今回は和光会グループの「ナーシングケア加納(特別養護老人ホーム)」で勤務する管理栄養士の働きを紹介させていただきます。
さて、皆さんは「管理栄養士の仕事」と聞いて、どのような仕事内容を思い浮かべますか?
管理栄養士の主な仕事は、ご利用者さんの状態を把握し、提供する食事内容を検討する“栄養管理”と、献立を作成する“給食管理”の2つに大きく分けられます。
今回は、献立作成の「行事食」についてご紹介します。
ナーシングケア加納では、「七夕」や「ひな祭り」などの季節の行事食のほか、
「寿司の日」や「サンドウィッチの日」、薬膳料理の日など、
毎月1回、特別なメニューを取り入れています。
ご利用者に食事の時間を楽しみにしていただき、生活の中で彩りや季節を感じていただけるよう、心を込めてメニューを立案しています。
6月の薬膳料理の日には、茗荷が入った酢の物や枝豆のすり流し汁など、
夏の訪れを感じるメニューを提供しました♪
ユニットには、このようなお品書きを配布し、メニューや食材の特徴も記載しています。
食事中にはスタッフが「今日は薬膳の日ですよ」などと声をかけながら食事介助を行い、
普段よりもご利用者の箸の進みが良くなる様子が見られました。
最近は食材費の高騰が大きな影響を与えていますが、薬膳料理の日にしか提供できないメニューや食材も多いため、先輩スタッフと相談し、知恵を絞りながらやりくりしています!