業種 |
化学
医薬品/商社(化学製品)/商社(医薬品)
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本社 |
三重
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★創業から150年、「ひまし油」一筋の化学メーカー★
ひまし油は植物由来であるため、人への安全性が高く、環境負荷も少ない。家庭用品をはじめ医療、船舶、自動車、建材、土木など多彩な分野において使用されています。私たちは、ひまし油の輸入・精製・脱臭を行い、高品質なひまし油の安定供給に貢献。また、安全で環境に優しい高機能・高性能なひまし油製品の創出にもチャレンジしています。
さまざまな植物由来の油脂はありますが、ひまし油の特徴は化学的な反応性に富んでいること。水酸基(-OH)と二重結合を持っており、工業用途で幅広く利用されてきました。当社の研究開発にて、水酸基の化学反応性、顔料や樹脂との高い親和性、そして天然素材ならではの安全性などを生かして、配合用素材、各種油剤原料、塗料・インキ用添加剤、ウレタン樹脂材料などの生成や測定、評価などを実施しています。100年以上ひまし油と向き合い、製品をつくり続けてきた経験と培ってきた基礎技術の蓄積を基に、応用することで新たな高機能製品を生み出しています。国内はもちろん中国、韓国、東南アジア、ヨーロッパなど世界各国へ展開されています。
伊藤製油は、2025年に設立80周年を迎える化学メーカーです。日本の「ひまし油」産業のパイオニアとして事業をスタートし、1980年代から「ひまし油」を原料とする工業用化成品の研究開発に注力をはじめ、研究開発型カンパニーとして、独自の唯一無二の技術を培ってきました。ひまし油由来の化成品は自動車分野から塗料分野、電材分野、インキ分野など様々な分野で活躍しています。今後も国内ひまし油取扱量No.1を誇るトップメーカーとして、高品質な「ひまし油」を安定的に提供するとともに、石油製品の代替となり得る天然資源「ひまし油」の可能性を信じて、より一層研究開発に取り組んでいきます。
まず1つ目に植物由来原料による【地球環境にやさしい】です。持続可能な社会へ向けて、ヒマシ油の持つ無限の可能性を信じて、研究開発を行っていきます。2つ目が【従業員にやさしい】です。月間の残業時間が約10時間以内、年間休日125日など充実した福利厚生制度など従業員の皆様が安心して長く働いていただける環境です。最後の3つ目が【地域社会にやさしい】です。経済産業省が選ぶ「平成21年度元気な中小企業300社」にも選ばれています。また、小中学校など地域教育への参画や地域のイベントへの協賛を積極的に行っております。地域の皆様と共に四日市市の発展に貢献しています。
事業内容 | ●ひまし油とその誘導体の製造販売
●ひまし油系機能性製品の開発および製造販売 当社ではインドで搾油されたひまし原油を輸入し、 精製・脱臭した精製ひまし油を日本国内へ広く供給しています。 また、ひまし油が持つ生分解性、耐水性、電気絶縁性などの 多彩な化学的特徴を生かした機能性製品を開発しており、 当社製品は植物由来の添加剤、潤滑油素材・ ウレタン樹脂用ポリオールとして、 医療、自動車、船舶、化粧品、建築、エレクトロニクスなどの 幅広い分野で利用されています。 |
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ひまし油とは | ひましは、ひまというアフリカ原産の植物の種子。
このひましを搾って得られる油が「ひまし油」です。 CO2を吸収して蓄えたひましを継続的・安定的に 利用することは、地球温暖化防止にも繋がるとして 注目が高まっています。 |
創業 | 1872年(明治5年) |
設立 | 1946年(昭和21年) |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 85名(2023年4月時点) |
売上高 | 114億円(2023年3月期実績) |
取締役会長 | 辻 定昭 |
代表取締役社長 | 片山 拓也 |
事業所 | 本社(工場・研究所)
〒510-0052 三重県四日市市末広町16-41 東京支店 〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目8-8 大星八重洲ビル7階 大阪支店 〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町 四丁目2-15 ヨドコウ第2ビル2階 |
沿革 | 1872年 創業
1946年 設立、植物油製造開始 1950年 東京出張所開設 1955年 大阪出張所開設 1976年 化成品第1工場完成稼働 1987年 研究所移設、機能拡充 1991年 化成品第2工場新設稼働 2001年 本社棟、研究所完成 2004年 中国上海に子会社設立 2008年 インド搾油メーカーと資本提携 2010年 化成品第3工場新設稼働 |
ホームページ | https://www.itoh-oilchem.co.jp/ |