発

研究本部 樹脂添加剤ユニット
U.S
大阪工業大学大学院 工学研究科 化学・環境・生命工学専攻

車両用難燃剤の開発

研究本部 研究第1グループ
N.D
大阪工業大学 工学部 応用化学科

新規工業用油剤の研究開発

研究本部 研究第2グループ
E.A
大阪工業大学大学院 工学研究科 応用化学専攻

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