本日も研修で学んだことについてお話していこうと思います。
午前の研修では引き続き、システム開発に関する研修を行いました。
本日の研修では、開発工程における「設計」の段階において気を付けるべき点や、よく用いられる図の種類、細部の決定に用いられる考え方などを学習しました。
「設計」の段階では、どのようにして発注者の求めるシステムを開発していくのかについて定義していきます。こうした設計の工程は、主に「基本設計」と「詳細設計」の二つに区別されます。「基本設計」は発注者に向けた内容を含んでおり、「詳細設計」は受注者であるベンダーに向けた内容を多く含んでいます。そのため、どちらもシステムの詳細についての設計を行いますが、注意すべき点や含まれる内容は大きく異なります。
「基本設計」ではシステムの外側の部分である、「システムの構成」や「画面」、「データの保存先」などを定義します。基本設計を定義する際には、お客様にシステムにおける全体の流れを理解していただけるよう、「入力」と「出力」の関係の可視化や外部装置との連携の有無、バッチ処理などの大規模なデータを扱う処理の実行タイミングなど、開発において諸要素を明確に定義することが大切です。
「詳細設計」ではシステムの詳細部分である「使用する言語」や「データベースなど他のシステムの使用の可否」、「データ構造」などの要素を定義します。詳細設計を定義する際には、開発チーム全体で統一されたイメージを持つことができるよう、処理に用いるデータの種類から、までを厳密に定義する必要があります。
設計における二つの工程において、上記の要素に注意しつつ厳密な設計を行うことが、発注者の求めるシステムを完成させるために重要な要素になります。
午後の研修では、最後のjavaの研修を行いました。
問題が進むにつれて継承関係が複雑化し、求められる処理の多さに頭を抱えることもありました。しかし、何とか本日中に問題をすべて解き終えることができました。
問題を用意してくださった先輩方や教えてくださった方々に感謝しつつ、この経験を糧に、自信をもって業務に取り組んでいきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
次回のブログもよろしくお願いいたします。