株式会社JR東海リテイリング・プラス

『旅と暮らしに ときめきの ひとときを』をコーポレートスローガンとして掲げる当社。旅行で駅や列車を利用される方の「旅」や、沿線にお住まいの方の「暮らし」に向けて、心ときめく豊かな時間をプラスしたいという想いによるものです。そのために必要なのは、ホスピタリティとお客様が求める商品やサービスを追求すること。たとえば、旧・東海キヨスクの名産品の仕入れ力と、旧JR東海パッセンジャーズの駅弁などの食品製造力に創造力をプラスして、これまで以上に美味しい商品を提供。あるいは両社の店舗を集約して大型化することで、1つの店舗で買い物が完結するように変えていくなど、お客様の利便性の向上を図っていきます。

ストア事業、FC・ライセンス事業、新幹線車内サービス事業、製造事業の4つを柱に7つの事業を展開しています。ストア事業ではエキナカで多彩な294店舗を運営。お土産は約670社・約8,000種類を取り扱い、弁当やおにぎり、サンドイッチなどの日配品は1日に約11万個を販売しています。FC事業ではスターバックスコーヒージャパン株式会社とライセンス契約、株式会社ユニクロと株式会社スープストックトーキョーとはフランチャイズ契約を締結。エキナカサービスを充実させるため、今後もFCライセンスの取得を拡大予定です。製造事業では、JR東海グループ内で唯一、自社工場を保有し、1日約3万2,000食を製造しています。

JR東海グループの一員である当社は、日本の大動脈とされる「東京―名古屋―新大阪」を結ぶJR東海道新幹線と各駅が営業エリアです。当社には、自然と人が集まるJR東海道新幹線の各駅のエキナカに出店できるという優位性があります。JR東海グループをバックボーンとし、こうした優位性を持つことが、大手企業とのフランチャイズ契約・ライセンス契約の実現につながっています。当社には安定した事業基盤のもと、合併によるシナジー効果を活かしながら、時代のニーズや環境の変化をチャンスとして、チャレンジできる環境があります。これからもスピード感のある経営を行い、新しい商品やサービスを創造していきます。