これが私の仕事 |
無線装置用電源ユニットの部品選定。設計、試作、試験まで一貫して担当 現在私は、ある大手企業からの受託を受け、デジタル無線の基地局ラックの電源ユニットを設計しています。デジタル無線は通信会社、官公庁などが緊急性の高い通信を行う際に使用する重要なインフラですので、責任ある仕事だと思います。今回のプロジェクトは、電源ユニットで使用されている部品が古くなり生産中止となったため、その代替部品を選定して設計しなおすというもの。私は部品選定から詳細設計、図面作成(CADによる回路図面作成等)、評価用の試作品作成、試作評価までの全工程を任されており、今は部品の選定を行っている段階です。
私は学生のころからモノづくりが大好きだったので、一つの装置を仕様決めから試験まで一貫して作り上げていける今の仕事には、大きなやりがいを感じます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
若いころに経験したトラブル対応が現在の設計品質につながっている 過去の経験が、仕事に活きていると感じたときに喜びを感じました。
今までの仕事の中で最も印象的だったのは、20代のころに経験したある大規模装置の開発プロジェクト。お客様に納品した装置がうまく動作しなかったため、不具合解消のためチーム一丸となって調査・修理に当たりました。当時の私はまだ不具合調査の知識も乏しく、長時間にわたる検証作業にはかなり苦労しましたが、経験豊富な上司や先輩方に助けていただいたおかげで、何とか無事に再納品することができました。
この不具合調査を通して学んだのは、トラブルをあらかじめ防ぎ、設計品質を高めるためのノウハウ。過去の経験は、先輩から後輩へ伝えていくことで、継続的に仕事の質が向上していくのだなと肌で感じることができました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
学生時代から設計が好きで「人の役に立つものを設計したい」と思い入社 設計職で就職活動をしていました。その中でも当社に惹かれたのは「自由な社風」がある点です。選考中から感じており、入社を決めました。
実際に入社してからもギャップはなく、自由度は高いです。私が担当する設計業務においては個々の技術者に委ねられる裁量が大きいですね。「どんな部品を採用するか」「どんなふうに設計するか」など、自分で調査を行いながら進められます。裁量が大きい分、責任を持って仕事に取組む必要があることも実感しますが、とても働きやすい環境だと思いますね。 |
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これまでのキャリア |
・地域防災向けデジタル無線システム開発・設計
・公共無線システム 基地局設備開発
・TC型列車接近警報装置 状態表示装置開発・設計 |