タマノイ酢株式会社

タマノイ酢は、1907年創業。大阪府堺市に本社を置く、老舗お酢メーカーです。110年以上の長い歴史と伝統を受け継ぎながら、常に新しい挑戦を続けています。代表製品は、世界で初めての粉末酢「すしのこ」やビネガードリンクのパイオニア「はちみつ黒酢ダイエット」。市場を切り拓くクリエイティブなアイデアは、人と人とが関わり合える開放的なオフィスから生まれます。オフィス全体でのパソコンの数を減らし、部署間の仕切りをなくすことでコミュニケーションが活発になります。煮詰まった時は、社員専用スポーツジムで体を動かし、リフレッシュすることもできます。一人ひとりの自由な発想と個性を生かして、自分らしく働ける環境があります。

タマノイ酢の製品は日本だけでなく世界約40か国以上に流通しています。そのお酢づくりを支えるのは、奈良県大和郡山市にある自社工場。昭和工業団地に位置し、大和平野を流れる地下水を用いて、製品を生産しています。オートメーション化により省力無人化が進んだ工場で、24時間・365日稼働が可能です。2018年にはFSSC22000認証も取得し、世界基準で安全かつ高品質な製品を生産する高度な技術力が保証されています。

タマノイ酢が大切にしているテーマは、「社員一人ひとりの成長と自立」。社員の成長は、会社が成長する上で欠かせません。例えば営業では個人ノルマがなく、チームとして共通の目標に向かって協力して働きます。また、キャリア開発として、専門性にこだわらずに職務を経験することができるため、個人の可能性を広げ、個性を発揮できる環境があります。こうした社員の成長と自立を促すユニークな働き方は、タマノイ酢の文化として定着しています。会社独自の研修や人材育成制度は大学の研究対象にもなり、研究成果が学会発表・書籍化されるなど高い評価を受けています。