これが私の仕事 |
薬の処方設計から生産現場への引き継ぎまでの業務 仕事の主な流れは、まず研究室での薬の試作品づくり、次に試作品を生産現場で量産化できるようにするための工業化検討です。試作品の作製に際しては、飲みやすく、かつ安くお客様に提供できるように処方設計することはもちろんのこと、生産現場担当者の負担をなるべく軽減できるように、より生産しやすい方法を考えることも必要となります。従って、医薬品の決められた規格の中で、お客様と生産担当者に納得して頂けるような処方設計をすることはとても難しく、日々考えながら試行錯誤して試作品を作っています。現在は案件が決まってからの範囲で業務を行っていますが、ゆくゆくは営業の方に同行して、お客様に案件の提案をするところから、すべての工程に携わりたいと考えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分で処方設計した薬が、うまく工業化できたとき。 納期が決められているので、試作品は1週間からどれだけ遅くても1カ月以内には完成させなければいけません。次に試験担当者が作製した試作品の品質が担保できるかどうかを約半年に掛けて検証するのと並行して、私は工業化の検討を行います。研究室のラボ機では作製できたものでも、生産機ではうまく作れない事もあります。そのような処方を、試行錯誤を重ね量産にこぎつけた時は、これまでの努力が報われたような大きな達成感を感じることができ、喜びもひとしおです。
その他にも、生産ラインの中で作業しづらい工程があり、その工程を簡素化し同じ製品が作れるように出来た時、生産現場担当者に感謝されたことも非常にうれしかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
やりたかった研究開発の仕事だったこと、人を大切にする雰囲気を感じた。 人の生活/健康に直結する仕事に興味があり、「自分が開発したもので世の中の人に貢献したい」と想っていました。就職活動の始めの頃は、身近な食品関連の研究職を重点的に探していましたが、より健康というキーワードに密接している医薬品業界も調べるようになり、当社を見つけました。説明会は既に終わっていたのですが、履歴書送付で選考に参加できるということで、急いで履歴書を送ったのを覚えています。一次面接から社長が熱く語ってくださり「熱い人だな、採用に力を入れているんだな」と感じました。面接中だけではなく待ち時間の間でも質問に答えて頂くなど、丁寧に対応してもらえたことも印象に残っています。内定が出た時は他社と迷いましたが、研究開発職で内定がもらえたことと、人を大事にする雰囲気を感じられたので、入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
開発職入社 → 生産部製造課で現場研修 → 研究開発部開発課 → 研究開発部開発1課主任 → 研究開発部係長 (入社12年目) |