丸藤シートパイル株式会社

1926年の創業以来、重仮設の建材・資材の商社として都市の街づくりを支えてきた丸藤シートパイル。重仮設とは、基礎工事完了まで設置される仮設の構造物のことで、建設、土木工事には欠かせないものです。特に、当社は工事に先立って、地下空間をつくる「地下エンジニアリング」にノウハウをもつ企業。これまでも大手ゼネコン等の大規模プロジェクトに加わり、都内をはじめ、全国の大型施設の建設に関わってきました。近年では、重仮設の技術を活かし、震災・災害の復旧・復興事業にも尽力。地域のみなさまの暮らしを支えながら、企業理念である「社会貢献」の意思を貫いています。

当社は、関東大震災を機に、建築資材を取り扱うようになりました。当時、復興のために大量に輸入された鋼矢板（シートパイル）は、役目を終えるとスクラップにされていたのです。これをビジネスチャンスと捉えた創業者が独自の加修整備法を考案し、販売・リース事業をスタート。その後、シートパイル等の重仮設資材の販売・リースだけでなく、重仮設材を使用した設計や工事、コンサルティングも手掛け、建設会社の重仮設のパートナーとして実績を積み上げてきました。また、現在は全国に12の工場をもち、各現場の状況に合わせた重仮設材の加工などにも対応。仮設橋梁や独自工法などの開発にも取り組み、都市計画の礎を支えています。

「企業は人なり」と考える当社は、社員を何より大切にしています。例えば、建築・土木や重仮設工事の専門知識がなくても第一線で活躍できるように、約1年間の新入社員研修を用意。プロジェクトの際には部署を越えて意見交換をすることもあり、基礎工事や仮設工事に関する幅広い知識・ノウハウを吸収いただけます。また、社員のやりがいや向上心を応援するために、資格取得もバックアップ。営業職が土木施工管理技士を取得するなど、自身の業務に直接関係がなくても、目標とするキャリアに必要があれば全力で応援します。そして、社員全員に毎日いきいきと働いていただくために、働きやすい職場づくりへの取り組みにも注力しています。