
今年入社3年目になる営業、平尾。電話の声色やメールの文面からも、にこにこ笑う表情が見えてくるような、SRCの中でもほんわか愛されキャラの一人です。そんな彼女は、営業職に絞って就職活動をしていたわけではなかったそう。
「私、人と話すことがすごく好きなんです。だから、会話する機会が常にある仕事がいいなと思っていて。人材業界なら自分が知らない業界・職種全般に関われるし、学ぶ機会が多そうなのが面白そうだなって。スキルも経験も何もない自分でも、お客様に寄り添って提案する企画営業ならできるような気がしたんです」
そんなきっかけでSRCの営業として社会人生活をスタート。
お客様と関わる中で大切にしていることにも、平尾らしさが表れています。
「心掛けているのは、やっぱり会話を楽しむこと。色んな業界、色んな人がいて、時には自分の苦手なタイプの方もいらっしゃるんですけど。そういう方とお話しできる機会は仕事しかないと思うので。でも、カチカチのビジネストークはしたくないんです。アイスブレイクともまた違って、人と人として、普通に話したいなって。何気ない会話で自分と共通点が見つかれば、その話を広げてみたり。そうすると、苦手かもと思っていた方が、実はすごくお話し好きな方だったり、怖そうと思っていた方がすごく優しい方だったり。相手の方と会話を楽しむことで、第一印象とは違う新しい一面が見えて、こういう方もいるんだ!と思える仕事なんです」
つい最近は、入社間もない頃から担当するお客様に「平尾さんだから求人広告をお願いしている」といった感謝の言葉を綴った温かいメールを頂いたのだとか。どんな風に関係を築いてきたのか聞いてみると、意外な答えが返ってきました。
「他代理店で色んな求人媒体を利用しているお客様だったので、他社とどう差をつけるかを考えました。自分の人柄で勝負、とも考えたんですが、人柄を知ってもらうには時間がかかるし、知ってもらえたとして、合うか合わないかは分からない。だから、データをベースに資料を準備して、掲載のたびに相場と比較した結果を説明しながら提案を繰り返しました。すると、すごく喜んでもらえて。正直、データを元にした提案って苦手なんですよ。私は感情型の営業スタイルなので。でも、お客様のことをしっかり考えていると伝えるには、データを用意するのが1番かなって思ったんです」
お客様に何が求められているのか、しっかり汲み取りながら寄り添い方を模索する彼女は、時には自分の強みではなく、あえて苦手な分野にも果敢にチャレンジして信頼を築いているようです。会話を楽しむ平尾らしい営業スタイルに、新しい引き出しがどんどん加わって、今ではたくさんのお客様に「平尾さんだから」と言われる、特別な存在になっています。
彼女にとって、SRCは今、どんな会社なのでしょうか。
「“人のため”というスタンスをすごく感じる会社です。私はガツガツ稼ぎたい気持ちはなくて、自分の提案でお客様に寄り添う、採用成功まで伴走できるのがいいなと思っています。その気持ちは就活をしていた頃から変わっていません。それに、管理職でも女性がたくさん活躍しているし、上下関係の壁も感じない。同期たちも外面を被っている感じがしなくて、普通に素で話せるんです。お昼を一緒に食べたり、金曜の仕事終わりに飲みに行ったり。プライベートでも出掛けまくるくらい仲が良い。居心地がいい。それってたぶん、同じようなことを大切に考えている仲間が集まっているからじゃないかなって思います」