システム2部の飯塚です。
突然ですが、皆さんは情報処理技術者試験をご存じでしょうか。
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定する国家試験です。(独立行政法人情報処理推進機構HPより抜粋)
当社では、新人研修として、入社後6か月間の研修を実施しています。その後、全員が情報処理技術者試験の試験区分のひとつである「基本情報技術者試験」の合格を目指します。「基本情報技術者試験」は「ITエンジニアの登竜門」(独立行政法人情報処理推進機構HPより抜粋)との記載もあり、今回は当社でも最初の目標としている「基本情報技術者試験」に合格するために実施したことについてお伝えします。
まず前提として、現在の試験と私が受験した2018年の試験では、名称や出題カテゴリーの構成が少々異なるようです。午前・午後と呼称されていた試験は、科目A・科目Bという呼称に変わり、午後(科目B)は全問必答となっているなど、いくつかの変更があるようです。ただし、最新の過去問を久しぶりに見たところ、本質には変わりがないようでした。
「基本情報技術者試験」に合格するために実施したことの結論としては、過去問を繰り返し解くことが最も効果的でした。
午前(科目A)は、過去問が繰り返し出題される傾向が強いため、過去問の学習が非常に有効です。当時、午前(科目A)については、某ウェブサイトで気軽に過去問を解くことができたので、楽に学習できた印象があります。また、午後(科目B)の試験は、問題文に独特の癖があるため、実際に問題を解かなくても、問題文を読むだけで十分な効果がありました。
私は研修を受けていたという前提がありますが、全く知識がない場合はテキストからの学習が必要となるでしょう。その場合でも、過去問学習を主軸に置くことが合格への近道だと思います。
SEを目指している方や、これから受験を考えている方、あるいは試験の存在を初めて知った方など、さまざまな状況があるかと思いますが、皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。