業種 |
農林
食品/商社(食料品)/教育関連/不動産
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本社 |
奈良
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創業104年の当社は、食の根源である野菜の「タネ」の研究開発を行い、世界の豊かな食生活を支える使命を担っています。種の開発から生産、販売まで行い、生産者や流通、加工、消費者の多様なニーズに応じた商品を開発。国内だけでなく海外にも展開し、グローバルに事業を進める野菜の「タネ」のメーカーです。
大正11年、オランダから輸入したチューリップの球根の販売に始まり、園芸普及のためのカタログ販売、戦後は野菜の品種改良と種苗の安定供給を行う企業として、私たちは常に「農」に向き合い歩んできました。昭和35年には縞皮の大玉スイカ品種「縞王」を発表して市場のトップシェアを獲得し、全国どこでも気軽に家庭でスイカを楽しむ文化を定着させるに至ります。創業以来104年、私たちは「誰もやらないことをやる」という創業者の理念を引き継ぎながら、常に新たな視点と柔軟な思考で挑戦し続けています。「農」から「食」「教育」「街づくり」など異なる領域への展開も視野に入れ、持続可能な未来のため、次の100年を進んでいます。
当社では働き方やサポート体制が充実しており、社員が成長しやすい環境を整えています。営業部門では、入社後約1年間の農場や現場研修を行い、自社商品や栽培についてしっかり学んだ後、先輩社員とともに取引先への営業がスタート。開発部門では、一人前になるために約3年間、先輩社員にサポートを受けながら知識を深めていただきます。通販部門では、約半年の研修期間で先輩からのレクチャーを通じて業務をしっかりと習得してもらいます。また、人事評価制度を整備し、年2回の上長との人事面談を実施することで、社員の成長をサポートし、働きやすい職場づくりを進めています。
私たちの仕事は、誰かの協力なしには成し遂げられません。だからこそ、私たちはやる気をもって、周りを大切にする方と働きたいと思っています。そしてぜひ、仕事を楽しみ、どんどん挑戦してほしいです。失敗しても大丈夫!チャレンジする姿勢を私たちは歓迎します。ゆくゆくは、あなたのアイデアで新しい事業を立ち上げることも!あなたの挑戦が次の100年を切り開く力になります。共に学び、成長し、未来の「食」を支える新しい価値を創り上げていきましょう。あなたの力をお待ちしています!
昨年度の採用情報 | 昨年度の採用情報は以下のURLよりご確認ください。
https://job.rikunabi.com/2025/company/r310092094/employ/ |
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事業内容 | ●オリジナルブランド野菜の育種研究開発と種子生産及び国内外取引先への卸販売
●花き球根、花木苗、宿根草苗、野菜や草花の種子、園芸資材などの国内通信販売 ●大和農園グループの経理・総務・労務・建物管理 |
事業紹介 | <育種・品種開発>
1920年の創業から蓄積された育種技術と研究実績を活かし、 常に時代のニーズに合わせた新品種の育成に取り組んでいます。 近年では、気候変動に対する生産ニーズや、 健康志向などの消費ニーズが話題に挙がりますが それらをいち早く育種開発に取り入れ、 常に最先端の商品展開が可能となるよう、日々情報収集と研究を行っています。 多くの品目を扱う当グループですが 特にスイカ・キャベツなどの育種開発に注力しています。 各品目には担当ブリーダーがおり、営業マンとともに諸産地へ足を運び、 直接現場の声を聞くことで生産者のニーズを育種に生かしています。 また、小売部門との連携の中で、 末端消費者のニーズを吸い上げ、育種に反映させています。 こうして、新たな「大和農園ブランド」の種子が日々開発されています。 <生産・品質管理> 種子の生産は日本国内にとどまらず、世界各国で意欲的に繰り広げています。 生産過程では現地生産者と連絡を密に取り、 お客様にご満足いただける種子品質の維持と向上に取り組んでいます。 私たちが取り扱う種子は国内外の厳しい検査に合格することはもちろん、 社内で更に検査・選別・消毒を行い、お客様のご要望に応えうる品質の種子を 提供できるよう努めています。 <卸売> 国内では種苗店や農協、出荷組合などに足を運び、 その土地のニーズに合わせた品種のご提案をしています。 さらに、新しい産地づくりのお手伝いや、技術指導、流通情報の提供など 多岐にわたる活動を展開しています。 充実した栽培資料とともに、全国各地で生産者の 皆様を対象とした講習会を開くなど 生産者の皆様に「大和農園ブランド」の種子の魅力を伝え、 よりよい営農活動の助けとなる品種をご提案しています。 海外では世界中のお客様からの注文に応え、 消費される国による異なったニーズに対応しうるよう、 世界各地域での品種適正試験を行い、必要とされる品種を 開発・販売、アフターケアをしています。 <通信販売> 大和農園グループは、今では一般的になった通信販売システムをいち早く構築し、 種苗業界に導入した先駆者的存在の一つです。 通信販売事業部では野菜・草花種子、球根、苗、農業資材を始め、 多くの商品が掲載された通販カタログを春と秋の年2回、 会員様には園芸情報会報誌を年4回発行し日本中の園芸ファンにお送りしております。 2016年の6月からはインターネット通販サイト「大和農園オンラインショップ」がオープンし、 より注文しやすく幅広いお客様に楽しんでいただいています。 お客様に園芸をより身近に感じていただくために、 2014年の11月に立ち上げた通信販売部の公式ブログで園芸の魅力や 通信販売商品の情報をお客様へお届けしています。 また、ご注文いただいたお客様にご満足いただけるよう お客様からのご質問やご意見に誠実にお答えしています。 |
創業 | 1920年(大正9年)7月
株式会社大和農園ホールディングス 設立:1934(昭和9)年7月 株式会社大和農園 設立:1969(昭和44)年6月 |
資本金 | 1億1000万円(グループ合計) |
従業員数 | 75名 |
売上高 | 非公開 |
代表者 | 代表取締役社長 吉田 睦 |
事業所 | 日本本社/奈良県天理市平等坊町110
中国オフィス/大連市西崗区中山路147 韓国オフィス/京畿道水原市八達区仁渓洞939 |
沿革 | 1920年
吉田 光治により大和農園 創業 1922年 オランダよりチューリップなど西洋球根の 原種を直輸入し拡大生産販売開始。 1934年 法人改組 株式会社大和農園設立。 種苗園芸通信販売システム部門設置。 1946年 種苗及び球根カタログ発行。 1949年 海外業務拡充につき外国部設置。 1956年 国内業務拡大につき外商営業システム開始。 1957年 「天理交配種」の相つぐ発表で注目を集め、 オリジナルブランドとしての確固たる地位を確立する。 1960年 大ヒット商品、大玉スイカ「縞王」が誕生。 1969年 業務拡大発展に伴い、株式会社大和農園を8社に分社 大和農園グループとして新しいスタートを切る。 1976年 研究拡充により、研究ガラス棟の増設設置拡充開始。 1978年 育種研究拡充により佐保庄研究農場増設。 1979年 各会社業務拡大につき新館社屋完成。 1983年 植物バイオテクノロジー研究開始につき、基礎研究棟設置。 1987年 育種研究拡充に伴い、社内研究農場拡張増設。 2001年 海外業務拡充につき、 中国・遼寧省に事務所開設。 2006年 韓国 水原に連絡事務所開設。 2016年 インターネット通販サイト「大和農園オンラインショップ」をオープン。 2019年 吉田睦 株式会社大和農園4代目の代表取締役社長に就任。 2023年 天理市と株式会社大和農園が包括連携協定を締結。 |
近年の新製品事例 | ●ハウス~トンネル栽培向けで低温期の着果性・伸長性・
肥大性に優れた、すいかの新品種『春爽赤』。 ●収穫が7~8月の盛夏期露地栽培向きで暑さにバテず、 ウルミにくい、すいかの新品種『夏爽赤』。 ●湿害に強く、倒れにくく、根こぶ病に耐病性を持ち、裂球遅く在圃性に優れ、 扁平形でそろいの良い業務加工用にも適するキャベツの新品種『翠緑』。 ●異常な気候変動に適応した「栽培性の高さ」とブロックカットにも対応可能な 「青果品質の高さ」を実現した大玉スイカの新品種『あかつき』。 ●大玉スイカのような硬肉で強いシャリ感があり、棚もち性に非常に優れる 小玉スイカの新品種 『いつつぼし』。 |