株式会社ホニック

私たちは当初、様々な電気制御システムの製作を請け負っていました。その中で段ボールの製造・管理技術の難しさや特殊性に着目し、それまでの事業で培った技術力を基本に、特異性の高い段ボールという分野に特化した製品開発に挑戦し続け、今日に至っています。大切な物を安全に収納するための段ボールには、高い完成度が必要です。しかし湿度の高い日本では、製造・管理の過程で水分による微妙な変形が生じやすく、完成度を高めるのは容易ではありません。私たちはそうした課題や問題を解消しながら段ボールを生産・管理できる20個以上もの特許技術の開発を達成しています。それらの技術が全国の大手・中小企業の工場で導入されています。

私たちはこれまで国内のみで事業を展開してきましたが、海外への進出も見据えており、発展著しいアジアではリアルタイムでそうした需要が生まれつつあります。生産活動が発展・成熟すると、より一層品質や安全性向上を求められるのが世界の産業に共通する傾向。この状況は、高い水準の外装、パッケージ製作に取り組んできた日本で技術を高めてきた私たちにとって大きなチャンス。新たな仲間となっていただく皆さんには、国内で活躍することは勿論、海外展開への中枢を担っていただくことを期待しています。

社員同士プライベートでも交流があったり、和気あいあいとした雰囲気のスタッフに共通しているのは、全員お互いに助け合い、育ててもらいながら成長してきたこと。工場長が新人につきっきりで技術指導する光景なども度々見られます。当社は小さな企業ですが、そのぶん結束しやすく、1人1人の中に互いを全員でフォローしていく「オール・フォア・ワン」の文化が自然に根付いてきました。もちろん会社も人材育成を強くバックアップ。国家資格のへの受験・取得に際しては手当を支給し、実務研修も頻繁に行っています。学ぶ意欲に全社一丸で応える。こうした風土の中、出身学部に関係なく優秀な技術者に育っています。